本を売った
昨日、家にある本を少し売りにブックオフへ行った
どの本もまだ家の本棚に置いておきたいけど、なんとなく区切りを付けたくて売ることにした
もう年末だし、最近部屋に物が増えてきたので勢いでそうすることにした
メルカリでかなり前から出品していたものもあったけど一向に売れる気配がないし、
とにかく少しでも部屋を整理したくて、出品してたものも全部取り消してまで売りに行った
もちろんどれも思い入れのある本ばかり
これらのほとんどは中学生のときに読んだもので、そのうちの2冊は今年読んだもの
中学生のときはわりと本気でお医者さんになりたくて、海堂尊の難しそうな医療系の本をよく読んでた
売りに行く前に改めてパラっとページをめくったら、「中学生の頃の自分、よく読めたなあ」と普通にびっくりした
どの本も置いておくかどうかでかなり悩んだけど、
この先のことを考えるともう読まないかなというのが基準
それと妹が読んだ本がかなり混ざってたので、
売りに行く前に「残しておいてほしい本ある?」と確認のLINEを送ったら、
「あってももう読まないから全部いらない」
という返信がひとこと
私はそれを見て、
「さすがだな、過剰なもったいない精神と優柔不断を兼ね備えた私と違って、妹はすがすがしいくらいに判断が潔い」
と思った
売った本たちはほんのちょっとのお金にしかならなかったが、それで十分だと思う
私の本棚に、今読んでるおもしろい本やこれから出会うであろう素敵な本たちが入るためのスペースが新しくできたんだと思ってる
実際に、売った本たちの分のお金で、読みたかった米澤穂信の『ふたりの距離の概算』を買った
嬉しい
「作家さんの立場を考えると、中古のものを買うのではなくてやはり新書を買うべきなんだろうな・・・
でも本当にすみません!今だけは、学生の間だけは許してください!
社会人になったらお財布に余裕を持って本屋さんに行ってちゃんと買って読むから!」
とレジの列にぼんやり並びながら思った
人との出会いが人を成長させるように、本との出会いもまた私を成長させてくれている
売った本たち、今まで私の本棚にいてくれてありがとうね〜〜〜〜〜
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