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ビートルズ最後の新曲、「Now And Then」、出た!

どうも。

とうとう出ましたね。

ビートルズの、最後の新曲です、「Now And Then」。これは10日に新規リリースの、彼らの定番ベスト盤、「青盤」に追加される曲です。

これのいきさつは

このショート・ドキュメンタリーで触れられてます。これは、彼らが1994年から95年にかけてアンソロジーを編纂したさい、ジョン・レノンが生前残したデモに存在した曲なんですね。あの当時は「Free As A Bird」と「Real Love」が発表されたわけですが、その時にこの曲も着手してたんですって。でも、ジョンのデモの問題でヴォーカル音量に問題があって、そこをあげようとするとピアノも同時に上がってしまってどうにもできなかったんですって。

それで製作を諦めていたら2001年にジョージが他界。それで頓挫していました。ところが「Get Back」のドキュメンタリー製作時に監督のピーター・ジャクソンが音を分離する方法が作られたことを教えられ、それでヴォーカルとピアノが分離できたんですって。ポール曰く「そういう最新のテクノロジーに関してはジョンはすぐに試したがる人。きっとよろこんでくれるはずだ」と改めて着手。さらにジョージが1995年にトライしたさいに試みたギターのパートを足してあるとのこと。

話をここまできいて、僕は泣いてしまいました。時をかけた、美しい友情物語じゃないですか。当人同士だからわかる呼吸ってあるものですよ。

で、最新の加工をほどこしたところ、これ、すごくオアシスに似てもいて!これで改めて「今日的にビートルズをやろうとしたらオアシスになってしまうということだったんだな」と改めて思い、なぜオアシスが必要だったのかもわかったような気がしました。

ビートルズに関しては、あと、二三言いたいこともあるので、また後日に。今はただ、この曲を堪能したいところです。

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