見出し画像

がんばれ、ロックフェス! ロラパルーザ南米は延期日程決定にフジロックはラインナップ発表。

どうも。

前から言っていた、ロラパルーザのサンパウロを含む、ブラジル、アルゼンチン、チリの南米3点フェスですが、正式に「延期」が決まりました。

11月最後の週末にチリとアルゼンチン、そして、上にも書いてますけど、12月4、5、6日の3日間がブラジル、です。

これ、僕のツイッターでも話題になったんですけど、「よく、そこまでの大型フェスが延期することができたね」という声を聞きます。僕も驚きました。

これ、こっちでも驚かれたんですよ。12日にチリとアルゼンチンが延期を発表。その時は「10月にできれば」とアルゼンチンだったかな。声明を出してて、ブラジルだけ発表なかったんですね。

「ああ、そうは言うけど、きついのかな」とみんな思ってたら、13日の夕方、ブラジルが突如、この告知。「延期します」と言った、たった1日後に、日程決定でいきなり発表となった訳です。

これ、今回僕らも学んだんですけど、彼らが「延期できる」と踏んだ理由が大胆なんです。

3日間のヘッドライナーがオッケーしたから、延期できる!


「すごい考え方だな」と思ったけど、確かに理にはかなってるんですよね、これ。「フェスでみんなが一番見たいのはヘッドライナー」。これは確かです。で、「それさえ機能すれば、最低、その3組だけであってもフェスはできるだろう」。確かにそうです。

だって、「延期日程は8ヶ月先」。もう、ヘッドライナーに苦慮することはないんだから、あとは彼らのキャンセル防止と、残りのアクトの出演確定。仮に誰かしらキャンセルが出ても、まだ時間があるんだから、代理を選ぶことはできるだろう。

なるほどな〜、と思いましたね。普通、「出演者みんなの納得をもって」と考えがちじゃないですか。だから、「延期できるか、できないか」で悶々とするものなんですけど、要点だけを斬新に切り取って考えれば解決は早いし、理にも叶う。すごいなあ、って感じです。南米人の機転の早さにリスペクト。そして、延期日程を承諾してくれたガンズ&ローゼズ、トラヴィス・スコット、ザ・ストロークスの3組に感謝です。

そして今日、日本では、この発表でしたね。

はい!フジロックの発表です!

こちらは、ロラの南米みたいに延期ではなく、オリンピックの都合で通常より開催が後ろに倒れた感じですけど、こうやって無事に開催を発表されましたね。嬉しいものです。

しかも、ラインナップ、いいじゃないですか!上の方だけじゃなく、下の方まで楽しみなの、詰まってて。フォンテーンズDCなんて、めちゃくちゃ羨ましいですよ。

そして、ロラ南米にもフジにも出ますよね、この人たちが。

画像1

ストロークスが!


もう、彼らには、2010年代、作品だけじゃなく、ライブに臨む態度の時点でさっぱりだった(2回も泥酔ライブ、見せられたら、そりゃね、苦笑)ことの汚名返上と、今、世界中の音楽ファン、フェス・ゴーワーがフェスの中止、延期に仰いでいるわけです。それに対する責任感を感じさせるピリっとしたライブを期待したいものです。

とにかく今は全世界的に変な時期ですけど、つまらないなりになんとか耐え忍んで、フェスでの発散につなげたいものです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?