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最新全米チャート(2020/02/01)

どうも。

グラミー、ビリーのほか、ボーイズIIメンがまさかの大活躍でしたね。復活するかな?

あとタイラー・ザ・クリエイター、エアロスミスとランDMCの共演はよかったですね。リゾもうまかった。

では、全米チャート、行きましょう。

SINGLES
1(1)The Box/Roddy Ricci
2(2)Life Is Good/Future feat Drake

3(-)Godzilla/Eminem feat Juice WRLD
4(3)Circles/Post Malone
5(4)Memories/Maroon 5

6(7)10,000 Hours/Dan + Shay feat Justin Bieber
7(8)Dance Monkey/Tones & I
8(6)Someone You Loved/Lewis Capaldi
9(9)Roxanne/Arizona Zervas
10(5)Lose You To Love Me/Selena Gomez

ロディ・リッチが依然1位ですね。

こちらでも全英に続いてエミネムのジュースWRLDフィーチャーのニュー・シングルが入ってきてますね。

では、アルバムに行きましょう。

ALBUMS
1(-)Music To Be Murdered By/Eminem
2(-)Manic/Halsey
3(-)Circles/Mac Miller
4(2)Please Excuse Me For Being Antisocial/Roddy Ricch
5(4)Hollywood"s Bleeding/Post Malone
6(1)Rare/Selena Gomez
7(3)Time Served/Moneybagg Yo
8(5)Kirk/Da Baby
9(6)Fine Line/Harry Styles
10(9)When We All Fall Asleep Where Do We Go/Billie Eilish

エミネム、突然のリリースで初登場1位です。

このアルバムなんですけど、まだなんか時代に乗り切れないエムがそこにいますねえ。彼の良くないところは、トラックのセンスを見直す気が全然ないことですね。あまり他のラッパーのアルバムを聴いてないんじゃないかと思わせるところ。そこを改善しない限り、しばらく続いている酷評は止まらないような気がしています。

2位初登場はホールジー。聴いてみましょう。

今回のホールジーですが、これ、力作ですよ。

元からLIDOをメイン・プロデューサーにすえてるあたり、エレクトロ・ヴォーカル・ポップのいいとこついてたんですけど、今回はそこにロックとアコースティックのテイストを加えることによって、「本当は長いこと、こうしたかったんだろうな」という、彼女なりの表現をすることに成功しています。

彼女って、インスタのおしゃれスナップの多さとか、EDMでのフィーチャリングが多すぎるせいか、いきおい軽く見られがちなんですけど、才能は他のそういう女の子より圧倒的にあります。誤解、払拭されてほしいです。

3位はマック・ミラーの遺作。これもきいてみましょう。

この「Circles」ってアルバムなんですが、僕これ、気が早い話なんですけど、現時点で2020年で一番好きなアルバムですね、これ!

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これがそのアルバムなんですけど、マックの、ちょいと疲れた感じのヴォーカルも味があってよろしいのですが、それ以上に、前のアルバムでも制作に加わっていたジョン・ブライオンが今回、全編をプロデュースしてるんですけど、この趣味がとにかく極上なんですよ!さすがはエイミー・マン、フィオナ・アップル、ルーファス・ウェインライトと手がけて、今や引っ張りだこの映画音楽作家でもある人なんですけど、ここでも彼らしい、後期ビートルズを発展させたファンタジックな世界観がマックのヴォーカル、ラップとうまくケミストリーを起こしています。こういうセンスって、ヒッツホップの世界では本当に唯一無二なので、本当に惜しい人をなくしたな、という悲しい思いは拭えませんね、やっぱり・・。



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