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来季の予想布陣と補強ポイント

こんにちは。どとーーーるです。昨日、84試合に及んだシーズンが終わってしまい、POを見る気になれないファンが多いのではないかと思います。そこで今日は、今シーズンの起用法を見て、来季の布陣予想と補強ポイントの提案をしていきたいと思います。



PrestiとMarkの理想の布陣

早速ですが、去年の開幕戦である、MIN戦のスタメンから振り返っていきたいと思います。

Draftで指名したChetが、無念にもシーズン前からリタイアとなり、ある程度のプランを変更せざるを得ない状況でも大方の予想通り、3 Handler+1 Forward + 1 Bigの形を取ってきました。この形は、OKCの土台であり2人が理想とするバスケットなのではと考えています。


Handler

Guard

OKCのバスケットを語る上で、1番の軸ともいえるポジションです。試合中多くの時間ボールを持ち、試合を組み立てます。このポジションを今季担っていたのが、ShaiGiddey、そしてJDubです。

3人のうち、1人は必ずコートに立ちゲームをコントロールします。そのため、ゲーム中の消耗は激しく、特にShaiは体力がつきてしまうケースがありました。なぜなら、奇数Qの後半、このポジションに入るのはShaiしかおらず、1人でゲーム進行をしているからです。

本来、Mannにそのポジションを期待し、中盤の怪我人パラダイスを乗り切るまでは、Markも我慢と期待の起用をし続けました。しかし、期待に応えることはできなかったと考えるファンも少なくはないのでしょうか。

それゆえ、来季もチームで最も大切なこのポジションに、Draftと現役選手の補強の両方で2人はほしいところです。去年、34位に取られてなければINDのAndrew Nembhardを取っていたとのこともあり、需要は自明でしょう。

Wing

続いて、Wingです。このポジションに期待することは、ロングシュートと第3のハンドラーです。後半は、JDubがスタメンに抜擢されていた関係で4人目のハンドラーとなっていましたが、本来はこのポジションにハンドルの能力を求めているでしょう。

このポジションには、今季DortJoeが入っていました。そして、来季からここにOusmane Diengが入るのではと考えています。

基本的には、0°から45°でスタートしキックアウトを待ちます。そのポゼッションのファーストアタックが終わると、ポジションを上げボールをもらう形にシフトします。また、彼ら始動のオフェンスセットもあります。

相手によって、柔軟に役割を変えたり、枚数が揃っているこのポジションの補強の優先度はあまり高くないでしょう。ここに、ナチュラルなシューターであるLindyを入れたりもするので、Two-wayでいいシューターを囲うのが理想です。


Forward

私はドライブを愛し、ドライブに愛されたチームOKC Thunderにおいて最も難しく、最も重要で、最も目立たないポジションだと考えます。そして、このポジションは大きく分けて2つのタイプの選手たちがいます。

Spacer

ここまでかっこつけて英語を使ったポジション分けをしてきましたが、あえて日本式にいうと3-4番タイプです。このポジションに座るのは、わがチームの縁の下の力持ちKenny HustleAaaaaaaaaaronです。

このポジションに求めることは、全部です。ほんとに全部なんです。なのに2人とも契約金が安いなんてほんと世の中理不尽ですね。

冗談は置いといて、特に求められているのはスペースの拡大です。一見、ウィングと同じやんか。と思われますが全然違います。カッティングです。

それを象徴するデータとして、Youtuberであるハレルヤさんが示したデータによると、全プレー中のプレーをパーセンテージ化すると、彼ら2人はそれぞれKennyが15.9%、Aaronが15.2%とあったまおかしいくらいカッティングしてくれます。
(切り抜き置いておきます。よかったら見てみてください。)

それでいて、3pシュートもそれぞれ37.3%、39.3%と高確率で決めてくれます。そんでディフェンスもさせられて。。こんなに働いてるのに彼らのサラリーKennyが$2M。上がる来季ですら$6.5Mですからね。Aaronも$1.5Mです。こんなん労基もんですわ。ありがとう。

Hub

the central or main part of something where there is most activity

Cambridge Dictionary

ケンブリッジ辞書にこう書いてあるように、スクリーンにハンドオフにと様々なプレーの起点になるまさに中核の選手。パスがうまくスリーも打ってくれたり、スモールにしたいときはセンターもします。

開幕当初はここに座る選手が不在でいわゆる戦術シェイが横行していました。しかし、センター陣の相次ぐ怪我により、JWillが。Bazeとのトレードでなぜか手に入ってしまったSaricが務めてくれました。

前述したとおり、このポジションを務める選手がいなかった開幕直後は混沌とした特攻型バスケであり、戦術の幅も狭かったはずです。故に、シーズンを通してこのポジションの大切さを痛感しました。

この後紹介するリムプロモンスターの横を務める上で、4番を守れるスピードがカギになります。今いる選手の中で、最も相応しいのは、JWillでしょう。しかし、彼は4番を守るための馬力は正直ないと思います。

また、Saricさんには来季もいてほしいですが、若いチームをローテに入るかどうかの場所で見守っていただくのはすごく申し訳ない。

よって、うちの上昇はこのポジションにどこまでこだわるかにかかってくるかもしれません。私を含めた全ファンの望む補強点はここでしょう。


Big

今シーズン、どれだけここの選手不在による失点、敗戦があったでしょうか。どれだけ平面で守っても高さとパワーで押されてしまいます。拳を握りしめ、スリーが打てて、P&RもP&Pもこなせて、リムプロ最強、リバウンド取れる7フッターはいないかと何度思ったでしょうか。

安心してください。います。そう、我らがChetです。Chetくんは大変な化け物です。

21年ドラフトにおいて、Cade (現DET)ではなくMobleyを狙っていたといわれてるのでPrestiらにとって、このチームにおけるBigのポジションは大きいウェイトになるはずです。

だからこそ、Chetだけに押し付けることなくもう1人経験のあるビッグマンを補強したいところです。


まとめ

来季の戦力布陣予想はこのような形です。左3行がロスターで1番右はドラフトや補強次第ではお別れになってしまうのではと考えている選手です。

◎…ドラフトでほしい
〇…FAかトレードでほしい
※1…再契約したい
※2…再契約できなかった時補充したい

契約がきついと感じている理由はこちら。

上記のポジション以外にも、Forwardのスコアラーが市場に出てくるのであれば、積極的な補強を期待したいです。

Prestiも昨シーズン終わりに”大きく動くことが可能”と言っているように、今オフ、来シーズンのTDLやオフは大きくチームが変わり得るフェーズです。私たちは、ファンは来たる時に備え、最高の応援をしていきたいですね。

皆様の反応お待ちしています!!ご精読ありがとうございました。


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