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ちょこのフェスに舞う。another one.(ちょこフェス2023大阪レポート)

どもども。シンク(ココロ)と申します。
ふだんは、ちょこはちことGrand chocol8(グランドチョコレイト)のことばっかり書いている者です。
終幕して一週間が経ちますが、まだまだ冷めやらぬちょこフェスの余韻。
チケット要りますがまだ配信で観られるので、全人類いっぱい観ようね。

というわけで、改めまして。
2023/4/29
大阪で開催されたサーキットフェス

ちょこフェス ✕ ひつじウォーズコラボサーキット

に参加してきました。

前記事で、最推しバンドであるGrand chocol8を中心とした様子のおかしいレポートを上げております。様子のおかしいファンを眺めるのがお好きな様子のおかしい趣味をお持ちの方(僕です)は、よろしければそちらもどうぞ。

ちょこのフェスの舞い。(ちょこはちくんを語りたいG ◆ ep.13)

それ(ちょこはち)以外にも色々良かったこと、気になったこと、新たな推しの誕生など、お話したいことが出来てきたので書きたいと思います。流行りのスピンオフですね。流行ってますか?

なので今回はちょこレポ(ちょこフェスのレポ)だけどちょこレポ(ちょこはちのレポ)じゃない。そんな回です。さよならだけどさよならじゃない。やまだかつてない。(歳がバレる)そんな回です。

ひとつだけおことわり。
当方“サーキットフェス”というライブ形式に初参加であること、またライブハウスのライブ参加経験そのものが浅い人間であることをお伝えしておきます。珍しくネガティブなことも書きますので、そんな下地があっての書きものであることを予め。
読んだ方が不快になった際の言い訳にする気はありませんが、どうぞよろしく。

遊びに行ったステージは以下の4アーティストでした。

●Disconnect Cenderillon
●mm limit
●703号室
●Grand chocol8

(Grand chocol8は別記事で!)

昼夜を通してやっているフェスへの参加にしては、観に行ったステージが少ないと思われるかもしれませんが、他の用事とも並行しておりまして。途中数時間の抜けもあり、結局この数に。

また、よく論争になると言われる“行けなかった/行けない報告”みたいになりそうなので言及を控えていたんですが、別会場トッパーのMüNi(むに)さんは行きたかったな。
去年のしゃおん会ライブのちょこはちとの共演で知って、いいなって思ったアーティストさんなんです。
が、アメリカ村界隈に到着したのが12時過ぎで、残念ながら行かれなかったのです。ごめんね。(ごめんねってのも変だが)

●Disconnect Cenderillon

最初のお目当てはこちら。ディスコネことDisconnect Cenderillon。
ちょこフェスの東京回だったかの配信で、ライブは映像で観てて、めちゃめちゃカッコイイステージだなと思って注目していました。ちょこはちを除くと一番事前知識があり、楽しみにしていたアーティストでもありました。

と、かなりの期待を持って臨んだ初ライブでしたがちょっとなあ…と思うことが。
歌は、良かったん…です。配信で観るより力強くてカッコよくて!

自分はステージに向かって左側の中盤くらいの位置にいたんですが、逆側のオーディエンスが…
正直、しんどかったです。
輪になってステップ刻んだり、曲の締めのようなところでぶつかり合って前の方に押し合ったり。アータノシソウダネー。てか、なにアピール?
いや、舞台も見んとノッてる様子をアピールするのは、別に好きにしてくれたらいいんだけどさ。
(いや真実いいとは思ってねえんだろうなハラの底では)

こちらにぶつかってくるとか、そのノリを強要されるとか、直接的な被害を被ったわけではないのです。だから個人のライブの楽しみ方の範疇、と言われればそうなのかもしれんけど。
落ち着いてきてるとはいえ、コロナの心配もあるんじゃないのとも思うし。
…いやちがうな、俺自身、この場では感染がどうとかはさほど気にしてなかったと思う。

ただただ、気が散ってしまっていた。

そんなん気にせず自分のセカイに入って盛り上がってしまえばいいじゃんと言われれば、うるせえよ アッハイソウデスネかもしれませんけど。

ディスコネのステージはこうなんだよ、とか
ライブハウスの盛り上がりに水を差すんじゃねえよとか、
これがスタンダードだというのなら、ライブハウスのライブそのものが自分は少し合わないのかもしれない。
そんなことまで考えていました。

こういうネガティブな話になるので、ちょこフェス当日のツイートなんかでは敢えて話題にしないようにしていました。
曲は好き。ほんとに。
だから余計に残念でした。

●mm limit

モヤモヤを抱えながらも昼食を取ってきました。
どうも自覚しているよりも引きずっているみたいで、次のステージも似たような感じだったらやだなあ。サーキットフェスこわいなあとかになりそうだったり。
気を取り直して。
先程と同じく、ANIMA会場へ。

さて、次に観るmm limit(ミリリミット)さんとは少し不思議な縁を勝手に感じていまして。

一年半ほど前のことです。
旧ちょこはちことchocol8 syndromeのラストライブに行った際、配られていたフライヤーでその名前を目にしていました。その雰囲気から少しだけ気になっていたバンドでした。
その当時も楽曲試聴なんかはしたけど、“結構好きな感じだな”くらいの印象で。以降追いかけるようなことはしていませんでした。

また、今回のちょこフェスでは、前日くらいにようやく回るアーティストを決めて、バンドのTwitterアカウントをフォローしたりしていました。
そんでフェス始まりの直前にボーカルのmaemitsuさんがしていた「よかったら来てみて」というツイートにリプライを送ったら「一緒にライブ楽しもう!」という主旨のお返事をもらえたという出来事があったのでした。
この時点でちょっとスキになっちゃってることを告白しておきます。チョレえな。(笑)



入場&一曲目。
黒いヒラヒラのステージ衣装が、どこか幻想的な雰囲気を感じさせました。一曲目の壮大な、神秘的とも思える曲調も手伝っていたかもしれません。

けれどそこから、二曲目で一気に空気が変わります。激しいのが来ました。
腕を突き上げたり手拍子したり、いよいよ解禁となった声出しをしたり。

あれ?
なんだこれ、楽しいぞ?
無理なくノれて、気持ちよく声出しも出来て、さっきのネガティブはどこへやら、でした。
あぁこれがライブハウスの楽しみ方なのかな、と改めて思ったり。

「君がいないこの場所で」という曲。
“君がいないと、こんな素敵なイベントは出来なかった。君がいないと、こんな素敵なライブハウスは無かった。”
今日のステージにおける数少ないMCで、この曲に込めた思いを話してくれました。経緯は知らないのだけど、この曲については並々ならぬ想いがあるように感じました。少し泣けた。

彼女たちのステージを観て聴いて、不意に“調和”という言葉が浮かびました。
ヴォーカル、ベース、ギター、キーボード、ドラム。それぞれのパートの響き合い、混ざり合って最高に気持ちいい。
そしてバンドメンバー同士の空気感みたいなものがすごい好きでした。ベースの石子さん?とのアイコンタクトの瞬間とか、あぁ、いいバンドだなって感じた。
これでこのメンバーでのステージがかなり久々ってマ?

基本、フロントマンであるヴォーカルを真っ先に好きになることが多いんですけど。
mmlimitくんはさ、なんか一度にメンバー全員好きになっちゃった感じなんですよね。
この人たちの鳴らす音をもっと聴きたくなった。
終始楽しく、そして何度か泣きそうになる場面もあるステージでした。



終演後の物販では過去作のCD計2枚と、ヴォーカルmaemitsuさんとのチェキを購入。
最新のCDは1枚しか持ってきていなかった?とかで既にSOLD OUT。通販なんかでまた買えるのかな。

チェキやCDのサイン待ちの間に少しお話を。
初めましてのこと、本当に楽しいライブで、一気に好きになったこと、少しプライベートのことなどなど。
あと、ちょこはちメンバーとも長い付き合いだっていうことを聞いて、なんだか勝手に親近感がプラスされたりもしました。

maemitsuちゃん。かわいいね。

mm limit(ミリリミット)。今後も全力で推していきたいと思える素敵なバンドでした。

●703号室

時間を空けて、最終目当てのちょこはちひとつ前のステージ。
アコースティックギター+キーボードというシンプルな編成だけれど、それゆえに音・声のひとつひとつがストレートに伝わってくる感じがしました。

こちらも少しだけど予習していて、歌詞の世界観、歌声など自分の好きになる要素が満載のアーティストさんでした。
6月7日に記念すべき1stアルバムがリリースされるとのこと。買います。

終演後、物販スペースでお姿が見られなかったのが少し心残りでした。次出番のちょこはち待機のため、そんなに長くはいなかったので、もしかしたらそれ以降に出てこられていたのかもしれませんが。

mm limitとは少し違うベクトルですが、こちらもやはり今後に注目していきたいなと思わせてくれる“刺さる”アーティストでした。

◆おしまいに2◆

さあ、二部にわたってお届けしてきたちょこフェスレポートも、そろそろ締めにいたしましょう。二本合わせて10,000字近いじゃん。巻頭1万字ロングインタビューじゃん。ロッキンオンジャパンじゃん。(違います)

改めまして、初めてサーキットフェスというものに参加して色々なことを考えたり感じたりしたなあ。
もしも、と思います。
今回ちょこフェスに行っていなかったら、と。
新たな“推し”と出会うことができて、また自分のセカイがひとつ広がったように感じています。
少々大袈裟かもしれませんが、参加したことによって、ほんの少し人生が上向きになったような気がします。

今回、開催前に“絶対!これだけは外せない!!”としていた出演者はGrand chocol8だけでした。
きっと開催してくれるであろう次回のちょこフェスでは、今回新たに好きになったバンドも絶対行きたくなっているし、さらにまた新しいアーティストに会いたいと思ってるんだろうな、と考えるとその日が楽しみでなりません。

改めまして、ちょこフェス運営様。そして関わったすべてのアーティスト、関係者の方々にお礼を言いたいです。

大変な時期もあって、今もけして楽に運営出来ているわけではないとは思うのだけど、是非とも来年以降も9回、10回と回を重ねていって欲しいなと思います。
沢山の感動をありがとう。
この灯を絶やしてはいけない。何ができることがあればしたいな。応援しています。

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