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【歴史のすみっこ話】替え歌から孫正義さんにたどり着く💦

1975年放送された長寿アニメ『まんが日本昔ばなし』のOP主題歌の歌詞をご存知でしょうか。

ぼうや よい子だ ねんねしな
今も昔も かわりなく
母のめぐみの 子守唄
遠い昔の 物語

「にっぽん昔ばなし」作詞:川内康範

このアニメはかなり長い期間放送されていたので、このアニメとその主題歌が子供の頃の記憶としてある方は多いのではないでしょうか。

憶えやすい歌詞とメロディからなる主題歌は、替え歌が作られやすかったのか、このような替え歌がいつしか子供たちの間で歌われるようになったとか。

ぼうや よい子だ 金出しな
いくらといわずに 財布ごと
中をあけたら からっぽだ
遠い昔の 物語

か、かつあげソングですやん!しかも、かつあげした側目線! Σ(||゚Д゚)。

まんが日本昔ばなし』の放送が始まった時期は、インベーダーゲーム等が流行り出した時期です。

ゲーセンなどで、ゲームしたさに子供たちが、お金をカツアゲする事件が起きたりした世相を反映したのでは、と『子どもの替え歌傑作集』で著者の鳥越信氏が、そのような指摘をされていますが、そうなのかもしれません🤔。

ところで、このインベーダーゲーム等のゲームは、なぜか普通の喫茶店にもゲーム機がテーブルとして置かれていて、喫茶店でコーヒーを注文しては、ゲームのプレイ代金である百円玉を積み上げて、インベーダーゲームゲームをするという光景が普通にみられたそうです。

そしてインベーダーゲームのブームが去ったあと、日本では人気の無くなったゲーム機の筐体を安く仕入れて、アメリカのレストランなどに売って、億単位の売り上げを出したのが、孫正義さんだと言われています。

流行が終わったところで安く仕入れて、これから流行るであろう所に売りつける、いわゆるタイムマシン・ビジネスというやつですね🤔。

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