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JALの整備工場を見学する

つい先日、JALの整備工場(正確には格納庫)を見学する機会がありました。Sky Museumという予約制のツアーに参加したのですが、特に航空ファンというわけではない私でも気分が上がる楽しい(そして勉強になる)体験でしたのでメモ代わりに記録しておこうと思います。

工場は羽田空港の「新整備場」駅のすぐそばにあります。工場の入口で入館証(持ち帰ることができます)を受け取ってゲートをくぐり、3Fの展示コーナーに。JALの歴史に関する展示のほか、パイロットやキャビンアテンダントの制服で記念撮影ができるコーナー、売店もあったりします。

JALは子宮頸がんの予防啓発プロジェクトHellosmileのオフィシャルエアラインなので、それに関連した展示もありますね。

ツアーはレクチャー(航空教室)から始まります。飛行機の運行に関係する職種の紹介のほか、ジェット機の機体の構造やジェットエンジンの仕組みに関する説明を受けます。お土産を買ったり展示を観てから、いよいよ格納庫に向かいます。

展示エリアからほんのちょっと進むと、そこはもう別世界。手前の工場よりもまず滑走路に視線が向いてしまいます。

JALではない飛行機もあるけど?と思ったのですが、春秋航空の整備を請け負っているそうです。

ジェット機のおしりの部分ってこんなに細かったんですね(すべての機種がここまで細いわけではありませんでしたが)。

途中でヘルメットを装着して、いよいよ階下へ。詳しい説明つきで飛行機を見るこができるので、今までまったく知らなったことをいろいろ学べて面白いです(例えば飛行機の機体のいろいろな場所に、いろいろな用途のセンサーがついていることとか)。

ちなみに翼の下は通らないようにという注意を受けました。翼は燃料タンクが設置されている部分だからなのでしょう。

格納庫の外では、いろいろなエアラインの飛行機が数分おきに離陸していきます。そのたびに私たちを引率している担当者の方が「あれはボーイングのXX型です」と即座に見分けて説明してくれるのは流石だと思いました。

特に乗り物好きというわけでもない私でも十分すぎるぐらい楽しめるツアーでした。無料ですし小学生以上なら参加できるので、お子さんのいる方なら夏休みにでかけてみるとよいかもしれません。申込みはこちらから。

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