光るわんこが世界を折り曲げアニマル大脱走できるかな?~体験版をやってみよう回~

さて、PCでゲームが出来るようになったことで、出来るゲームがものすごく増えた。
私の有り余る時間を持ってしても追いつかないくらい、世界にはゲームが溢れていたのである。

なんてことだ!何から手をつければいいのだ!?

そして実に悲劇的なことであるが、時間はあってもお金は有り余っていないのである。

切実…まさに切実!

でも、やってみたいゲームいっぱいあるし~
ということでDemo版である!体験版!!
世界にはゲームが溢れており、無料で体験版を公開しているゲームもいっぱいあるのだ。なんて素晴らしい!

今回は三つほどやってみたので、その感想をつらつらと書いてみようと思う次第。

ひとつ目。
『Humanity』
すでに発売されているワンワンパズルゲーム。
主人公は光る柴犬?とにかく犬を操作して大量の人間たちをゴールへ導くのが目的。

人間たちは放っておくとひたすら前に行進し続ける。たとえ目の前が断崖絶壁であったとしてもスタスタと進み、何のリアクションもなく飛び降りていく。こっわ…人間こっわ…
なので、犬を操作して群衆のど真ん中で一声「わん!」。
群衆の目指す方向を変え、延々とダイブし続ける人間たちを止めることに成功。犬カワイイ!犬カシコイ!
「わん!」には種類があって、人間たちの向きを変えたり、ジャンプさせたり、時には物理法則を乱したりする。犬カワイイ!犬スゴイ!!

ステージは10個ぐらい用意されていて、けっこう考えないとクリアできなかった。
特に、私は終わりのほうにあった、人間たちの行動を事前に全部決めてからスタートさせる面(他のステージはリアルタイムで行動する人間たちに干渉できるが、そのステージは人間たちが行動を開始した後は犬が半透明になってステージに干渉できなくなる)で時間をくった。変に考えすぎないで、素直に考えればよかったんだよ…
体験版でもちょっと考えなければいけないぐらいだったので製品版は難易度高めなのかしら?と思った。
そして、各ステージには、オスカー像みたいな黄金の人が1人か2人いて、彼らは人間が触れると一緒に歩きだす。ゴールまで導くと黄金の人を回収したよマークがステージ選択画面に表示されるようになる。収集要素というやつかな。
このオスカー像の挙動がなんか面白い…特に壁をじりじりと登っている姿がなんか面白い…正直、歩いてるだけでちょっと面白い…
そしてどっかで見たことある…と思ってたんだが今思い出したよ。

二宮和也さんと一緒に出てるサロンパスのCMの青い人だ!

とにかく、犬がカワイイ。それに尽きる。
高難易度パズルゲーム好きだから、買っちゃおうかな~とウィッシュリストへ入れてある。人間がボタボタと飛び降りている中で長考してしまうと、命の値段について考えさせられるが、犬がカワイイのである。
半透明状態の犬が自分の尻尾にじゃれついている動作を見て、このゲームを作った人は犬への愛が深いなと思いました。


ふたつ目。
『Paper Trail』
2024年に発売予定の謎解きアドベンチャーゲーム。
このゲームのキモは世界は紙で出来ているということ。
各ステージに描かれている世界は紙の上。表と裏にそれぞれ絵が描かれていいる。それを折り紙の要領で上から、下から、斜めから、あっちこっちへ折り曲げ折り曲げしていると、表の絵に裏の絵がぴったりつながることがある。そうやって新しい道を作って主人公の女の子ペイジを目的地へ進ませていく。

水彩絵の具で描かれた絵本のようなかわいい画面の中で、世界を曲げ曲げしながら右へ左へウロウロするだけで楽しい。
登場人物もみんなおだやか。いきなり切れ散らかしてくるような人は今のところ登場せず。とにかく平和な世界。序盤、ペイジの母が怒涛のウナギ料理推しをしてくるので、どんな料理なのかとても気にかかる…

ゲームシステムの発想が素晴らしいよね。ホント、世の中いろんなことを思いつく人がいるもんだ。世界を折り曲げるってすごいよね。
最初は曲げるの楽しくて、用もないのに折り曲げていた私。体験版の終盤ごろにそれが置いてあると折り曲げられなくなる石像が登場するんだけど、こいつにめっちゃ苦しめられた。

石像じゃまー!石像どけたら、今度はペイジがじゃまー!

これを繰り返してクリアまでたどりついた。

ゲーム内容は癖になるタイプのパズルなので、続きもやりたいなぁと思ってるんだけど、二つ気になる部分があるのだよ…

まず、ペイジの足がめっちゃ遅い…確かにめっちゃ早く動かれても世界観的にどうなの?と思うんだけど、何回もペイジ!ダッシュ!ダッシュ!と思った。ダッシュ操作あったんかな?私が見逃しただけか?
それと、コントローラー対応はしているのだけど、操作感はいまいちというところ。なんかあんまり思ったように動いてくれなかったのよ。極古Xboxコントローラーだからかな?
マウスでならストレスなく動いてくれるので、こっちはあんまり文句ではないのだけど。

これもウィッシュリストに入れて続報待ちにしている。

みっつ目。
『Back to the Dawn ~ブレイク・ザ・アニマル・プリズン~』
ハードボイルドアニマルプリズンブレイクアドベンチャーゲーム。
2023年中に発売される様子。

これめっちゃ楽しみにしてる。
面白い。
動物たちが刑務所でてんやわんやの大騒ぎしている。
主人公は選択できるようで、体験版では、無実の罪で捕らえられたジャーナリストのキツネと、ある犯罪を追って刑務所内に潜入捜査をしているクロヒョウの二人が選べる。

私にはクロヒョウがめっちゃ魅力的だったんだけど、最初なのでより主人公っぽいキツネを選んだ。まあ最初なので良い子で暮らそうと思ったのだよ。最初なのでね。
経歴も選べる。魅力の高いテレビジャーナリストや、戦闘力の高い戦場カメラマン(カメラマンではない)的な経歴もある。迷うねこれは!周回プレイ前提のやつや!まあ最初なので魅力高めのテレビジャーナリストでいくことにした。最初なのでね。

お話はかなりシリアス&ハードボイルド。もはやクライムサスペンス映画。前述のとおり、主人公であるキツネのトーマスはジャーナリスト。市長にまつわるマイナスな報道をしてしまったので、市長と組んでる怖いオオカミ?に嵌められて刑務所おくりになるところからスタート。

刑務所内では刑務所のタイムスケジュールにそって行動しなくてはならない。予定時間になったら何をおいても、ごはんを食べに行ったり、運動場に出たりしないといけない。刑務所内で何かを調べたり、ほかの受刑者や看守、刑務所のスタッフと話したりすると時間が過ぎる。限られた時間の中で与えられる様々なミッションをこなし、21日後にせまった市長選までに刑務所からでることが目的。
選択肢の中にはダイス判定があるものもあり、主人公のステータスによって補正がかかる模様。TRPGというアレですな。私も大好きなディスコエリジウムとかのアレですな。

ドット絵の様々な動物たちはかなり力が入っている。
ドット絵好き&動物好きな私も大満足な出来です。動物たちの特徴をうまくとらえているので、誰が何の動物なのかすぐわかる。
たくさんいる動物たちはそれぞれに事情をかかえているようで、ここから様々なドラマが生まれそう…わくわくが止まらない…そしてなんかややこしいキャラクターの持ち主が多そう…わくわくが止まらない…

私が最初に話しかけたのはヤク中のアルパカだったよ☆
字面の破壊力が半端ないよね、ヤク中のアルパカ…
スミッコにひとりで座ってるから、友達になれると思ったのに…彼にはすでに裸の妖精さんとロブスター騎士団という友達がいるようだ。

プレイした中で、私がなんとなく気に入っているのはイケメンのオオヤマネコ。初対面のトーマスに魅惑のコンビを組まないか?と誘ってくる。刑務所内のメンバーを魅了して地位を確立したいとかなんとか…ジゴロキャラや!やりたいやりたいジゴロやりたい!と二つ返事で飛びつきたいところなんだけどやらなあかんこともあるしうーむ…悩む。

ミニゲームもたくさんあるようで、刑務所内作業のアイロンがけは、指定された秒数をストップウォッチを見ないで止めるものだったり、体を鍛えるダンベル上げは正しいコマンドを素早く入力するのだったり。
私はなぜかアイロンがけミニゲームがめっちゃうまくできた。あんまり特技を持っていない人生だと思っていたが、ストップウォッチ止めが私の特技だったのか!?

新しい特技も習得したことで、絶賛ウォッチリスト待機中です。
これね、周回するやつです。
少なくとも主人公の数+主人公の経歴分は確実に周回するやつです。
テレビジャーナリストキツネをクリアしたあと、すでにクロヒョウをやる気まんまんだもの。
楽しみだなぁ。

というわけで、今ですら管理できていない私のウォッチリスト。
どんどん圧迫される結果に終わるDemo版祭り。
他にもやりたい体験版もダウンロードして待機中ですので、まだまだやるつもりです。



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