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最新全英チャート(22/04/29~05/06)

どうも。

では、全英チャート、行きましょう。

SINGLES
1(1)As It Was/Harry Styles
2(2)First Class/Jack Harlow
3(3)Go/Cat Burns
4(15)About Damn Time/Lizzo
5(4)Starlight/Dave
6(5)Baby/Aitch feat Ashanti
7(6)Peru/Fireboy DML feat Ed Sheeran
8(9)Wait For U/Future feat Drake & Tems
9(7)Bam Bam/Camila Cabello feat Ed Sheeran
10(9)Where Did You Go/Jax Jonas feat MNEK

ハリー、6週目の1位です。

全体変わってませんが、リゾのニュー・シングルがトップ10に入ってきましたね。

いつものことですけど、1979年くらいのブラコン聞いてる気になりますね。シティポップ・リバイバルの代表的存在なんじゃないかな、今。

では、アルバムに行きましょう。

ALBUM
1(-)WE/Arcade Fire
2(-)How To Let Go/Sigrid
3(-)Alpha Place/Knucks
4(-)Come Home The Kids Miss You/Jack Harlow
5(5)=/Ed Sheeran
6(3)Between Us/Little Mix
7(-)Happiness Not Included/Soft Cell
8(-)A Bit Of Previous/Belle & Sebastian
9(-)Back From The Dead/Halestrorm
10(8)Sour/Olivia Rodrigo

初登場があまりに多いので入ってきたものを一気に紹介しましょう。

1位初登場はアーケイド・ファイア。2位初登場はシグリッド。3位初登場はUKラッパーのナックス。4位にはジャック・ハーロウ。7位には懐かしいですね、80sシンセポップのソフトセル。8位にはベル&セバスチャン。9位には女性ハードロッカーのヘイルストームが入ってきました。

では、この中から4つほどピックアップしましょうか。

アーケイド・ファイア、約5年ぶりのアルバム。前作「Everything Now」が酷評され、そこからほとんど音沙汰なかったことからそれまでの時代の寵児の座からは落ちてしまった印象も拭えなかったんですけど、今回、2010年のグラミー賞で最優秀アルバムを受賞した「The Suburbs」以来の傑作との声も耳にしますね。

 ただ、僕は、その前の2作よりは良いことは認めつつも、あのオーケストラ的ダイナミズムが後退してしまったこと、もう実質、ウィンとレジーンの夫婦コンビのバンドになってしまったことに、「ああ、もう以前のようなものは期待できないんだな」と思ってテンションは下がってます。ごめんなさい。

2位のシグリッドですが、このアルバムは力作ですね。これまで「北欧のシンセポップの女の子」のイメージだったんですが、このアルバムで一気にロック、ソウル色を上げてソングライティングに幅と肉厚さが大幅に加わりましたね。特にBMTHとの異色の共演なんかもあったりして。彼女の同郷ノルウェーのオーロラとともに今後が楽しみです。

あの80年代を代表するシンセポップの名曲「Tainted Love」でおなじみのソフトセルも復活ですよ。新作としては20年ぶり、そして全英トップ10には39年ぶりに帰ってきました。この曲ではペットショップ・ボーイズがカムバックに華を添えています。

 デュラン・デュランにティアーズ・フォー・フィアーズに続いて・・・と言いたいところですが、その2組とはちょっと一緒にはならないかなあ。曲にキレがないのと、肝心なマーク・アーモンドの声がだいぶくたびれちゃった感じがして。健在ぶりは嬉しくはあるんですけどね。

ベルセバはこれで通算5枚目のトップ10。でも、これが自己最高タイの順位。8位が3枚なんです。なので「いつもの売れ方」ですね。

今回のアルバムなんですが、曲はいいんですが、ちょっと音楽的方向性がとっちらかりすぎて彼らにしては珍しく統一感のないアルバムになってますね。意図的なのかもしれないですが、もう少し芯になるものがあったほうがい気がしましたね。


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