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ザスパはどんな冬を過ごすのか?

段々と気温が下がり、日の落ちる時間も早くなってきました。冬の訪れを感じさせる今日この頃であります。サッカー界において冬は出会いと別れの季節。そして次のシーズンの行く末を決める重要な季節です。史上最高と表現して差し支えないほど素晴らしい一年を過ごしたザスパクサツ群馬ですが、ザスパ群馬として迎える2024年に向けてどんな動きをするのでしょうか?引き抜かれる可能性の高い(移籍リスクが高い)選手だけでなく全選手に触れながら来季に向けた補強ポイントを確認していきたいと思います。

今季のメンバー。一年間お疲れ様でした。

GK

GKは櫛引が移籍することがあれば補強の必要がありますが、そうでなければ今のままで質は十分です。石井や山田をレンタルに出したいとフロントが考えているとしたら新しい選手の獲得があるかもしれませんが、GKは基本的にザスパから動く必要がないポジションです。

今季のGK陣で移籍リスクがあるのは櫛引だけです。今季の櫛引はJ2ベストイレブンに選ばれて然るべきハイパフォーマンスを見せていましたし、30歳と若くはありませんがGKという特殊なポジションである事を考えればあと3年は今のハイパフォーマンスを期待できます。J1からのオファーはあるでしょう。それを受けて櫛引がどんな決断するかはわかりません。なんか残る気がする。予感です。
彼以外の選手が移籍する可能性はほとんど0に等しいでしょう。筆者は何度か練習見学に行きましたが、GKの練習生が来ている様子はありませんでした。フロントのルーキーを獲得する意思が弱いのは石井と山田を残す方針だからだと考えられます。清水については本人がやりたいと言う限りはザスパも契約するでしょうから、ここまで引退の知らせがない以上残るでしょう。

CB

CBは昨オフの補強ポジションでしたが、今オフもそれは変わりません。しかし、求めている要素が変わりました。昨季までは信頼出来るCBが城和と畑尾の2人しかいなかった事もあって即戦力の補強が必要な状況でしたが、酒井が加入して安定した3人体制が確立されたため、今オフは即戦力を補強する必要がありません。酒井が移籍するのであれば補強が必要ですが、そうでなければ必要ないでしょう。高卒ルーキーとして中野力瑠の加入が内定していますが、もう1人大卒ルーキーを獲得すれば十分です。基本的にCBは即戦力ではなく、成長を期待する若手の獲得が必要なポジションです。

今季のCB陣で移籍リスクがあるのは酒井だけでしょう。シーズン通してこれだけの試合に出場したのは彼のキャリアで初めての事ですが、フィジカルを生かして守備に貢献するだけでなくビルドアップも問題なくこなすなど素晴らしいパフォーマンスでした。しかし、J1での活躍を考えた時にビルドアップを問題なくこなすだけでは足りないのも事実です。シーズン後半には酒井が相手プレスの狙い所となることがあり、足下の技術が足りないように見える試合が何度もありました。J2においてビルドアップで貢献できるくらいにならなければJ1で活躍するのは難しいでしょう(チーム選び次第ではありますが)。素晴らしいパフォーマンスでしたが、絶対J1で活躍出来ると思えるほどのパフォーマンスではなかったというのが筆者の感想です。移籍しても驚きませんし、残っても驚きません。ただ、本人の目標である日本代表になるためにはここでJ1クラブへの移籍が必要でしょうから、挑戦するのであれば応援したいと思います。
城和も畑尾も素晴らしいパフォーマンスでしたがそれぞれシーズンの半分しか出られなかったので、移籍する可能性は低いでしょう。特に畑尾は事業をやっている埼玉に近い群馬から離れたくない意向があるでしょうし、移籍することはないと考えています。
一方で川上は契約満了でしょう。1度も試合に出ることが出来なかった大卒4年目にそれ以外の評価はありえません。

右SB

岡本は今オフで移籍するでしょうが、既に信頼できる選手と期待の若手を準備できている右SBには補強の必要がありません。エドを左SHで使う考えがあるならもう1人右SBが出来る選手がいたら助かるかも。何にせよ、良い準備が出来ているポジションです。ここはザスパフロントがよくやりました。

岡本がJ1クラブへステップアップするのはもはや約束された未来でしょう。守備はもちろん、ビルドアップからゴールまで攻撃での貢献度も高く、20歳にしてJ2最高の右SBの1人となりました。クロスの精度だけは改善の余地がありますが、もはや彼がJ2で時間を過ごして得るものはありません。今オフのステップアップが必要でしょう。
これに対して既に準備を整えているのが今のフロントの偉い所。今季加入し実績を積んだエドだけでなく大卒ルーキーの田頭の獲得も決まっています。田頭については既にデビューだけでなくスタメン出場も果たしており、岡本が移籍した後の準備は万全です。
今季のエドは信頼できるパフォーマンスを見せていましたが、移籍リスクがあるほど圧倒的なパフォーマンスではなかったため、来季もザスパにいるでしょう。怪我には気をつけて。
田頭は守備課題がある様子もありますが、大学を卒業し、ザスパで過ごす時間が長くなればなんとかなるでしょう(願望)。期待しています。

左SB

ザスパが今のやり方を継続するのであれば、菊地がタイプ的に合っていないので中塩と同じような左利きの選手の補強が必要です。中塩が移籍するのであれば尚のこと左SBの補強が必須です。どんな場合であれ、ここは今オフに補強が必要となるボジションでしょう。

このポジションで移籍リスクがあるのは中塩だけです。彼は181cmの左利きで足下の技術が高く、ビルドアップでチームに貢献出来る選手です。一方でアスリートとしての能力が低く、スピードやアジリティが弱みでした。今季のザスパのボール保持時は左SBが3バックの一角としてビルドアップに参加しますし、ボール非保持の局面でも人について行くのではなく、できる限り動かず場所を守るプレーが求められました。それらは中塩にとって得意な仕事なのでハイパフォーマンスを見せていました。それ自体は現有戦力を最大限有効活用するという点でとても素晴らしい事ですが、中塩の移籍を考えた時に他クラブでここまで得意な役割だけやらせて貰えるのか?という疑問が出てきます。もっと色んな役割(例えば、サイドでドリブルを止めるとか)をやるようになったら今のような活躍は出来ないでしょう。素晴らしいパフォーマンスでしたが、それはあくまでザスパのやり方にハマっているからであり、J1で活躍する姿は見えてこないというのが筆者の感想でした。J2上位にいる選手という感覚です。しかし中塩くらい足下が上手い181cmの左利きは本当に希少価値が高いので、J1からのオファーはあるでしょう。J1に挑戦するのであれば応援したいと思います。筆者の想像を超えてほしい。
中塩の競争相手として菊地がいましたが、なかなか出場機会を得ることは出来ませんでした。中塩とは長所が異なる選手で、アスリートとしての能力が高く、後ろに留まってビルドアップに関わるのではなく攻め上がってゴール前でプレーした方が良さが出る選手です。今季のザスパで求められる役割に向いていない選手だったので、出場機会が得られず可哀想ではありました。左SBに求める役割が来年も同じなら、レンタル移籍させてあげた方がいいでしょう。

ちょっと余談

今季、大槻さんが中塩を全試合で起用したのはそのハイパフォーマンスはもちろんですが、中塩の替わりとなれる選手が他にいないからという側面があったのも事実です。背が高くて足下が上手い左利きは本当に希少価値が高いので、今後、ザスパが中塩のような選手を継続して獲得し続けるのは難しいのではないかな?と思っています。なので、来季以降は菊地のような典型的なSBを左SBに配置して大外レーンを任せるやり方にシフトした方がサッカーの持続可能性という点でより良いだろうと筆者は考えています。大事なことは誰がいなくなっても上手く回り続ける組織であることです。

右ボランチ

ボランチを分割するべきか悩みましたが、まるで別ポジションのような起用法がなされていたため、分割して書いていきます。右ボランチは左利きのボランチが対象です。右ボランチは基本的に補強の必要がありません。天笠が大きな成長を見せ欠かせない戦力となりましたし、大怪我を負ってシーズン終了となりましたが、今季ボランチとして大きな輝きを見せた高橋がいます。大卒ルーキーの玉城も加入が決まっています。天笠が移籍したとしても来季の高橋には大きな期待が出来まし、補強の必要はないでしょう。普通に右利きの選手をここで起用したっていいしね。

このポジションで今オフにステップアップする可能性があるのは天笠だけです。今季の天笠は素晴らしい成長を見せてくれました。シーズン序盤はボールタッチが大きくなってボールを奪われたり、ボールを捨てる判断が出来ずに失点のきっかけになったりと未熟さが目立ちましたが、清水戦の失点に繋がるボールロストしてからは完全に1つレベルが上がった印象があります。危険なボールロストは明らかに減少し、ドリブルでボールを前進させるシーンが如実に増えました。今季、最も成長した選手は天笠でしょう。とても素晴らしい1年でした。シーズン序盤の印象が強いので本稿を書くまで筆者も天笠を過小評価していましたが、シーズン終盤のプレーを見ればJ1からオファーがあって当然です。まだザスパで得るものはありそうですし、ステップアップしても最初の1年くらいは苦労しそうですが、最終的にはJ1で活躍できる気がします。頑張れ。
高橋は確実に来年のザスパにいるでしょう。22節の清水戦に途中出場してからはボランチで想像していなかったほどの輝きを見せ、高橋のキャリアはここからなんだ!というタイミングでシーズンが終わってしまうレベルの大怪我をしてしまいました。結局、大卒3年目となった今季も継続的なプレータイムを得ることは出来ませんでしたが、契約満了はありえません。勿体なかったけれど、プレータイムを得られなかったので来季も確実にザスパにいてくれるのは戦力的にはポジティブです。怪我を乗り越えて勝負の1年になるでしょう。
玉城くんは怪我に気をつけて。楽しみにしています。

左ボランチ

最も慎重に言葉を選ばなければならないポジション。それが左ボランチです。圧倒的な存在として全試合に出場している風間とそれ以外の選手でレベルの差が大きいのが実際のところ。強くなるための痛みを受け入れなくてはならないような予感があります。

今季の風間はとても素晴らしい一年を過ごしました。元々技術的なスキルの高い選手ではありましたが、今季はビルドアップだけでなくセットプレーのキッカーとしてもそのレベルの高さを見せつけました。直接FKで取った2ゴールはエグすぎ。守備も問題なくこなしていましたが、調子の悪そうな試合があったのも事実です。特に37節のヴェルディ戦は体がとても重そうで、いつもは見られないようなファールが多かったのが印象的でした。32歳という年齢を踏まえれば、来年はプレー時間の管理が必要でしょう。ただ、年齢は移籍リスクを引き下げる要因でもあるので悪いことばかりではありません。風間は来年もザスパにいるでしょう。
来季の中田は勝負の1年です。プロ4年目、大学4年生の年齢になります。大学を経由せずプロになった自分の選択を正当化するための1年。頑張れ。
風間の次に出場機会を得ていたのは内田。内田はフィジカル的な能力も技術的なレベルも低い選手ですが、その謙虚さと頭の良さで全てをカバーし、大槻さんから一定以上の信頼を勝ち取っていました。物足りなさはありましたが、今のザスパの左ボランチ陣において2番目の選手という評価は妥当なものだったと思います。
そして、細貝。足下の技術が今のザスパのサッカーにおける基準に達しておらず、戦術的な理由があって出場機会を得られませんでした。フィジカル面の低下も見受けられ、キャリアにおいて難しい局面にいるようです。

そして、ここからがデリケートな話になります。
まずこのポジションの課題は年齢のバランスが崩れていることです。細貝(37歳)風間(32歳)内田(31歳)中田(20歳)と30代が3人もいるのは多すぎです。ベンチやベンチ外に年俸が高いであろう30代の選手を置いておく余裕は今のザスパにありませんので、試合に出られない30代の選手には契約満了を出さざるを得ないはずですが、試合に出られずにいるのは細貝萌です。彼は群馬出身で、前橋育英出身で、元日本代表で、何よりザスパのキャプテンです。そう簡単に契約満了は出せないでしょう。ただ、A契約を結べる人数には限りがあり、その貴重な枠を今の細貝に使うのが正しいのか?という葛藤があります。B契約を提示するのも失礼ですし、本当に難しい判断です。本人が引退を考えているのなら話はシンプルになりますが、ホーム最終戦を明後日に控えた今日も発表がありませんでしたからその考えはないのでしょう。戦力としては評価できないが、存在として評価されているからこそ話が難しくなっています。感情抜きで考えれば契約満了にすべきですが、どうなるでしょうか。ここはわかりません。でも、細貝を契約満了にしない限りは枠が空かないので補強も出来ませんし、来季が苦しい一年になる可能性が大きくなるのは事実だと思います。
他には風間とそれ以外の選手でレベル差があまりに大きい事も課題です。
内田は大槻さんから一定以上の信頼を勝ち取りほぼ全試合に途中出場していますが、スタメン出場は1試合しかありませんから、完全に信頼されていないのも事実です。実際にプレーの質も風間と差がありました。内田は31歳ですからこれからの伸びに期待するのも難しい状況です。
来季からザスパのホームグロウンになる中田には期待がかかりますが、今季1試合しか出ていない選手に大きすぎる期待をするのもリスクです。27歳くらいのボランチを1人補強出来たら安心出来ますが、それには細貝と内田の契約満了が必要となるでしょうし、中田の出場機会を奪うことにも繋がります。その決断を下す覚悟は今のザスパには無いでしょう。あったら凄い。来季は中田の覚醒に賭ける1年になると予想します。リスクはあるけど、それを背負うしかないはずです。

右SH

このポジションは明確に補強が必要なポジションです。佐藤が抜け、北川が本来のCFで起用されるようになれば誰もいなくなります。ゴールを奪う才能があり、守備も頑張れる選手なんて中々いないのはわかっていますが、それを探したい。また、岩本ルナをここで起用することが解決策になる可能性はあると思います。どんなレベルの右SHを獲得できるかで来年の攻撃力が決まるでしょう。ここはフロントの腕の見せ所です。

佐藤は確実に今オフ移籍するでしょう。精度の高い左足を武器に沢山のゴールに関わり、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。守備を一切サボらずにこなすのも素晴らしいポイントの一つです。しかし、スピードやアジリティなどアスリートとしての能力が低いのは事実で、ドリブルで状況を打開することができない選手でした。J1で活躍できるとは思えないのが筆者としての感想です。中塩と同じく、J2上位の選手という感覚があります。しかし、数字は残したのでオファーがあるでしょうし、佐藤はとても上昇志向が強い選手なので確実に移籍するでしょう。移籍するなら筆者の予想を超えるパフォーマンスを見せてほしい。頑張れ。
他に、右SHには北川が起用されていましたが、元々彼はCFの選手なのでなかなか上手くプレー出来ませんでした。来季はCFで使ってあげれば良いと思います。沢山点をとった訳でもありませんし、北川は残るでしょう。

左SH

ここはちょっと不透明なポジション。というのも、レンタルで加入している杉本の去就予想が難しいからです。全ては杉本の去就次第でしょう。保有権が取れれば補強の必要はありません。保有権が取れなければ新しい選手の補強が必要です。杉本の保有権は取れるんじゃないかなぁ。

筆者の意見としては、杉本の保有権を獲得すべきだと考えています。杉本のドリブルは素晴らしいものでしたし、走力もあってチームに大きな貢献をしていました。懸念点は年齢です。31歳ですから、そろそろフィジカル的な衰えが出てくる時期になります。スピードやアジリティで勝負するドリブラーにとって、その能力の低下はプレーの質に大きく影響するでしょう。しかし、今季の様子を見る限りは来年も今のパフォーマンスを維持できそうな予感があります。杉本のように年齢的に引き抜きのリスクは小さいもののチームに貢献出来る選手がいると凄く助かります。是非保有権が欲しい。
山中にとっての今季はSHとしてやっていく自信が身についた1年だったことでしょう。レンタルで加入した杉本にポジションを奪われてしまったので悔しさがあるでしょうが、それを来年の飛躍に繋げて欲しいです。右SHとしても活躍出来ることがわかったのは大きい。ホームグロウンですから、今後長い間ザスパにいることでしょう。引き続きよろしくお願いします。
岩元はとても苦しい1年でした。来年については不透明です。契約満了はないでしょうが、レンタル移籍する可能性はあるでしょう。全体練習後にいつも残って個人練習してたのが印象的でした。右SHでもいいんじゃないかな。頑張れ。凄く応援しています。

トップ下

このポジションは長倉が移籍した影響でとっても苦労しました。明確に今オフの補強ポジションです。平松のような適正のない選手を使わざるを得ない状況を改善したい。守備負担の小さいポジションではあるので、ここでどれだけ才能がある選手を起用できるか?が来季の攻撃力を左右すると思います。江坂が帰ってきたらロマンあるよね。

長倉が移籍してからこのポジションで最も長く起用されたのは平松でしたが、そういう選手じゃないから!としか言えないパフォーマンスで、全然うまく行きませんでした。CFであれば重要な戦力です。来年も残るでしょう。
白石は守備を低く評価されて出場機会がかなり限定されていましたが、やはりドリブルの迫力があり、重要な戦力でした。ハーフレーンでもやれるようになったのは今季の前進だったでしょう。来年もザスパにいると思います。
次に起用されたのは高木でしたが、アスリートとしての能力が低く、技術的なレベルも低い高木はビルドアップに関わる事しか出来ず、ゴールに関わるプレーが一切出来ませんでした。今季、トップ下で起用された高木が勝利に貢献した試合は1試合もなかったと思います。年齢的に考えても今後の高木に期待できるものはないので、契約満了が妥当でしょう。
奥村も契約満了でしょう。大卒3年目でここまで出場機会が得られないのは厳しい。高橋のように輝きを見せることも出来なかったので、今年までになると思います。
小野関は今季が高卒1年目なので、試合に出られなくとも価値ある1年だったと思います。来年もザスパにいるのかレンタル移籍かはわかりませんが、引き続き頑張ってください。応援しています。

CF

CFは本来質も数も足りてるはずなのにここの選手を他のポジションで起用してるから足らなくなったポジションなので、北川、平松を普通にCFで起用すれば全然やっていけると思います。補強が必要だとは思いません。今後もっと上の順位を目指していく時にもっと格の高いCFが必要になると思いますが、来季は北川、武、平松の3人でやっていけるでしょう。川本は他のポジションで。CFも補強する必要がないポジションです。

このポジションはレンタルで加入した選手が多いので予想は難しいです。川本は清水に戻りたい意向が強そうですが、清水側が川本をどう評価しているかわかりません。ザスパが保有権を手に入れるチャンスはあると思いますし、川本は才能がある選手ですから絶対に保有権を取りにいくべきです。
武に関しては秋田から出た移籍コメントが片道切符感あったので保有権は取れそう。負傷とオフサイドの多さをどう評価するかは意見の別れる所ですが、ザスパが保有権を取りに行くと予想します。

まとめ

最後に少し整理しましょう。
今季の補強ポジションはCB、左SB、右SH、トップ下の4つです。これ以外は選手の動きに合わせて獲得する形になるでしょう。
契約満了は川上、奥村、高木の3人で予想します。細貝には出せないはず。レンタル組の岩上、深堀、久保田、田部井もみんな契約満了でしょう。深堀はチャンスあるかな?このまま愛媛にいた方が幸せそうではありますが。
という訳で、今オフの移籍動向予想でした。
そろそろシーズンも終わりますが、強化本部長の松本さんはこれからが仕事の本番かもしれません。大変だよね。いつもお疲れ様です。来シーズン開幕前にオフを振り返る記事も書く予定です。よくやった!と喜べるようなオフになるといいなぁ。

予想です。酒井と中塩はなんやかんやで移籍しそうな気がする。

強い気持ちで。


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