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欧米のボーイバンド”にも”あった、マネージャーによる小児性愛疑惑

どうも。

今日はこういう話題をしましょう。

ツイッター見てると、結構”あのこと”が話題になり、「なぜ、どこのニュースもそれを隠して偉人のように扱っているんだ!」という不満の声を聞きます。そして、そのことには概ね僕も同意します。

そこで今回は、

「男性アイドルに関しての小児性愛」に関しては国際的に長い歴史のあることなのだよ、ということをちょっと話しておこうかと思います。

アイドルに限らず、例えば60年代のイギリスのロックバンドのマネージャー界隈にもペドファイルがいた、という話がは小耳には挟んでいるのですが、いわゆる、少年たちでアイドル的な売り出しを目的としたグループ、いわゆるボーイバンドというもののイメージが一般化したのは1970年代のことなので、そこからの歴史について話したいと思います。

まずは

日本でも1976年から77年にかけて「タータン・ハリケーン」「エジンバラの騎士」などと謳われ、極めて大きなブームとなったベイ・シティ・ローラーズ。彼らにまず、小児性愛の被害にあった疑惑があります。彼らは

この、タム・ペイトンというマネージャーによって集められたグループでした。その彼は

このバンドの人気絶頂の頃に10代でバンドに加入したことですごく人気になったパット・マグリン。彼に、バンド時代に性的虐待を行ったとして2000年代に入って訴えられています。それだけじゃなく

BCRの弟バンド(元メンバーのイアン・ミッチェルのバンド)、ロゼッタ・ストーンのメンバー、ポール・ラーウィルと、彼がまだ未成年の時に恋仲に落ちています。

そして、さらにいうと、1982年に、16歳と17歳の少年に対する、同意なしのわいせつ行為を行ったとして、実刑判決を受け服役もしました。

ベイ・シティ・ローラーズはこのほかにも

ドラマーだったデレク・ロングミュアーが2000年に児童ポルノビデオの所持で逮捕され、有罪になっています。こうした事件の背後にもBCR時代の何かが精神的なバックグラウンドとしてあったのかな、と思わされます。

続いて

80年代のプエルトリコのスーパーアイドル、メヌードです。彼らは日本だと「リッキー・マーティンがいた」「年齢制限でメンバー・チェンジ」とか、そういうイメージだと思いますが、南米、ヨーロッパでは絶大な人気を誇ったアイドルでした。

その彼らも

マネージャーだった、このエドガルド・ディアズという人、この人が元メンバーだったラルフィー・ロドリゲス、ロイ・ロセッロ、レネ・ファライの少なくとも3人から、性的虐待を受けたとして訴えられています。彼の場合は、まだ裁判で負けたとか、そうした話は聞きませんが、メヌードの場合、15〜16歳がメンバーの上限なので、犯罪が行われていたとしたら、かなりきになるものではあります。

続いては

このルー・パールマンという人を見てみましょう。彼はバックストリート・ボーイズやインシンクの仕掛け人として有名ですが、この人もかなりの問題があります。

彼はバックストリート・ボーイズから、まずは詐欺罪で訴えられているんですが、企業ぐるみのもっと大きな詐欺とマネーロンダリングで、2008年に実刑25年の判決を受け、2016年に獄中死しています。

その彼も

傘下のグループの中では小さいものの、多少ヒットのあったLFOというボーイバンドのリード・シンガー、リッチ・クローニンから、性的虐待を訴えられています。

・・と、こういうイメージがあるので

欧米国でボーイバンドって、アジア圏ほどには大きくはならないんですよ!

だから、時たま人気が爆発的に出るものが出てきても、アジアの場合と比べて人気が長続きしないでしょ?それはやはり人々の中で、「でも、背後でどういうことが・・」と疑われやすいからです。「小児性を疑う」ということを比較的しない国民性のアジアだからこそアイドル産業が成立しやすい、問う事情はやはりあります。そのことは、僕自身、「アイドル」に関しての、日本人との会話と、うちのワイフの家族を含む欧米人との会話の違いですごく感じることです。ワイフも「どうしてもペドファイルの疑惑が気になって・・」ということをよく言いますからね。

で、一方、ジャニー喜多川氏に関してはどうかと言いますと、

日本版ウィキペディアで明らかになっているだけでも、7人の元所属事務所のメンバーから、暴露本などを通じて小児性愛の疑惑を暴露されています。


彼が築き上げた、アイドルの産業規模もかなり大きなものですが、こちらの方も、世界的に有名なアイドルを手がけた疑惑のマネージャー以上に大きなものです。それが、日本のエスタブリッシュされたテレビ局の報道で何も触れられなかった、というのは、国民のマスコミ不信をあおるだけだと思います。

最近だと、他にももっと「なぜ報じられないのか」と国民が訝しがることがただでさえ多くなっているというのにね。



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