異言語異形男子VS甲冑匍匐前進男子〜体験版をやってみよう回〜

さて、また体験版回である。

今回は2つやってみた。

ひとつ目。
『文字化化』
異形男子の言語を読み解く女性向け恋愛アドベンチャーゲーム。
色んな人の感想を見たり聞いたりして、やってみたかったやつ。

これは女性向け恋愛アドベンチャーゲームなのである。
あんまり覚えがないかもしれないが、私はまがりなりにも女性の端くれである。販売ターゲットど真ん中や。やらな。

しかし、私はときめきメモリアルの攻略キャラクターだったなら、他の女と目を合わせたというだけの理由で爆弾100個ぐらい製造しそうな、それはもはやときメモではなくボンバーマンや!むしろガンパレのあいつや!ぐらいの激重情念系地雷女である。恋愛アドベンチャーなんてできるのかしら?

思えば恋愛アドベンチャー的なゲームは、無印ときめきメモリアルを学生の頃にやったような…水泳部の女子が可愛かったような…ぐらいしか記憶がない。従姉妹がやってたのはよく見てたんだがな…

まぁ、学園ハンサムシリーズはほぼ全部押さえてる。大丈夫やな。

というわけで遊んでみた。

主人公は名無しの女子。我が分身である。いきなり変な場所で目覚めるところからスタート。
操作は簡単である。超シンプルなポイントクリック型で、調べられるところをクリックすると選択肢があらわれるタイプのよくあるアレである。

ただし、攻略対象である(と考えられる)男性キャラクターの言語が日本語ではない。外国語ですらない。

このゲームの攻略対象は人外、異形系男子たちである。彼らは彼ら独自の言語体系を持っているので、その読解をしながらストーリーをすすめていくのである。

スタート時点ですでに、黒髪ロングの地面這いずっている系男子がこちらを見ている。
OKOK、私は地雷女だがちゃんと話し合えるタイプの地雷だから平和的にいこうぜ…いきなり暴力にうったえるのとかはやめような?な?

地面這いずっている系男子はなにか話しかけてくるのだが、なるほどわからん!
主人公わからなさすぎて遁走。次に待ち構えていたのはフードを目深にかぶった人物。でっかい斧を持っている。

うわぁ…

こんなんサイレントヒル2の三角頭先生と張るやん…

バトルアックス愛好家もなにやら話しかけてくるが、なるほどわからん!
しかし、ここはちょっとチュートリアル的な部分もあって、自分事を示しているので私?こちらを指しているなであなた?みたいな仕草をしているということはわかった模様。
わかった言葉は、辞書に登録する要領で覚えることができる。これを繰り返していくと、彼らの言葉が理解出来るようになるはずなのだ。

2種類の単語を理解したところで、佇むバトルアックス愛好家を無視して先へ進む。

扉を開けたら隙間から覗くパーマ頭の男登場。
またなにか言っているが、なるほどわからん!
扉にピッタリ張り付いて動く気配がない。
あ、これアレやわ。NH◯の料金徴収する人やわ。なので彼のセリフに「受信料払ってください」と登録し、適当に返事をする。

「受信料払ってください」と連呼する彼に心臓を抉りとられたよ☆

そんなこんなで他にも何人か攻略対象とおぼしき人物が登場したり、胸キュンイベントがちゃんとあったりととても面白い。
男性陣のキャラクターなどがもっとわかってくれば、きっと推しキャラも生まれることであろう…
私は今のところ、シャイな料金徴収員がお気に入りである。ブチ殺されたけど…


ふたつ目
『Fear Underground』
西洋甲冑に身を包んだ男が、狭い穴の中をひたすら匍匐前進(実際は四つん這い移動)で進むホラーゲーム。

狭いところ苦手なんだよね、私…
化物とか、幽霊とかよりも、狭いところが嫌だわ…なんか詰みそう感が半端なくて嫌だわ…
狭いところで幽霊に会ったら「今ムリなん見たらわかるやろ!?」とマジギレするぐらい嫌だわ…

しかし、恐怖に打ち勝ち前進することにこそ、人類の真価が発揮されるのではなかろうか!?
本当のところは、絶対やりたくないけど、怖いもの見たさですごめんなさい!
好奇心にはなにものも勝てないである。

それに、九龍妖魔學園紀に登場するミスター匍匐前進こと墨木砲介。私は彼が大のお気に入りキャラクターである。
敵対時に匍匐前進で近寄ってくる彼の姿は、正直なんかちょっと笑いを誘う。

そんな私にはもってこいの恐怖体験が出来そうなゲームがこのFear Undergroundなのである。

遊ぶ前は、アクションゲームなのかな?と思っていたのだが、どうやらウォーキングシミュレーターのようなもの?になっているようだ。

ウォーキングはしないけど。

狭く暗い穴の中で甲冑の男を、前進させたり、後退させたり、分かれ道やアイテムがあるところではアクションをとることができる。
前後移動とアクションくらいしか操作は必要ない。

スタートと同時に画面右側へズリズリと這いずってく。
突然、地面から生えた謎の赤い手に、顔面を捕まれグシャッとされた。

なんぞ?

というのも、Steamのストアページでは日本語対応にチェックがついているのだけど、体験版は全編英語、字幕なしだったのである。英語で状況などを説明しているようなのだが、何が起こったのかサッパリわからない…

2回目は謎の赤い手に捕まることもなく、先ほどよりももっと奥へ。分岐した道を無視して奥に進むと、謎の何かにグシャッとされた…

今のは私が悪いな!
分岐あったもんな!

その後も不思議な手が登場して、引き返しなはれ的なことを言われたっぽかったり、光るキノコを拾ってやったね!っとなったり、刃物に追いかけられたり、蜘蛛に追いかけられたりと10分〜15分くらいズリズリと這いずる。

そしてついに、広いところに到達したー!

となったところで体験版は終了となった。

これ面白ーい!もっと這いずりたーい!となったところで終わりなので、続きがとても待ち遠しい。
これ日本語対応するんよね?ということだけがとても心配…

以上が遊んでみた感想である。
毎日、毎日、新しい面白そうなゲームが出るのでとても困っている。
本当にとても困っている!
無限の時間と、無限の体力が欲しい…
悪魔のささやきが聴こえてきそうなレベルで欲しい…
ただ、悪魔さんサイドも「力が…欲しいか…?」と格好良く登場したのに、「ゲームするための時間と体力おーくれ」と言われたら無言でかえりそうな気がする…
ゲーム好きで、話の分かるタイプの悪魔さん募集中です。





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