見出し画像

私がアメリカに来て思ったこと。(真面目に語り気味)



先週まで暖かったニューヨークもまた寒くなってしまいました。温度差が激しいの皆さん風邪には気をつけてくださいね。

20代後半(もうすぐ30歳)日本に居る人たちにもっともっと海外に出て欲しい。短期留学でもいい近場の韓国や台湾でも。私たちが持ってるステレオタイプ(固定概念)がいかに自分の世界を小さくしてるか知って欲しい。

 日本に居る時私は、「アメリカはきっとグローバルだから差別とか少ないんだろうなー」「みんなフレンドリーだからイチャリバチョーデー(一度合えば皆兄弟)なのかなー」など思っていました。←ただの無知な人でした。

画像1


ここニューヨークは移民の街。世界中から大勢の人が移民し、成り立ってる街。言語、文化の違いなんて当たり前。だからこそ、みんな人種関係なく、仲良くやってると思っていた。

でも、実際住んでみるとなんて言うんだろう………体の全五感+第六感を使ってアメリカの文化を感じて思った事は、私が思ってたほどみんな仲良しこよしではない.......。

私の住んでるハーレム(黒人の人口が高いエリア)は治安が良くなった方だと言われているが、夜になるとベンチにホームレスが集まり、爆音を音楽をかけて騒いでいる。(夏になったら出てきて、冬になったらどこかに行く。どこに寝てるんだろう。)駅の周りにはまだ物乞いする人がいっぱい居て、前、メトロカードを取られて、挙げ句の果てに、Fワードで罵倒された。バスの中で、子供を殴ってる母親が居たり(その時正直見れなかった。)真逆に、すごい明るくて気さくに話かけてきてくれたり、歌を歌ったり、肝っ玉お母さんが多かったりするのも事実です。

更に、去年私がニュージャージ のBAYHEADに行った時、白人の女の子に「あ!アジア人だ!」と言われてバイバイしてくれた。確かにあの地域には、白人しかいなかった。きっとこの子はアジア人をみた事ないかったのだろう、私は全然嫌な気はしなかった。ただ思ったのが、

謎だ。本当にアメリカは面白い国。


1度中華系アメリカの友達に聞いた事がある。
どうしていつもアジアで集まってるの?」と←結構失礼だった。と今反省してます。
文化が一緒だから楽なんだよね。」って笑顔でさらっと答えた。

確かに街を見てると、白人は白人と、黒人は黒人と、アジア人はアジア人とグループに分かれているのをよく見る。全然悪いことではない。文化が一緒って本当に気持ち的にも安心する部分があると思う。食、人の関係、共有のコモンセンス、これが大体合うと心地よいに決まってる。だから、全然悪いことじゃない(2度言う

ただ、びっくりした。そして、差別された事もあるし、もしかしたら私が差別してしまってる事もあるのかもしれない。

ってか差別ってなに?

差別(さべつ)とは、存在の否定である。特定の集団や属性に属する個人に対して特別な扱いをする行為である。ーーWikipediaーー

存在の否定」って凄い重い言葉。

日本にいたら冗談で「差別ーだー」とか友達同士で言う時もあると思うけど、それとは比べらものにならない。

ニューヨークに居るからこそ、人種じゃなくて「一人の人」と相手を見るようになった。じゃなきゃ頭の中のステレオタイプさんが私の思考を邪魔してしまう。

アメリカで ”外国人” の私はラッキーだ。いろんな国の人と会える事ができて、(ESLとかに行くと尚更だ)彼らの文化を学ぶことができる。

みんなわかってる。、日本も他の国の人たちも、ステレオタイプ通りの人ではないこと。同じ文化を持ってるわけじゃないこと。だからこそ、最近を思うのは、「歴史的にーあいつらはー悪い事したー」って言うよりも「今をみるのも大事ですよー」『今できる事とは?』を考えることの方が大事なんだ。

差別」と言うよりも、「なぜこういう状況になったのか」「どういう歴史が背景にあるのか」と興味を持つようになったし、考えるようになった、偏見でもないしただのステレオタイプでもない、ここに住んで目で見て、肌で感じてる意見が「今」はこれなんだ。


もしかしたら、1年後は変わってるかもしれない。笑




みなさんの暖かい思い出、日々頑張れています!!これからもよろしくお願いします♡