PaperのSubmissionを終えて思うこと
何回目のSubmissionを終えたのかわからなくなってきた近頃(実際には8回目?).
今回のSubmissonは,弊ラボのBossに見守られながら無事に完了し,修士論文の時よりも精神的にやり切った感じが出ていた.
だが,今回のSubmissionを通して,色々と思うようになってきたことがあったので,ほんの小さな記憶をメモに残すように書き綴ろう.
まず,今回はdouble-blind reviewsと査読制度になっていた.これは著者とレビュワー(査読者)のお互いが匿名化されている状態で論文の採択を決めることになる.
何故,これかというと,そもそも当事者研究に取り組んでいる研究者自体がレアキャラであるからだ.だからこそ,先行研究とかも客観的に書かないといけない.そうでもしないと,"あ,あの人か"って直ぐに特定されてしまう.
ただ,私はその部分で凄い悩んだ.何故かというと,当事者の視点があったからこそできたっていう部分もあったわけで,どう述べたら良いかわからなくなってしまった.
結果的に,敢えて当事者の視点を一旦置いて,客観的に書き終えようとした.
これで良かったかは未だにわからない.
今はただレビューを待つだけ.
そして,今回のSubmissionで改めて実感したのが,アカデミックライティング.特に言語化する部分が未熟だった.
これは,私が聴覚障害者だから日本語や英語でのライティング能力がないからといって甘えるべきではないなと再実感したところでもある.
さて,これからはいかに当事者研究をHCI分野で進めるか考えながら手を動かさないと腹に決め,そのまま寝落ちし,死体になった瞬間でもあった.
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