パレスチナマラソンへの道３

2019年3月14日 11:03

マラソンに出る！と言うと練習してる？と聞かれるんですけど、２１kmのハーフマラソンです。練習という練習はしていません。ただ自転車を控えて歩くようにしています。

先日新しく購入したマラソン靴を履いて歩きました。約１０km。
早速靴擦れしました。

これってどうしたらいいんでしょうか？

絆創膏でいいのかな？

わたしの体型は運動できそう系な身体つきなんです。なので、マラソンの話をすると

皇居周り走る系の人、とかスポーツウーマンなんですね、みたいな反応をもらいますが全く違います。

はっきり言って運動は大嫌い！体育の授業はサボるもの！と決めつけてできる限り回避してきました。そんなわたしがなぜマラソン？

パレスチナが好きだから。

マラソンに出ることが目的ではなくて、パレスチナのために走ることが目的なのです。出場者全員がそうではないと思うけど昨年は７０００人の人がこれに近しい気持ちで走ったんです。走る前からその人の多さに感動して号泣するほど。

走ったって何も変わらないよ！と思う人も多いと思う。実際に影響力がどれくらいあるかわからないし、それでイスラエルのパレスチナ占領が終わることはほぼほぼありえないだろう。

でもね、実際に経験した市民（国際市民）の声が反映されたことがあったんです。体験したんです。

２０１８年１０月１日のイスラエルから不当に立ち退きを要求されていたエルサレム郊外のベドゥインの村ハンアルハフマル。

世界が注目し、facebookで多くの人がチェックインをしてこの名前が世界中に広まり行ったことのない人までチェックインしてこの村の存続希望を表明したら、なんと立ち退きが延期に！引き続き延期されている。

武力じゃなくソーシャルな力でそんなことが起きるのかーと実際に９月に村に行ったので感慨ひとしおでした。

まあこれはある種、奇跡的だけど、事実は事実。実例であり前例。

わたしがへいこらへいこらベツレヘムを１周、分離壁やチェックポイント、難民キャンプを２１km走ってもしかしたら目に見えない程度何かが変わるかもーと期待しつつ。