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全米に拡大したジョージ・フロイド事件に対する抗議デモ。アーティストも続々、声をあげる

どうも。

もう、僕が今さら語るまでもないと思いますが、このブログでも報じた、アメリカのミネソタ州での、白人警官が黒人男性のジョージ・フロイド氏の首の上にひざまづいて窒息死させた事件。今やアメリカ全土で広がっています。

まあねえ。中には暴動の混乱に乗じて、店に乱入して破壊行為を試みたり、怪我を負わせたりする行為もあるし、それらには然るべき行為を施してほしいとは思うんですけど、だからといって、人種差別的な考えを持った白人たちのトーンポリシング(論点ずらし)も「も、たいがいにしろ」というのは僕も前回ですでに書いていることでもありますし、向き合わないと行けない問題だと思います。トランプ氏の言うような「テロリストたちによる計画的犯罪」なんて反論は火に油を注ぐだけだと思います。

エンタメ界では

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ホールジーが自らデモに参加して、警察の放ったゴム弾を2発浴びた、という壮絶な話を聞いています。

また、

ジェイZがミネソタ州知事に電話して「正義が公正に行われない状況はどうにかしたほうがいい」と語ったとも言われています。

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ビリー・アイリッシュも「すべての人の命が大切(All Lives Matter)」というのは「いい加減にそういう詭弁はやめて」と強く反論し話題を呼んでいます。

ビヨンセも動画を通じて、今回のジョージ・フロイド事件に対しての強いいかんを表明しています。

こうした例は一部で、まだ続々と声を上げている人で溢れています。

こうしたこともあり、アメリカの音楽業界は

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6月2日の火曜日に「ブラックアウト・チューズデイ」と題して、1日間、全面ストを行うことを発表しています。

こういう抗議活動に眉をしかめる人もいますけど、前回にも書いたとおり、過91年のロドニー・キング事件、2012年のトレイヴォン事件を経て、今回の抗議、黒人以外の人種の人たち多く参加してるんですよ。こういう事実を見てると、過去の体験から確実に人々が学んで発展させた痕跡は間違いなく感じるんですよ。そうやって、人々の価値観も変わっていくわけですから、すごく大事な訴えだと僕は思います。



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