[BACK '80s]『OTV』を読む[1200文字]
原田知世さん主演映画『私をスキーに連れてって』の監督、馬場康夫氏らホイチョイ・プロダクションが1985年(バブル絶頂期の数年前)に書かれた本、『OTV』を、図書館で借りて読んでいます。
テレビ番組(創成期から執筆当時の1980年代半ばまで)は、パターンによってつくられていると喝破し、テレビ番組をパターンから論じた新しいテレビの楽しみ方マニュアル、という位置づけというか企画意図だそうで。まぁそうやってテレビ番組を遊ぼうという企画なんでしょうね🤔。
この手の本はリアルタイムで読むことが面白いのだと思いますが、40年もの時が過ぎた今、あらためて読むと、当時どんな番組があったのかが分かるというタイムマシン的楽しみもあります。
まあ、あまり深く考えず、あ~あるあるだよね~と、ゲラゲラと笑って読むのが一番いいのかも知れませんが😅。
例えば、青春根性ドラマのパターンを分析した項についてー。
『下のセリフくらいは』で書かれているのが、こんな内容です。
テレビ番組『少女に何がおきたのか』は見たことありませんが、くどいくらいの説明ゼリフですね。小泉今日子さん、毎回言っていたんですか💦。
かように80年代の番組のさわりを楽しめる本ですが、できればドラマに限らず、情報バラエティ番組なども、今でも見れるような環境があったらなあと思ったりもします。
(80年代末のテレビ東京の情報バラエティ番組、「極楽!上級者への道」を知っている人は、どのくらいいるのだろうか🤔)
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