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ひとり広告批評、はじめます。

【ひとり広告批評、はじめます】

■広告批評がなくなって15年
雑誌「広告批評」が休刊になって15年、創刊者の天野祐吉さんが亡くなって10年が経ちました。
この間、日本の広告業界は停滞した様子を見せています。
その背景には、広告を愛し、ヤジを飛ばす人が減ってきたことが大きいのではないでしょうか。
日本の広告界は大きな変革期を迎えながらも、その対応が遅れています。

■マーケティングと広告の関係性を考える
この停滞の大きな理由は、単にデジタル化への遅れだけではありません。
マーケティングにおける広告の役割が曖昧になり、その価値をめぐる議論が不足していることが問題なのです。
マーケティングという概念が普及しました。
そして先行する欧米ではCMOの役割が重要性を増しています。
マーケティングにはリソースマネージメントだけではなくレベニューやグロースへ期待が込められています。

■広告へのまなざしを取り戻す
広告は本来、企業の商品・サービスの価値を消費者に伝える重要な役割を担っています。
広告費は代理店を経由し、最終的に消費者が負担するものです。
だからこそ、適切な広告批評は消費者の利益のために行われるべきなのです。

■批評には愛情が必要
業界で働く人々からも広告への愛情が失われつつあります。
大手代理店の出身者からさえ、その思いが感じられなくなってきました。
マーケティングや広告を批判するのではなく、批評するには愛情が不可欠なのです。

■ひとり広告批評、はじめます
そこで僕は、大好きな広告業界に新たな風を吹き込むべく、「ひとり広告批評」を始めようと思います。

天野祐吉さんの著作を手がかりに、広告の未来を信じ、よりよい批評を心がけて…。
同じ思いを持つ仲間にも声をかけ、対話を重ねながら、広告の役割と価値を再確認するきっかけにします。

消費者のために広告を見つめ直し、新たな視点を生み出していきたいと考えています。不定期に140文字で呟きます。

広告には制限がつきものです。140文字は広告について語るのに十分です。

どうぞ、ご期待ください。



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