5.28　乳酸餃子

ダブルデックの稽古だった。そちらの内容はこちらで公開中↓

人生でもトップレベルに足がやばいという感覚があった。命からがら買い物をして帰った。一度座ったら終わるということは分かっていたがなんとかお米を炊飯器にかけたところでソファーの上で仮死状態になってしまった。なにかおいしいものを食べなければと思い、冷凍餃子パーティーを急遽開催。

食べたら元気が出てきたのでお風呂に入った。右手薬指につけていた大きなストーンがポロリと取れた。結婚パーティー用だったので好都合だ。ネイルを直してごろごろしてたら一日は終わった。

5.29　ひばりが丘とHONDA

バイトは休みの日だったが父からお手伝いの誘いが来た。ひばりが丘に所有する物件の共有通路がデコボコで水溜まりになるとご近所さんからリクエスト。そのご近所さんには以前トラブルの際にお世話になったので我々が出動することになった。ホームセンターで水で固まるアスファルトを200キロほど購入し現地へ赴く。通路に撒いてペンギンのように足で均す。雨が降れば、固まるだろう。

さらに雨どいから隣家の給湯器にあふれた雨水が降り注いでいるとのことで1階の屋根に梯子を立てて2階の雨どいを調査する。父は今年70歳だがひょいひょいと梯子を上っていく。私は梯子を抑えながらこの家の屋根やわらかいなあとか車の上に落っこちればそんなにケガしないか～などと考えていた。

お昼は駅の向こう側まで散歩して、パルコの中のインドカレー屋さんで食べた。日本人がやっているお店のようだったがほんっっっっとうに美味しかったのでこれだけ食べるためにわざわざひばりが丘へまた来たい。おなかいっぱい食べて、サーティーワンでアイスまで買って歩いて物件に戻った。

思ったより予定が早く終わったので近所のHONDAへ赴いた。車の買い替えを検討しており、車種まで決めてある。うちの駐車場は半地下仕様になっており天井が160センチしかない。必然的に車高の低い車でなければならない。加えて家業で補修業もあるため積載能力も求められる。さらに加えて父は高齢なのでできれば安全に配慮した車がいい。

そんなこんなでHONDAのシャトルがいいのではないかという話になっていた。シャトルは現在生産終了しているボックスタイプのファミリーカーで、すべての面において条件に一致する。中古車を狙って突撃したが、中古車は置いていないようで他店にある在庫カタログを見せてくれた。中には父がすでに目を付けていた中古車があったので取り寄せてもらい見てみることにした。今のカローラフィールダーに乗れるのもあと数日かと思うと感慨深かった。買い物して帰って、ちょっと擦った。

夜は茶髪さん、石橋さん、ピロゲと飲んだ。何か楽しかった気がするが、なにを話したのか全く覚えていない。鳥貴族で4000円超えをたたき出したことは覚えている。美味しかったナ。

5.30　ブルーチーズとパイナップル

バイトは都立家政周辺の物件を回った。途中お父さんが昔勤めていた会社の事務所を見つけた。小学生のころ休日に寄った覚えがある。獰猛なプレーリードッグを飼っていてケージがひしゃげてた思い出がある。子供のころは果てしなく遠くに連れてこられたと思っていたが家から自転車で10分くらいのところだった。子供の「近所」は狭い。

夜はナルミさんとゆうこりんとごはんを食べる約束だ。新宿三丁目のハンバーガーが美味しそうなお店を私が提案した。自転車で行くこともできたがバッテリーが不安だったので阿佐谷から電車で移動した。
ゆうこりんは今新しく旗揚げする劇団の公演準備中だ。はちどり空港『孵化するこども』。企画段階からいろいろ話を聞いていたので公演が開催できる運びになり本当に良かったし、楽しみだ。

ゆうこりんはハラペーニョ、ナルミさんはアボカドとチーズ、私はブルーチーズとパイナップルが入ったハンバーガーを選んだ。めーっちゃデケくてうまかった。オニオンリングをシェアして、食後アイスコーヒーを飲んだ。
また電車で阿佐谷へと戻り自転車で帰らなければならない。同じ家に帰るがナルミさんと一旦別れた。

5.31　模様替え

今日は水曜定休日。昨夜ナルミさんと話し込んでおうちの改善点をあげた。小さなストレスがぽつぽつと存在する。多分、実家なら目をつむってた。でもここは私たちのお城。生活を快適にすることにぬかってはいけない。

キッチンの溢れたワゴンを私の部屋で持ち腐れていた大きなワゴンと交換。専用のまな板になる天板ですっきりと収納し、作業スペースを確保。

つづいて私の部屋。ドレッサーの下を掃除し、下着類を閉まっているカラーボックスを整理する。デッドスペースだった場所を見直し大胆に移動させる。自分の部屋で全く使ってない場所がある。それはパソコンデスクだ。
あんなに苦労して緑に塗り、ダブルモニター環境を整えた自慢の作業環境だが、この部屋に引っ越してきてから3度も使っていない。理由はネット回線だ。ニューロ光とこの物件の相性はとにかく最悪だ。今まで有線LANだったのでこの不快さには耐えられない。気づけば会社用のノートPCでドレッサーで作業している。これでは存在意義がない！と、いうことで今度撤去することにした。いったん荷物置場にしてしまおう。

ドレッサーとベッドの間にカラーボックスで疑似的に仕切りをつけた。これがなかなか快適でゴチャっと汚かったドレッサーの上のものをこのボックスの中にディスプレイできる。実は毎日使う化粧品は限られている。必要最低限だけの化粧品を取り出しやすいよう配置し、清潔に保てる環境を優先した。ネイルの道具もすぐに広げられる。あ～上がる～（QOL)

テレビの前のラグをコインランドリーに持っていきたかったが時間切れ。というか私の体力が電池切れになってしまった。でも部屋が片付いて、慣れてきた部屋にまた新しい一面が見え始めて形ばかりの丁寧な暮らしに近づいたかも。残り物をどさっと載せて、インスタントのビシソワーズと一緒に簡単夕ご飯にした。

昨年12月に出演した劇団ジャンガリアンハムスターの主宰、草壁氏から連絡が来た。草壁氏は高校演劇部の先輩だ。7月初頭の公演で当日制作のお手伝いをすることになった。人の公演の当日制作するのなんてマジで何年振りかわからない。7年とか…？いや、純粋に当日制作のみはやったことがないかもしれない。学ばせていただくぞ。

6.1　スプラ３　SS

バイトに行った。店長と二人きりで、なにか切り出されるかな～と思ったところ案の定もう少し土日のシフトを増やしてくれと言われてしまった。不動産業で土日が休みのケースは少ない。なんとか入れそうな日はいれてるんですけど～とか半日で良ければ～とかろ色々すり合わせ、早速明後日土曜日半日でいいから、というか秋葉原の内見一件だけでいいから出てくれと言われ了承した。土曜日は友達が来るからお料理して待っていたかったのに、と思いつつこれもバランスか、と飲み込んだ。

冷凍のサバフィレでみそ煮を作ってみた。ちょっと最後の味噌が多すぎてしょっぱかったけど缶詰なんかよりはずっと美味しかった。私のレシピに追加しよう。昨日の昼作った酸辣湯も一緒に食べた。

スプラ３のアプデがあったのでピロゲ、茶髪さんと遊んだ。私も結構スプラで遊んでいるが二人はそれ以上だ。新武器を試したり新ステージで遊んだりしてたら気づいたら4時間くらいたっていた。

6.2　誕生日

今日はお母さんの誕生日。本当は家族で駅前の美味しい中華レストランにランチで赴く予定だったがお母さんから「調子悪いからパス」との連絡を受け延期に。私も気まぐれな方だが母は輪をかけて気まぐれだ。でも本人が気分じゃないならば仕方がないのだ。

暇になってしまったので2度寝をして家事やゲームなどをして悠々過ごす。そろそろ部屋の中の湿気や熱がこもってしゃーない季節になってきた。父を呼び出し車で出かける。リサイクルショップでサーキュレーター2台と除湿器を1台購入した。静音仕様で首振りもできる4000円くらいした良いサーキュレーターは冷蔵庫の上に。爆音で爆風が出るだけの2000円くらいしたそこそこのサーキュレーターは私の部屋の窓の前に置いた。除湿器はリビングに設置し、半日くらい放置してみた。200ミリリットルくらいの水が溜まっていた。900円だったので、これほど除湿してくれるなら、アリかも。

夕飯はなにかアドリブでいってみよう！と思い冷蔵庫をチェックする。
いつかカレーを作ろうとして買ってあったココナッツミルクを使いたい。あと野菜室で発芽してきている玉ねぎも使いたい。たんぱく質は冷凍庫の鶏肉がある。よし、なんとなく勘でいける気がする。

いけた。チキンカレークリーム煮って感じの、なんか、こう、創作料理だ。味がめちゃくちゃうまかった。再現性がないのが残念なところだ。料理はジャズだからね。

ナルミさんがケーキを買ってきてくれた。冷凍のチーズケーキで表面に薄いパイ状の生地が乗っている。アイスとケーキのいいとこどりといった感じで美味しかった。なんだかなにかを見たくなって、ナルミさんの持っているマグダラなマリアのDVDを見ることにした。

マグダラなマリアシリーズは湯澤幸一郎氏のセルフプロデュースする舞台公演で男性キャストのみで構成されており当時テニミュに出ていたキャストなどがよく出ており、私もナルミさんも動画サイトなんかで昔から知っていた。半分ミュージカルみたいになっており、歌の部分の切り抜きだけ見て漠然としたストーリーを知っている状態だったので本編通じては初めて見た。

ストーリーも無理なく、会話のテンポもよく、若手俳優業につくファンたちのよろこびそうな演出なども多々あり”優れた公演”という印象が強かった。なにより時代考証をわりと無視したメタ的発言とかそもそも女性役者がいないこととかどうでもよくなるくらいデフォルメチックで愛嬌があった。そういう面は「私たちもこうありたいね」なんて話した。エンターテインメントだ。

6.3　悪童

秋葉原の内見1件のために起きた。雨だからバスで行くか…と重い足を引きずって家を出た瞬間に店長からLINEが。「内見キャンセルになったから来なくってもいいよ」だってさ。はい。行きません。

踵を返し、半端にセットした髪や化粧を恨む。じゃあゆっくりじっくりスキンケアしたのに。じゃあ朝シャンでもしたのに。じゃあもっと寝てたのに。ただ、キャンセルになったことはどっちかと言えば嬉しいのでお客さんに感謝した。今日は来客があるのでバタつきたくなかったのだ。

ナルミさんと車で出かける。かっぱ寿司でお昼を食べて、リサイクルショップへ。ナルミさんもサーキュレーターが欲しいとのことで再びやってきた。ナルミさんは静音タイプの良いサーキュレーターを買い、私は除湿器を追加でもう1個買った。洗面所もむしむししてしゃーないから。リサイクルショップはギフトのタオルとかが無数に売っている。今治タオルのミニバスタオルを1個買ってみた。良かったらバスタオルこれに全部替えよう。

光が丘のIMAへ行き、デパ地下で肉屋さんへ。今日は友達のマロニーさんが夫婦で遊びに来る。焼肉をする約束だ。はるひこさん（マロニー夫）リクエストのハラミを調達に来た。私が食べたかったシマチョウとマルチョウと牛タンは事前に韓国市場で冷凍通販にて購入し、冷蔵庫で解凍中だ。

帰宅後、焼肉の準備をしつつ、ナルミさんが加藤さんに借りたままになっていたTEAM NACSの『悪童』を見た。

2015年の公演だそうな。恥ずかしながらNACSはすごーく昔『ミハル』だけしか見たことがない。でもぜってーに面白いということは分かっていたので期待大だった。結果、期待を裏切らない面白さ、快適さ！！演技力もさることながら何よりすごいのは空気感の自在さ。不穏かな、不穏じゃないよ、でもちょい人生だね。そんな感じ。超おすすめです。他人のDVDだけど。みんな買うか加藤さんに借りな。

18時過ぎ　マロニー夫妻来訪。マロニーさんは大学生のころちゃんとジョジョの同人女をしてた時代のフォロワーさんで、年齢も名前も知らないままに友達になり、実は年齢も１つしか違わなかったりして気づいたら10年ほどの付き合いになった。演劇も毎回見に来てくれるし、旦那さんのはるひこさんとも打ち解けている。二人の結婚式で受付をさせてもらったし、新婚旅行でヨーロッパに行ってる間は二人の家に猫の世話をしに行ったりもした。

マロニーさんは料理が得意でそれを仕事にもしている。まだ箕輪の１ｋに住んでいたころ家に遊びに行ったら家庭料理とは格が違うオシャレで美味しいものを沢山振舞ってくれた。私の料理好きももてなし好きも原初をたどればマロニーさんにたいする憧れに起因すると思う。小さなキッチンをフル活用して、廊下の床にスロークッカーなんか置いてふろふき大根を仕込んだり、一人暮らしようの小さな冷蔵庫から上がいちじくのゼリーになった手の込んだケーキが出てきたり、大学生の私にとってそれはあまりにセンセーショナルなおもてなし体験だった。

私は柄ではないのでそういった手の込んだ料理を振舞うことはないが、家に人を招くというところは負けじとやっている。一種の優越感のためかもしれない。でも、良い優越感でしょ、質が。

今日は小難しいことは抜きにして焼肉だ！！！！！美辞女ハウスに初めて来た二人はキッチンのタイルや部屋の温かみなど隅々までほめてくれた。なにより酒に酔ったはるひこさんが勝手に本棚からからくりサーカスひっぱってきてソファーで読みだしたのが落ち着いてくれてる証拠のようでうれしかった。

ホルモンテチャンをご存じだろうか。韓国ではやり出した牛のホルモンを捌かずカリカリに焼いて嚙み切ると脂が噴き出す…そんなおぞましくもロマンティックな焼肉スタイルだ。ASMRから流行り出した。

わたしはとにかくこれを食べてみたかった。しかし日本のお肉屋さんで丸のままの牛の腸は売っていない。そこで韓国市場で取り寄せたのだ。

感想：ホットプレートと胃が終わっちゃった。
流石に嚙み切れないのではさみで切るとはじけ飛ぶ脂。少しテーブルに跳ねた脂が一瞬で蝋のように白く固まったのを見て「これとおなじことが胃の中で起こる…ってこと！？」と怖気づいた。味はうまい。私はもともと肉の脂身やホルモンが大好物なので美味しくいただけた。最初にダウンしたのは実は10歳近く年上のはるひこさん。ソファーへ逃げる。私たちも解凍した分は食べたが、ほとんどは冷凍庫に残した。なにか胃腸をいじめたい時にまたひっぱりだそう。

マロニー夫妻は最近宝塚にはまっているそうな。私もいつかみに行きたい。予習を兼ねてYOUTUBEで動画を見た。シティハンターやルパン3世、逆転裁判やはいからさんが通るなど漫画やアニメを舞台化した作品も多いのでとっつきやすい。あと顔がいい。私ははいからさんが通るを見て星組の柚香光氏が気に入ってしまった。あぶないあぶない。

吉祥寺まで二人はタクシーで帰った。
仕事でもらったので…と豪華な花束もくれた。うれしいな。