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ストーンズ、まさかの1位返り咲き!最新全英チャート(23/12/15-12/21)

どうも。

では、全英チャート、行きましょう。

SINGLES 
1(5)Last Christmas/Wham!
2(10)You're Christmas To Me/Sam Ryder
3(3)All I Want For Christmas Is You/Mariah Carey
4(2)Stick Season/Noah Kahan
5(6)Merry Christmas/Ed Sheeran & Elton John
6(5)Fairytale Of New York/Pogues feat Kirsty Maccoll
7(7)Rockin Around The Christmas Tree/Brenda Lee
8(4)Loving On Me/Jack Harlow
9(8)It's Beginning To Look A Lot Like/Michael Bublé
10(12)Merry Christmas Everyone/Shakin Stevens 

ワム!の「ラスト・クリスマス」、足かけ39年でついに全英1位を獲得しました!

これ意外でしょ?これには理由がありまして

「ラスト・クリスマス」が出た時ですね、一大チャリティ・シングル「Do They Know Its Chrismas」が同時に出まして、あの当時はこっちの曲の方が強くて、「ラスト・クリスマス」、ずっと2位のままチャート落ちてたんですよね。

ただ、「Do They Know Its Chrismas」が定期的にカバーされるたびに評判落としたり、人々がもっと冷静になって「アフリカの人だって、クリスマスくらい知ってるだろう。そういうことを思うのはヨーロッパの人たちの思い上がりだろう」なんて世論が出始めて人気落としちゃったんですよね。
それでこっちはあんまりもう、クリスマス・シーズンにはヒットしなくなって。

逆にワム!の場合はシンプルな失恋ソングで共感ずっとされる感じで愛されてきました。

近年では、このロマンティック・コメディの影響もあり人気が浮上。
世界的にマライアの曲のトップ争いをするくらいまで人気上がってます。

今回、今は亡きジョージ・マイケルの分までアンドリュー・リッジリーが記念の1位の盾をもらいました。「ジョージはクリスマスに1位にするべくしてあの曲を書いたんだ。やっと叶った。喜んでくれてると思う」と、アンドリューは語っています。

では、アルバムに行きましょう。

ALBUM
1(6)Hackney Diamonds/Rolling Stones
2(2)Christmas/Michael Buble
3(4)1989(Taylor's Version)/Taylor Swift
4(3)Pink Friday 2/Nicki Minaj
5(15)Christmas/Cher
6(10)Stick Season/Noah Kahan
7(8)GUTS/Olivia Rodrigo
8(19)Jewels Of Romance/André Rieu
9(7)The Highlights/The Weeknd
10(11)Curtain Call-The Hits/Eminem
 

なんと1位はストーンズ!聞いてみましょう。

先行シングルの「Angry」は今すごく人気の女優さんシドニー・スウィーニーをMVで使って、ちょっとセクシーな感じで作っちゃったもんだから、デーモン・アルバーンに最低のセンスとお咎めを受けましたが、今回の曲はニコラス・ホルトを起用していますね。

しかし、ストーンズ、これすごいのは、チャートイン9週目にして1位取り返したことですよ!ロックバンドで今時、ないですよ、こんなチャート・アクション!

この間、1回もトップ10から落ちてないんですよ。チャート・アクションどんなだったかというと、10/28のチャートで初登場1位になった後、1→3→4→8→4→3→5→6→1と言う流れです。

 ちょっと予感はあったんですよね。というのは、最近、ロックの初登場1位だと翌週にはトップ10圏外が珍しくないのに、3位までしか落ちなかった。その後、8位まで下がってたのに3位まで再浮上したの位も知ってました。「これ、どういうこと?」と思っていたら、なんと今週1位というね。

 で、さらに調べたらですね、これ、イギリスだけじゃなくて、ドイツでもオランダでも今週1位なんですって!

 さらに調べたら、スイスやオーストリア、フランスでも今週トップ10入ってるんですよね。その他の国でもまだ40位以下には落ちてないんですよ。なんなんでしょう。ヨーロッパの中高年の間で、ストーンズがブームなのかもしれません。。

チャートで高くなる要因としてフィジカルの購買が考えられ、それがイギリスのチャートで延々上位に入ってるエルトン・ジョンやフリートウッド・マックのベスト盤の売り上げ支えてるんですけど、とうとう新作でそれが及んだのでしょうか。それくらいしか理由思いつかないんですけど、もし僕のこの推理が正しかったら、かなりのヒットになる可能性がありますね。






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