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2023年4月8日のライブ感想録「頑張る気持ちになる歌は作れる」

4月8日に開催された浅岡雄也さん13枚目アルバム発売記念ライブ(1部)とユヤックストバビックス(2部)の感想録。


第1部



配信画像が綺麗。音もかなりクリア。
浅岡さんがかなり自由に右に左に動き回ってたけど、カメラが頑張って追ってくれた。

会場やバンドの編成によって配信の音のバランスが変わるのかなと思うけど、今回はハナさんのキーボードが大きめに聞こえた。

全体をよく見て、冷静な感じがする。良い意味で硬さがあって、端正な音だなぁ。
浅岡さんの左後ろ(正面から見ると右側)で弾くので、配信では演奏中の綺麗な手の動きがちょこちょこ見えて素敵。
ほとんどの曲の感想メモに「キーボードが良い!」と書いてある。もっと具体的にメモれなかったのか、自分…。でもそれくらい、アレンジと演奏が素晴らしかった。

低音好きとしては、セキタさんのベースをもう少し大きな音で聞けたらもっと良かったな。


前半が旧曲多し、後半がアルバム曲多しなセットリスト。

ライブでは何度も演奏してきたから、初耳!ではなくて多少お馴染みの曲になってきていたけど。

それでも、あ、完成するとこうなるんだ!と驚いたのが「誰かが待ってるんだ」のコーラス。ライブのみかな?と思ったら、ちゃんとCDにも入っていた。このコーラスが後奏にも来て終わるって珍しい。

12枚目を聞いて13枚目を待っていたので、12枚目の曲 「イマイルセカイヲアイデカザロウ」をやってくれたのは嬉しかった。イントロからしてやっぱりカッコイイ曲。

後半の浅岡さんが歌も動きもかなり自由で楽しそうでした。


第2部 ユヤックストバビックス



浅岡さんとギタリスト馬場一嘉さんのユニット。ゆるいぞ、の予告どおりゆるかった。
馬場さんお誕生日祝いでもあったので、ケーキとお酒も登場。おめでとうございます。

曲によってキーボードとギターを弾き分けるわ歌うわコーラスもするわで忙しい馬場さん。

次歌おうかな、どうぞ、のやり取りとか、今のとこもう1回、とか、ゆるさ加減が面白い。曲に入るタイミングをお互い目で図る様子は、息ぴったり。

「自由な足跡で」馬場さん作曲だと気付かず。3枚目アルバム「トキノシズク」(2005年)に収録で好きな曲。久々に聞いた。

リクエストコーナーで会場から曲名を言ってもらうの、市場の競りみたいで面白い。会場参加者の特権ですね。

1部は目を開けてよく見て聞いて、2部は目を閉じて声にじっくり耳を傾けたライブだった。