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ヴェネツィア映画祭結果と最新全米映画興行成績(2019/09/06-9/08)

どうも。

なんと、「ジョーカー」、ヴェネツィア映画祭で大賞のゴールデン・ライオン、受賞してしまいましたね。評判が良いとは聞いていましたが、こういうアワードを制すための映画だとは思われてなかっただけに衝撃ですね。

逆に、ものすごく評判の良かったノア・バウムバックの「Mariage Story」、スティーヴン・ソダーバーグ監督でメリル・ストリープ主演の「The Laundromat」、ジェイムス・グレイ監督でブラッド・ピット主演の「アド・アストラ」が無冠に終わりました。

また

「ワンハリ」効果で再度注目度の上がったロマン・ポランスキー(彼自身の役もありましたからね)が新作「A Officerr And A Spy」、これフランス映画扱いなんですが、これが審査員特別賞受賞ですね。もう85歳なんですけど、すごいですよね。

では、全米映画興行成績、行きましょう。

1(-)It Chapter Two

2(1)Angel Has Fallen
3(2)Good Boys
4(3)
The Lion King (2019)
5(5)Overcomer
6(4)
Fast & Furious Presents Hobbs & Shaw
7(12)The Peanut Butter Falcon

8(7)Scary Stories To Tell In The Dark
9(6)Ready Or Not
10(8)
Dora The Lost City Of Gold

初登場で1位は「It Chapter Two」。スティーヴン・キングの名作ホラー小説の、一昨年のものが前半部、オリジナルの小説で50年代なんですが、映画で1989年。今回は、小説80年代だった後半部が現在になっています。

子供達は成長して、それぞれジェシカ・チャステイン、ジェイムス・マッカヴォイ、ビル・ヘイダーなど、かなり実力派のいい役者さんが演じています。

これ、興行は抜群です。9100万ドル。もう少しで1億ドル突破でした。

ただ、評価が思ったほどピリッとしないんですよMetacriticで58点、Rottentomatoesで65点。批評的にも大絶賛だった前半部と比べるとちょっと弱いですけどね。僕は今週末に観に行きます。

拡大公開で7位に入ってきたのは「The Peanut Butter Falcon」。

これは施設を抜け出したレスラー希望のダウン症の少年の青春ロードムーヴィー。その道中に、シャイア・ラバフ扮するならず者と、ダコタ・ジョンソン扮する施設の看護婦が加わる、というものです。

面白そうなプロットラインだなと思っていたら、やはり評判いいようでsMetacriticで69点、Rottentomatoesで95点。公開されたら見に行きたいですね。主演のラバフは本当にトラブルメイカーで、これも彼の泥水の末にやった乱行が元で公開が危ぶまれていたらしいですね。

さて来週ですが、2014年にピューリッツァー賞も受賞した名作文学の映画化作「Gold Finch」が公開されます。主人公を演じるのは「ベイビードライバー」のアンセル・エルゴート。あまり評判を聞かないのが気になりますが、こちらのトレイラーでシメましょう。



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