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4月のイケてる音楽10選

平成最後の4月に発売されて、個人的に良かったものを載せます。

① FAITH/Yellow Road

 長野県伊那市発のバンド。メンバーのほとんどが10代で、半分がハーフという多様性に富んだバンドだ。これからの時代はさらに日本が多様化していくので、このようなバンドが増えていくことはいいこと。

 歌詞のほとんどが英詞だが、そこに日本人訛りはなく発音が綺麗。初めて聴く人は洋楽と聞き間違えるかも。

 彼らがやっている音楽はポップパンク・パワーポップな感じ。そして、どことなく西海岸の匂いがする。’Yellow Road’のイントロはアジカンの新曲かと思った。全体的にキャッチーでメロディーがいい。90年代の懐かしさも感じる。

 あいみょんもそうだけど、メロディーの懐かしさとか含め90年代っぽい曲が増えてる気がする。やはり、そこには音楽番組等で90年代のヒット曲特集とかで耳にする機会があったからではと思っている。音楽番組なんかは流行りのヒット曲しかオンエアしない。そんな中で90年代特集をしたら、その時に流行っている音楽よりいいことに気づく。

 曲もいいし、美男美女だし、、、これが売れない世の中はおかしい。

世間の人に認知されるのには、テレビのタイアップが必要不可欠。この構造変わらないかな。。。


② THE YELLOW MONKEY/9999

よりシンプルになっている気がする。ロックンロールなアルバム。先行配信だった‘I don’t know’は本当にかっこいい。ベースから始まるイントロに痺れる。

 そして、白黒のPVも素晴らしい。白黒PV、間違いない説はここで立証ということでいいんじゃないか。


③ NO BRIGHT GIRL/HAPPY-EP

 王道なポップパンク。今、若手シーンにはポップパンクがたくさんいる。どのバンドが頭一つ突き抜けていくのか。

日本のパンクは、メロディック・パンクが覇権を握っているように思う。ポップパンクと言えば、みたいなバンドはいない気がする。

メロコアとポップパンクって違うよね?


④カネコアヤノ/愛のままを/セゾン

 声がいい。ノスタルジックな感じも。

 このアーティストを知ったのが、ココナッツディスク吉祥寺。あそこで扱ってる音楽は間違いない。


⑤ あいみょん/ハルノヒ

 ストリーミング界の女王。本当に良い曲を作るよな。あいみょんを嫌いな人いるの?

 クレヨンしんちゃんの主題歌を歌うとは、、どこまで大きくなるのか。


⑥ The Chemical Brothers/No Geography

本当にくせになる。今年のフジ楽しみ。行くか分からんけど。


⑦ Ren/HURRICANE

 何年か前にラブシャの一番小さいステージで演奏していたのを見た。ギター1本で、ループステーションを使ってライブをする。1人で戦っている姿勢。それがとにかくかっこよかった。

 そこからライブに行くとか、曲を聴くとかしなかった。そして、いつのまにかメジャーデビューしていた。しかも、スッキリで歌っていた。やはり、メジャーってすごいんだな。

力強くてかっこいい。メロディーがよく、歌声も綺麗なので聴きやすい。ものすごくロック。

Mステに出て、世間に衝撃を与えてほしい。

今度、Studio Coastでライブをやるらしいので見に行こうかな。


⑧THE BAWDIES/LET'S GO BACK

ロックンロールは進化する必要はない。最初からかっこいいから。


⑨Homecomings/Cakes

この緩さがいい。


⑩SASUKE/平成終わるってよ

 4月中、J-WAVEでずっと流れてた。耳に残ってしまう。

このSASUKEは2003年生まれのトラックメーカ。おそるべき16歳。

令和を代表するアーティストになる。

番外編

Billie Eilish/WHEN WE ALL FALL ASLEEP,WHERE DO WE GO?

ここまで4月発売のよかった曲を挙げたが、4月中一番聞いたのは3月発売のビリーアイリッシュだった。本当にハマってしまった。

4月の頭に知り合いから教えてもらうまで知らなかった。。。

重いビートに、気怠そうな歌声、曲調はダークポップ。すごく新しい。今までに聞いたことのない音楽。フレッシュさとかそういうのではなくて、完成されている音楽。

教えてもらった翌週に、アメリカのフェスのコーチェラに出るということで見ることに。

いろいろと衝撃的だった。まずは歓声が凄すぎて音が割れてしまっている。それはまるで、前期ビートルズに熱中するティーンエイジャーの金切り声のようだった。曲調がダークなのが多いのにみんなで大合唱、そして、ビリーはステージ上で飛び跳ねる。もっとクルーなライブをするものだと思っていたから驚いた。貫禄を感じる。

世界のティーンエイジャーが熱中する音楽はこれみたいだ。そして、ビリーも10代。17歳。どんどん新しい世代が出てくる。

来年、フジロックに来るんだったら見に行こうかな。去年のサマソニに来ていたみたいで、見た人本当に羨ましい。


令和元年の音楽も楽しみだ。


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