ビストロQ

年収1000万円の僕が断言します。サラリーマンはオワコンだ③

みなさん、こんにちは。

羽生一月(はぶひとつき)です。

これまでの2回のエントリの続きです。

年収1000万円の僕が断言します。サラリーマンはオワコンだ①

年収1000万円の僕が断言します。サラリーマンはオワコンだ②

過去2回書いてきたように、

次第に蝕まれていった僕はどう自分を失っていったのか。

下記詳しく書いていきます。

1、入社時と比べて体重が30kg増えた。あとめまいも発生

元々はかなり痩せていて、背は175cmくらいあるものの、

着るTシャツのサイズはSサイズでした。

高校生の時はメンズ系のファッション雑誌に、

読者モデルとして載っていたこともありました。

が、

それが気がつけば入社2年目で体重は60kg→93kgに増加!!

元々はファッションにもこだわりがあり、

かなりの金額を投じて購入した服はすべて着られなくなり、

Tシャツのサイズ

Sサイズ→Lサイズに膨張

パンツのウェスト

72cm→86cmに膨張

という悲惨な状態になりました。

これが40代、50代ならわかります。

ところが20代にたったの2年でここまで激太りした人は、

滅多にいないと思います。。

全く問題がなかった尿酸値も10まで上昇し、

健康診断で要再検査という判定が出るようになってしまいました。

ストレスが暴食という形であらわれていたのでしょうね。。

(今ではほぼ元の体重まで戻すことができました。

 無理な食事制限をすることなく、ストレスなく痩せられたので、

 いつかダイエット手法を詳しくまとめたいと思っています)

体重以外にも睡眠不足が続くと、

横になった時にめまいが起こるようになりました。

メニエール病という病名は初めて知りましたが、

こうして、入社してたったの2年で身体に不具合が発生するようになりました。

2、入れた時はあれだけ喜んだ会社なのに、

  本当に心からやめたくなった

仕事がある日は、

毎日ゆううつで仕事が早く終わることを祈り、

一方、

毎週金曜の夜から土日は寝てるのがもったいないとばかりに、

ほとんど寝ずに何かをやっていました。

また大学時代の友人にベンチャーを経営している友人がいて、

稼げる仕事がないか本気で相談したりしました。

(今思えば友人にとっては本当に迷惑な話です。

 「5万円でもいいんだ!何かできることないかな?」

 って真剣に聞いていましたからね。)

こうやってもがいたから、

今の自分があるのは間違いないのですが、

入社早々どうしても辞めたくなる、

でも裕福ではないし、他に稼ぐ手段もないから、

身体のバランスを崩していても我慢しなければいけない。

これって本当に不幸なことですよね。

3、チームリーダーを殴り飛ばすイメージをするようになってしまった

解説するまでもなくそのままの意味です。

法治国家である日本に生きている以上、

こんなイメージをしてしまうのは本当にまずいです。

正直自分の怒りを抑えるのにかなりの労力が必要な状態になっていました。

結局最悪だった僕らのチームの結末は、

人がどんどんいなくなっていたことにより目立っていたことと、

また一緒に働いていたスタッフの子がついにチームリーダーの発言にキレてしまい、

チームリーダーに掴みかかる事件が起こったことで、

いよいよ上の人が動かざるをえない状況になり、

このチームリーダーが左遷され、チームが解散する形で決着しました。

流血事件が起こることもなく、

新人時代の苦難の幕切れはあっけないものでしたが、

新人の時に経験したこの出来事が僕の価値観の礎になり、

入社してから10年経った今でも価値観が変化することはありません。

それから個々の仕事で達成感を得ることもありましたし、

サラリーマンの仕事で本当に良い出会いもありました。

でもサラリーマンがオワコンであることは、

絶対に間違いないと思っています。

しかも、その想いは年々強くなっています。

オワコンだと思う理由その1:上司含め一緒に働く人間を選べない

そもそも硬直化した組織で、

どんなに上司の能力が低くても、どんなに人格が終わっていても、

年次が下だというだけで我慢して働かないといけないのは、

もうそれだけでオワコンだと言えます。

これは終身雇用を前提とした考え方で、

日本の会社は従業員に対し、

市場性のあるスキルを身につけるよう指導することを怠り、

また従業員の側も会社のジョブローテーションに従順に従い、

自身のスキルを能動的に高める自助努力をしなかった、

そういった双方の怠慢がもたらしている状況です。

その結果、個々の能力を評価する基準すら昔ながらの大企業は持っておらず、

社内の評価も年次順に上から人材配置をしていくしかなくなり、

必然的にこういう状態になります。

最も悲劇的なシチュエーションは、

部下を指導する能力がないアホな上司の下に有能な若手が配置されてしまった場合。

テレビ局のように毎年30人前後しか採用しない企業では、

1人1人の若手の存在は非常に貴重で、

1人あたりの採用コストを考えても

絶対に無駄にしてはいけないのに、

往々にしてこう言った悲劇的なシチュエーションがおきます。

こんなシチュエーションでは新しいものは何も産まれないし、

企業をより良くする変革も産まれない。

さらに残念なのが、

こういった昔ながらの大企業で出世した社長や役員も、

揃いも揃って年次を理由にそのポジションにいること。

自分が出世したのは、

正しいことを為したのではなく、

上司に気に入られたからだという潜在意識が、

細胞レベルにまで染み付いてしまっています。

正しい、正しくないではなく、

下の人間は上の人間のいうことを聞くもの。

モラハラ、パワハラに該当するような行為があっても、

ある程度までは指導の領域だ、

と思っていることが問題です。

こんな場所で働いていても幸せになれるわけがない。

オワコンだと思う理由その2:サラリーマンとしての最善解は、「手を抜いて上司の機嫌をとること」

僕もサラリーマンを10年続けて理解しましたが、

サラリーマンはサボる人が間違いなく1番得をします。

仕事を適当にサボったとしても、

サラリーマンの出世の基準は、

「上司の機嫌をとること」

なので、痛くもかゆくもありません。

アホな上司は部下が正しいことを言っても、

自分の上司に面倒臭がられるのが嫌で耳を貸しません。

そもそも自分自身面倒くさいし。

ただ同情する余地があるとすれば、

おそらくそんなアホな上司も若い頃は熱意にあふれ、

変革に燃えていた時期もあったのでしょう。

しかし、僕たちがそうであるように、

当時の上司にことごとく提案を無視され、

サラリーマンとしてどう生きるのが一番合理的かわかってしまったのでしょう。

「仕事をやっているフリをしてダラダラ会社にいること」

「仕事の成果などではなく、表面的なおべっかで上司の機嫌をとること」

無感情でこれを淡々と割りきってこなせるタイプであれば、

サラリーマンでいることもなかなかいいでしょうね。

オワコンだと思う理由その3:そもそも多数のサラリーマンの年収限界値が年収1000万円であること

残念ながら、年収1000万円になったところで

大した暮らしはできません。

年収1000万円といえば、月でならすと手取り70万円前後。

都内のそれなりのところにタワーマンションを借りれば、

家賃60万円くらいはザラです。

車もメルセデスのCクラスですらAMGなら諸費用込み1000万円だし、

10年ローンを組んだとしても月の支払いは10万円を超えます。

それ以外にも保険とガソリン代を足せば5万円くらいになりますし、

都内のそれなりのところに住んで、メルセデスのCクラスを買ったら、

すぐに足りなくなってしまう年収です。

六本木であれば1番安い駐車場でも6万円はするし、

家族がいるならよっぽど食費や遊興費を切り詰めても、

破綻してしまう年収です。

しかも実際は、サラリーマンのほとんどはこの年収に達することすらない。

会社に大きな問題が起きず、順調に出世をして、

入社してからようやく20年後、30年後に達するのが年収1000万円。

かつて就職の人気ランキングで常に上位だったJALが破綻し、

決してリストラをしないといっていたパナソニックが大量のリストラを行う時代に

自分の30年後の給料になんて希望が持てるわけがない。

しかもそれを手に入れるために、万人の共通で決して増やすことができない、

時間という資産をつぎ込み、僕が経験したような理不尽な経験に耐え忍び、

サラリーマンだけを続けるということは、払うコストがあまりに大き過ぎると思います。

長くなりましたが、

僕はこういう理由でもはやサラリーマンはオワコンだと思っています。

では、なぜサラリーマンを続けているのか。

そこにはきちんとした理由があります。

僕の目標はサラリーマンを辞めて、経済的な自由を確立すること。

そのためにサラリーマンという立場がどうしても必要だったのです。

成人してからは、辛いことが多かったのですが、

やはり諦めずに信念を持って行動し続ければ、どんな夢でも叶いますね。

このブログを開設した理由は、

新人の時の僕のようにサラリーマンを辞めたいけど、

何をしたらいいか分からない、という人に方法論を伝えたいからです。

あの時の僕は本当に誇張ではなく、ジタバタもがいて色々なことに挑戦し、

かなりの数の失敗をしました。

もしあの時に再現性のある方法を教えてくれる誰かがいてくれたら、

無駄な時間をショートカットできただろう、と思います。

少しずつですが、僕が膨大な資金と時間を使って、

作り上げた方程式をみなさんに伝えていきますので、

どうぞ応援をお願いできれば幸いです。

羽生一月(はぶひとつき)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?