見出し画像

1〜3月のTop10、あと1枠!

どうも。

すみません。今日、本当は別のことを書くつもりだったんですけど、ちょっと細かく書こうとしたら時間なくなっちゃったので、ちょっとそちらは延期しますね。中止にならなきゃいいけど。

そして、毎年恒例の「1〜3月のTop10」の方、この週末にも発表しますが、もう9枚は揃ってます。ただ、残り1枚をめぐって、4枚で争っている感じです。で、この4枚が全部女性アーティストなんですよ(笑)。そこんとこが昨今らしいかなと。

で、

出たばかりのビリー・アイリッシュのデビュー・アルバム「When We All Fall Asleep Where Do We Go」ですけど、

最高です!!

なんか、一般の人、アメリカの中途半端なインディ・キッズがレヴュー投稿して一生懸命点数下げようとかしてる姿、あまりにも予想通りで笑っちゃうんですけど、これはやはり天才的な作品だし、思春期の子供にとっては心の影の部分には飛び込んで来やすいタイプの作品だし、「通常のポップじゃ物足りない!」と思い始めるくらいの子が求める刺激としては丁度いい立ち位置にある作品だと思うんですよね。で、いつの世も、結局はそういう作品がカリスマ的な支持を得て、シーンを次の位置に動かすんですよね。

デイヴ・グロールが彼女のことを「ニルヴァーナが浮上した頃のことを思い出させる」と実際に語っているんですけど、そのニュアンスは僕もすごくよくわかります。本当に、「シーンをドラスティックに動かす」くらいのことをやる作品って、「アンダーグラウンドでの年季の長さ」とか「音楽的蓄積がどうか」という次元じゃないんですよね。「若い、的確なわかりやすさ。でも、他と明らかに違う」感じであってね。そのことがわからずに、文句を言う人が多いのも、また、いつも通りです。「ソニック・ユースとかダイナソーJRの方がニルヴァーナより深い」みたいな物言いする人、あの当時もたくさんいましたけど、「そりゃ、ニルヴァーナとかビリー・アイリッシュより音楽造形深いかもしれないけど、それじゃキッズ全般やマスには響かないんだよ」。そういう理屈はいつの世にもあるものです。

ビリーに関しては、シングルが出た時に一回大きな記事にしたし、今度のTop10の際にももっと詳しく書くと思うので、またその時に。







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?