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来年の現象必至!The Last Dinner Partyの新曲がヤバすぎ!

どうも。

僕のnoteをよく読んでくださっている方だったら僕が今

The Last Dinner Partyに熱を上げていることはわかっていただけているかと思います。

過去に

これらの記事で、彼女たちの写真をサムネに使ってきていました。

ただ、彼女たちの名前を題名に使うのは今回が初めてです!

これまで迷ってきたとこあったんですよ。「いつ彼女たちの特集を組むか」で。なにせまだ、世に曲が2曲しか出てなかったから。アルバムは間違いなく来年のどこかのリリースです。今年はまずないでしょう。だからフライングになりすぎても良くないと思ってました。

 ですが現状、まさに今やってる全英ツアーで売り切れ続出。それだけじゃなく、イギリスのデビュー・アルバム前のバンドなのにすでに全米5カ所のツアーも売り切れてるんですよ!デビュー曲の「Nothing Matters」がアメリカの一部でかかり始めてることは先週の記事でも書きましたが、明らかにバズが広がり始めています。

その矢先に、今週の月曜日、彼女たちは通算3曲目となる新曲「Our Lady Of Mercy」を発表したんですけど、

これがもう、相当やばい!!


こういう曲です。

音楽の前に、もう、このヴィジュアル・イメージが文句無しにカッコいい!これにグイグイ、目が釘付けにならずにいられません。今、ここまでヴィジュアル関係で華のあるセンス提示できるロックバンド、他に思いつかないですね。全盛時のホワイト・ストライプス以来なんじゃないかな。

で、これ、曲が「えっ!?これがシングルなの?!」という大胆さ。Aメロ、Bメロの流れとサビが全く関係ないですから。こういう曲って普通シングルにはしないんですけど、でも、これが2回聞いたら覚えるくらい耳に残るんですよ。それだけ、かなり強烈な曲、ということだと思います。

アメリカで今ジワジワき始めてるこの曲はABBAのゴシックなアート・ポップ版の趣きかつ、サビで堂々と「Fuck You」と歌う大胆さがあり

第2弾シングルの「Sinner」では、スパークスと比較する声も実際上がったアートなインディ・ギターロック。

そして3弾目でエクスペリメンタルなマニアック性も発揮です。この3曲聴いただけでも、その音楽的幅にゾクゾクします。

さらに

MVのイメージは1970年のイギリスのカルト映画「バンパイア・ラヴァーズ」とアンドレイ・タルコフスキーの名作映画「鏡」、さらに三島由紀夫の「聖セバスチャン」がヒントとのこと。

さらに

https://americansongwriter.com/the-last-dinner-party-releases-newest-single-my-lady-of-mercy-exploring-girlhood-and-teenage-crushes/


この記事によると、サウンドのイメージはPJハーヴィーとナイン・インチ・ネイルズとロキシー・ミュージック。歌詞は、ジャンヌ・ダルクの肖像画を見た女の子がキスをしたい感情が沸き起こり、カトリック・スクールと覚しき学校で隣の女の子に同様に恋愛感情を抱く、というものだそうです。

・・・って、この文面見るだけですごくないですか?ちょっと僕はびっくりしてます。

また、この曲が出た瞬間をチェックしてた人は僕だけじゃないです。

とりわけUKロックに関して僕がリスペクトするジャーナリスト2人も大興奮してます。粉川さん、解禁と同時に僕とほぼ同じ時間にツイートしたのでウケたんですけどね(笑)。

https://twitter.com/_HTE_/status/1711431816228258175


僕が2分、遅かっただけだったという(笑)。それだけスタンバッてたということです。

2人とも個人的に感想聞いて、それぞれ「衝撃」「ヤバい」とも言ってましたね。まあ来年にでもなれば、この輪がさらに広がるのは間違いないと思いますよ。

もっと言うならですね

もうロック史の中でこういう感じのバンドになると思いますよ。明らかにシーンの文化的な流れの導火線があって、それを爆発させる段階にあるのが彼女たち、という気がしてます。同じくイギリスのバンドがその役目担う感じでね。

そういうわけで本当にThe Last Dinner Party、今のうちから注目した方がいいと思いますよ!















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