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カンヌ映画祭2022がはじまった

どうも。

いよいよ始まりましたね。

はい。カンヌ映画祭のことです。ここ2年、コロナの影響で不規則な開催を余儀なくされていましたが、今年は3年ぶりに通常の開催です。

 カンヌの出展する映画で話題作はかなりその年の世界の映画界をリードするので僕もすごく毎年楽しみなんですけど、今年、パルムドールを争う映画を、僕の知っている限り、まずはご紹介しましょう。

まずはデヴィッド・クローネンバーグ監督の「Crimes Of The Future」。80年代から鬼才と言われながら無冠のイメージが強いクローネンバーグですが、クリステン・スチュワート主演のこのミステリーで何か起こるか。

続いてはジェイムス・グレイ監督の「Armageddon Time」。作品評価が高いのになぜかビッグネームになれないグレイ監督ですが、アンソニー・ホプキンス、アン・ハサウェイのこのドラマでオスカーを狙えるようなことが起こるか。

日本からは「万引き家族」えパルムドールを受賞した是枝裕和監督が「ブローカー」でエントリー。ただ、今回は韓国映画扱いで出演もソンガンホなど、韓国の役者です。

韓国といえば、鬼才パク・チャヌクも今回参加しています。「Decision To Leave」。チャヌク監督のカンヌ参加は、あの物議をかもしまくった「お嬢さん」以来。今度はどうなんでしょう。

フランスの女性の巨匠クレール・ドゥニはアンディー・マクダウェルの娘さんでネットフリックスのドラマ「Maid」で当てたマーガレット・クォリーを主演にした「The Stars At Noon」で入ってきています。

アイルランド映画「God's Creature」では、ネットフリックス映画「ロスト・ドーター」の演技で注目された人で、現在大人気のアメリカのフォークロックシンガー、フィービー・ブリッジャーズのフィアンセでもあるポール・メスカルが、名女優エミリー・ワトソンとの親子役で共演しています。

その他、アメリカのインディ映画のカリスマ女性監督がミッシェル・ウィリアムス主演の「Showing Up」、フランスの人気監督アルノー・デプレシャンがマリオン・コティヤール主演の「Brother And Sister」、ポーランド伝説の監督イェルジー・スコリモフスキーが「Eo」、「4年と3週間と2日」で2007年にパルムドールを受賞したカンヌ常連監督、ルーマニアのクリストファー・ミンジウが「R.M.N」、「フレンチアルプスで起きたこと」「ザ・スクエア 思いやりの領域」のスウェーデンのルーベン・オストルンドが「Triangle Of Sadness」、カンヌ常連のベルギーのダルデンヌ兄弟が「Tori And Lokita」で参加しています。



これは注目作ですね。グラマラスなミュージカル映画の鬼才バズ・ラーマン監督が手がけた、エルヴィス・プレスリーの伝記映画、その名も「Elvis」が上映されます。

また、「マッドマックス」の巨匠ジョージ・ミラーの新作「Three Thousand years Of Longing」もプレミアがあります。主演がティルダ・スウィントンにイドリス・エルバというのもポイント高いです。


そして間もなく全世界公開されます「トップガン マーヴェリック」もここで一足早く披露されます。

カンヌは来週末まで続いて、28日に結果発表のはず。ちょうどチャンピオンズ・リーグの決勝がある頃ですね。さあ、どうなるか。

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