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写真展『パレスチナの旅 わたしの旅』前半

6月17日
プロの集い 設営
尊い時間である。
わたし、額装家という肩書きには収まりきれないスポットフレームワークス矢部さん、デザイナーRiheiの3人が集った。
14時過ぎから21時をゆうに超えていた。この設営を来場の方に説明する必要はないが展示をするにおいてわたしにはかけがえのない時間になった。それぞれの美意識こだわりのぶつかりにより研磨されていく感じと高揚がある。

6月18日
初日 オープニングパーティー
パーティー前の早い時間からもご来場頂き有難い限りです。
パーティーには80名を超える方々にお越しいただき盛り上がりました。本当にありがとうございます。
パーティーは難しい。写真展のパーティーだけど写真が観たい人だけが来るわけではないからである。

6月19日
パーティーだとゆっくり観れないので、と2度目のご来場の方もいらっしゃりとても嬉しいです。
またラジオやフライヤーから興味を持って頂いた方もご来場下さいました。
クローズ寸前には設営してくれた矢部さん再訪。パーティーでズレたりしていないかのチェックです。どこまでもプロを感じます。ピリリ。

6月20日
ギャラリーのお客様などご来場。
私個人というより、作品に興味があって来られるとは私にとってとても理想的です。できれば透明人間になって作品だけに興味を示して貰えたら一番嬉しいことなので。
キャプションをQRコードで受付に貼っています。
何も読まずに作品を鑑賞してその後キャプションを読み、もう一度鑑賞する方が多かった。私にとって最高のシチュエーションです。
そのための余白であり、贅沢な展示の仕方をしていました。きっとわたしを受付のバイトの人と認識していると思います。それも最高です。ベストオブベストです。
わたしの望む鑑賞の仕方をしてくれる方々のご来場にこれからの希望を感じました。会場を作り上げてくれた矢部さん、Riheiにも心から感謝しています。

6月21日
オープンより1時間一人だけの時間でした。この点数の少なさ、余白、数を見せたいんじゃなく、深さと思考、そして疑問を投げている、と自分がやりたい形の言葉はそれだと改めて気が付くのでした。
フォトグラファーのお客様より、点数減らすの怖くないですか?覚悟が必要じゃないですか?と聞かれる。
考えてもみなかった。逆で薄くなる方が怖くなるんです。余白を大事にしているのは思考を深く深くするためで鑑賞に思考と疑問、余韻を残したいからと思っている。
この考え方がわたしがジャーナリストですか?と聞かれても違います、と答える点かもしれない。
noteで知り合ったともこさん、みゆきさん、ふむふむさん、初めまして!の泉さんが来てくださった。オンラインの繋がりもオフラインの繋がりも21世紀には境界線はないのかもしれない。

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