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エビクラシーの深淵と6526文字の宇宙とフォーエバー中坊の話(再掲)

2023年のエビクラシー記念日を迎えました。
せっかくなんでエビクラシー発売当時にアルバム内の歌詞の文字数を丹念にかぞえてみたという過去のあやまち記事を、noteに移設して再掲してみます。うん。

あすは福岡でエビクラシーの最後の特典会ですね。

皆さまの楽しそうな2shotの様子やおいしそうな食べ物のリポートを見るにつけ、千葉県フランス市の自宅で奥歯を数千トンの力で噛み締める僕の姿が目に浮かびます。
でも長かった春ツアーも終わって、これで名実ともにエビ中およびファミリー皆さまのエビクラシー行脚は終了となりますね。少し感慨深いものがあります。

そんなわけで、ただ奥歯をすり減らすだけなのも悔しいので、僕はもうちょっとだけエビクラシーで遊んでみようかなと思い立ったのです。

まずはちょっとこのデータを見てほしい。

これ、なんの円グラフだかわかりますか?
ヒントは色わけとその順番。そして水色と薄い赤のパーセンテージが大きくなっていることです。もちろんエビクラシーと何らかの関係がありますよ。

5秒待ちますので考えてみてください。





1!

はい!試験終了!鉛筆置いてください。

…カンの良い方はもうわかりましたね?
そう!これは制服報連相ファンクの、メンバー各人の歌割りのパーセンテージなのです。もっかいしっかり見てみましょう。

各人のカラーそれぞれが割り振られた歌詞の文字数です。最後の赤っぽい枠は全員で歌うパートのパーセンテージです。

これを見てわかるのが、リコ中山のパートがほかのメンバの3~4倍であること、ぽーさんがやや少ないこと。そして美怜ちゃんが思いのほか割り振りが多いことです。メンバーの中ではファンクっぽさが弱めに思える美怜ちゃんでありますが、なかなかに意外な結果。実は美怜パート、それぞれけっこう文字数が多いんですよ。

そんなわけで今回は全曲がどんな感じだったのか、こんな風にのんべんだららららりと見ていってみようと思います。題して第一回エビクラシーの文字数を数えてみよう選手権!!誰にも望まれないまま華麗にスタートです!

※あ、歌詞や割り振りは歌詞サイトからそのまま持ってきたもので、計数はエクセルくんにお任せしました。だので割り振りは歌詞サイトを信じることにして、且つ漢字や英語はそのまま1文字として数えてます。だってめんどうだったんだもん。


感情電車はぽーさんパートが多いのは勿論なんですが、それよりも全員パートが多くなっていることが特徴ですね。ぽーさん以外のメンバーは、わりと均等に歌詞を得ています。みんなでしっかり歌いつつ、ぽーさんはぽーさんで「その空」などの部分でしっかりインパクトを残すことに成功しており、良い感じの逸品になっているように思います。ぽーさんの歌でありながらみんなの歌。それが感情電車です。

紅の詩ではひなたさんのパートがわりとほかのみなさんをぶっちぎっています。全員コーラスの分量にも迫るくらいの割り振りで、正味1/4がひなたさん。全員コーラスにもひなたヴォイスが入っているわけですから、ほぼ半分がひなたさんで埋められているってことになりますよ。ひなたさん推しは心して聴きましょう!聴いてるよね!


コミックガールは全ての曲の中で歌詞の文字数が最多。唯一1000文字を超えていたのでした。かしわもちのバカー!とか小ネタが盛りだくさんですからね。そしてそのうちの1/4を独り占めしているのが我等がぁぃぁぃさんです。縦横無尽にこの曲をやりきっている感じがよくわかります。

そしてこの曲のもうひとつのポイントは全員による歌唱部分が比較的少ないこと。これはエビ中メンバー各人のキャラクターがうまく活かされているためだからだと言っても過言ではないのかもしれません。


さよならばいばいまたあしたは特定メンバのフィーチャー曲とはなっておらず、それぞれが順番に歌ってゆく曲。しょっぱな担当のまやまさんは0'32で自分のパートが終わると、全員パートの始まる4'00まで3'28秒の間、ただ佇んでいるだけとなります。エビ中楽曲史上、再登場までの時間の最長記録になるんではないでしょうか。得意のかぷめんとか作ってみたらどうだろう。

あとこの曲、リコ中山のパートも短いんですよね。でもライブでのこの部分は、僕としては彼女の成長を堪能しやすいパートだと感じています。短いからこそよく聴いてあげて頂きたいと思うです。ちなみに全曲中、最も歌詞の文字数が少ないのがこの曲でした。


なないろも特定のメンバがフィーチャーされていない楽曲です。多少の波があるものの、比較的均等に、7つの色にパートが割り振られているように思えます。全員パートもだいたいこれくらいの割合がちょうど良いのではないでしょうか。池ちゃんの職人芸がそういった部分にも光ります。とか言いつつ彩ちゃんのパートが少し多いのでちょっとホッとしてみたり。


君のままでは彩ちゃんがしっかりフィーチャーされています。そして、リコ中山の割り振りが少ない曲は散見されるのですが、この曲ではリコ中山とともにぁぃぁぃの割り振りも少なくなっています。珍しい。歌いだしがぁぃぁぃなのに、意外なこってした。

あとひなたさんが多めになっていますね。なんとなくなんですが、彼女の歌声には癖が少なく、彩ちゃんの声との対比やバランスが良いため、結果こうなったのかなー、なんて思ったり思わなかったり。


データ的に最も独自色が強かったのは藍色のMondayでした。見ての通り全員で歌うパートが多すぎ。曲のうしろ半分は、美怜ちゃんの「♪ここにいるよ~」部分以外はほぼ全てが全員パートです。ちなみに美怜ちゃん以外は各人の割り当てが1回ずつで、美怜ちゃんだけがわりと長尺の歌詞を歌う形になっています。

うまくまとめられないんですけどね、僕は全員パートが長いからこそ、しっかり「センター美怜」という構図がしっかり浮かびあがっているような気がするんです。なんでそう感じたのかはそのうち考えます。


春の嵐は誰がなんと言おうとまやま曲ですね。他のメンバーのパーセンテージをぶっちぎっているどころか、全員歌唱パートの4倍くらいの分量をまやまさんが担当しています。ちなみにフィーチャー曲で全員歌唱パートより個人パートの方がたくさんある曲は、コミックガールと春の嵐の2曲のみです。

歌の割り振りも、メンバー数人が歌う→まやまさんが歌う→メンバー数人が歌う→まやまさんが歌うを繰り返す形。ドラマチックさを全面に出してゆく曲なので、パワーと陰のあるボーカルを聴かせられるまやまさんの歌唱が必要だったんでしょうね。彩ちゃんもこの曲を歌いたくて頑張ったということで、気持ちを考えると忍びないんですが、それでもやっぱり僕もまやまさんメインでこの曲が聴けてよかったというのが正直な感想です。


ラストはフォーエバー中坊でーす。これもなないろと似た感じで、全員歌唱パートも含めて、全ての色に歌詞がバランスよく割り振られています。アルバムの最後にきて中学校感覚がしっかり全体を包んでいるように思えるのは、この割り振りにも現れているような気がするのは気のせいでしょうか。いや違う気のせいなんかじゃない。きっとヒャダイン大先生の底力がここにあるんですよ。そんなこともわりと本気で考えています。原点を任せられるのは、やっぱりこの人しかいないのかな。

それでは最後に、エビクラシー全楽曲あわせてのパートの割り振りの偏りを、グラフで見てみましょう!


すっげえ…曲ごとにいろいろ幅があったのに、結果はほぼ平坦。エビクラシー、なんだかすげえっすよ。エビ中さん、なんだかすげえっすよ!根拠はないけどこりゃ名盤っすよ!みんな、もう1枚ずつ買おうぜ!



てなわけで勢いと調子に乗って、各曲のパート割り振りから勝手にダベってみましたが、いかがでしたでしょうか。これで僕らのエビクラシーもまた違った視点から楽しむことが・・・・・・できませんよね。別に。

でもいいんです。きょうは何かを数えてみたかったんですよ僕は。そういうヤマイなの。まとめ始めてみて後悔なんか、ちょっとしかしてませんから。別に。


なお、各曲中、フィーチャー者の歌詞占有率が最も低かったのは、感情電車の小林さん。占有率は15%でした。でもぽーちゃん推しの方はそこで複雑な感情になる必要はありま温泉。ソロクラシーの感情電車との違いを一番楽しめるのがこの曲だという風に前向きに考えると良いのです。



そんなわけで第一回エビクラシーの文字数を数えてみよう選手権、誰の心にも刺さらずに無事終了してゆくのでした。あ、集計間違いがあったらごめんって謝るから、検算とかしないでね。


それでは眠いのでそろそろ寝ます。
おやすみなさいグー。



■おまけ資料館■

うたい分け表











寝ます。

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