手帳とバレットジャーナルと私
みなさん、こんにちわ。
仕事やプライベートに使っている手帳は、公私混合して情報は1冊纏めて、レイメイ藤井さんから出ている「ロロマクラシック」のシステム手帳を利用している著者です。
バレットジャーナルとの出会い
晴れている春のある日、手帳の活用術がうまく出来ていなさそうという悩みを打ち明けたところ、「バレットジャーナル」を勧められました。
職場ではスマフォやタブレットの持ち込みが禁止されている事から、紙のノートを持ち込みして案件やスケジュールの管理をしています。100枚程度の紙しか挟み込めないリングの大きさの為、諸々のオプションは付けれずに、手帳活用する為の運用に四苦八苦していました。
ここで決め台詞とも言える、「その手帳でバレットジャーナルをすれば、スケジュールも考えも纏まる」という一石二鳥トークにやられます。
参考: https://amamimori.hatenablog.com/entry/2019/05/12/110000
そして、その人のバレットジャーナルらしい何かを見せてもらいました。記号と文字が箇所書きで書かれており、その書いたメモなどに上から線やら×印やらが書かれており、率直にいえば見た目は良くない=汚い感じのものでした。
これで考えもタスクも纏まるのだろうか?
想像力の乏しく、見せてもらっておいて残念ですが、疑問しか浮かびませんでした。
バレットジャーナルとは?
バレットジャーナル(Bullet{弾丸} Journal{日誌})とは、2013年にアメリカのライダー・キャロル氏が考案して公開された動画が人気を博して広がった、「好きなノートとペンを用意して自分でカレンダーや予定、目標、TODOリストなどを作成し書き込んでいく手帳術」の事です。
ただ、運用方法は千差万別という事で、カレンダーや予定だけでなく、食事、体重、睡眠時間、読んだ本、観たい映画、家計簿、旅行計画、レシピや将来の目標等の管理したい事(書き出したい事)なら何でも書き込んで管理できるそうです。記載に厳密なルールはなく、思った順で書き出すので「箇所書きの日誌(弾丸の日誌)」、バレットジャーナルと名付けられたと言う逸話があります。所謂、「雑記中の雑記」ですね。
基本的なルールとして広く普及している言葉が「ラピッドロギング」と言われる言葉で、意味は「記号を書いた後に、箇所書きで名称だけを書く」と言うシンプルな方法であります。ウサギの様にピョンピョンと書いていく感じですね。
ちなみに通説では箇所書きするソレに使用するその記号には、それぞれの理由があります。この記号はバレットジャーナル業界内では「Key」と呼ばれているそうです。
Keyの一例
『・』タスク:やること
『○』イベント:できごと
『─』メモ:タスクやイベントに関するメモ書き
『*』優先度:優先すべきタスクやイベント
『!』アイデア
これを使って書くことにより、どんどんとノートを埋めていけることになります。バレットジャーナルっぽくなって、見られても恥ずかしくないわけですね。
バレットジャーナルのコツ
使用には、やはりコツがあるらしいので、それを調べてみましょう。
・ノートとペンに決まりはない
フォーマットがありません。その為、各ブログではお気に入りの物を使わないと見てもテンションが上がらないし、続かないだろうという話が散見されます。間違いない。好きな物を利用しましょう。ロロマクラシックとWatermanのボールペンを利用します。
・完璧を求めない
これには付属するコツがあるのが、「書き間違いも気にしない」、「書く事が何も無さそうでもノートを開いて何か1つでも書く」と言う事である。これについてはバレットジャーナルに問わず、そう言う話は何でもそうですよね。筋トレとかもそう。完璧じゃなくて良いから続ける事が大事。
・カラーバリエーションも無視する
自分が好きなカラーを使ってお洒落にしているバレットジャーナルがPinterestやInstagram等で散見されますが、それに沿う必要もありません。途中でペンのインクが無くなったら? イメージやノートの雰囲気と違ったら? 諸々考えると無理してカラーリングに拘る必要はありません。
手順は?(デイリー)
デイリーでやる作業です。
1. 日付を書く
「ノートを手にした段階で日付を書いておけば良いのではないか?」と思うでしょう? これがまずは間違いだそうです。毎日日付を書くところから始めて、今日が何日かを知り、先日にどんなタスクやイベントがあったかを振り返れるのだ、と言う事です。
そして、その日毎で記入する量が異なるので、全て書き出してしまうと、量を制限してしまうと言うデメリットもあるのです。
2. イベントを書き出す
タスクを書き出す前にやるのがイベントの書き出しです。イベントがあってタスクが発生すると言う流れだからそうで、まぁ、その通りですね。
3. タスクを書き出す
イベントを元にしてタスクを書き出します。例えばお茶会を開くのであれば、出席者の確認、趣旨、お店決め、タイムスケジュールの制定、待ち合わせ場所決めや当日の連絡方法という内容を決めたり連絡したりする必要がありますね。それをタスクとして記入していきます。
4. Key(記号)を書く
イベントは「○」、タスクは「・」等で記載していく。
5. 結果を書く
タスクが完了したら「・」の上から「×」をする。書かれている内容が取り消しになったら、書かれているトピックスごと上から線を引いて消してしまいます。
基本的にこれを毎日繰り返す訳です。
ちなみに、「前日のタスク等が余っている際にはどうすべきか」と言う疑問には、「タスクが残らないようにすれば良い」と言う体育会系な答えや、「繰り返し記載して優先してタスクを消化するように立ち回る」と言う2通りの答えがありました。
それよりも納得する回答を見付けましたが、それは「前日に完了できなかったタスクは忘れてしまい、当日に同じ事を記載する必要があれば自然とリストアップされてくるので、それでリマインドすれば良い」のではないかと言う答えに辿り着きました。
手順は?(マンスリー、イヤー)
マンスリーページはあってもなくても良いと言う意見が多いです。毎日リストアップするので、長期計画は年間で管理しておけば問題ないと言う考えのようです。なるほどね。
年間計画(予定)についてはあった方が良いという意見が多かったです。
マンスリーが無い代わりに年間での管理が推奨されている訳ですね。イヤーリー、マンスリー、デイリーという3つも書くのは、面倒です。面倒なんです。(面倒すぎる)
使用感は?
突発で思い立った事を書き出す必要があるので、朝も時間の余裕が要ります。
起きてすぐに準備して出かける様な忙しない人の場合は、デイリーのイベントやタスクを考える時間が取れないので、あまり良くないです。中身が無いバレットジャーナルが出来てしまいます。まさにこれ。
朝の時間なんて確保できなくて、結局は中身の無いバレットジャーナルが完成していく訳です。何日くらいだろうか、中身の無いページが出来ていったのは。。笑
今使っている手帳の機能との親和性はというと、現在使っているシステム手帳のロロマクラシックでは、既にスケジュールを別の方法(能率手帳さんのマンスリーリフィルを使っている)で管理していて慣れていると言う事から、あまり、活用できませんでした。恐らく一貫してバレットジャーナルを利用できればまた変わっていたかも知れません。
あとは、既製品のスケジュール表でも、3日ずつくらい1ページで構成されたデイリーのものがあるので、それを使ったらまた違うかったのかも?
しかし今では、昔に使っていたスケジュール管理に戻ってしまいました。
でも変化はあり、以前はスケジュールしか書いておりませんでしたが、そのページにタスクを書いたり、イベントと付随した内容を書いたりして、より深い内容を書く事になりました。情報が書く事で覚えなくて良いと言うのは単純ですが、すっきりして更に別の事を考えられる様にもなるので良いですね。
皆様も手帳を書く習慣=アウトプット習慣を付けて、考えを整理したり脳のキャパシティを空けて効率を上げて、定時でさっさと帰りましょう!
Fin.
サポート頂きましたら、記事作成に活用させて頂きます!