[謎歴史]8月24日は鉄仮面の日?🤔(710文字)

三国隆三氏の『今日の事件簿―ミステリー雑学366日』の8月24日の項目にこう書かれています。

1669年のこの日、北イタリアのピネロロの監獄に、鉄仮面を付けた男が運び込まれた。
この謎の人物はその後、いくつかの島を転々とし、1703年、パリのバスティーユで獄死するのだが、実に34年間も獄中で生ける屍のような生活を送った。
 
この間、仮面を取ることが許されなかったが、費用は国費から支払われていたから、食事はもちろん、衣服なども王侯貴族なみで、読書も自由であった。
(略)
当時のフランスは、専制政治にありがちな陰湿な策謀が繰り広げられており、デユ・ボアゴベは鉄仮面をかぶせられた人物をルイ十四世に対する反乱軍の勇将として小説を構成している。

『今日の事件簿―ミステリー雑学366日』著:三国隆三

そういえば、アレクサンドル・デュマの三銃士シリーズでは、鉄仮面の男の正体はルイ14世の双子の兄弟だったとして書かれているようですね。

ボクはデュマの小説ではなく、レオナルド・ディカプリオ主演で映画化された「仮面の男」で見ましたが😅。

鉄仮面の男の正体については様々な説があるようですが、これからも歴史の解かれない謎のひとつとして。残り続けるのでしょうね🤔。

80年代的には、鉄仮面と言えば、『スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説』なんでしょうが😆。

『スケバン刑事II 』に関しては、なぜ鉄仮面だったのかと言うと。

インパクトのある設定はないかと考えていたシナリオライターチーム。
その中のひとりで、当時は若手の脚本家だった武上純希氏が『じゃ、鉄仮面でも被らせますか』と言ったのがきっかけだったと、どこかで読んだ記憶が。
確かにインパクトはありますが💦。


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