物事や人に対してどう向き合うか、が大事

今は「心から満足する人生コンサル」をしています、つきかがみ 蓮ですが、数年前はタロット占い師として活動していました。

当初、対面セッションに特化した個人活動をしていたのでマルシェ出店をよくしていました。

その時、セッションついでに複数名の方から
・自分も占い師になりたいがどうやったらなれるのか
・自分の身内が占い師になると言って勉強していて、自分が練習台になっているが今のやり方で本当に占えるようになるのか
というご相談というかご質問をいただいていました。

詳しくお話を伺わせていただくと「ああ、この方(または身内の方)は占いをかじっただけの人で終わるんだろうなあ」と感じる方ばかりでした。

今回はそのことについてお話いたしますね。
なぜなら、この時にアドバイスしたことの共通点がそのまま今私が提唱している「今にフォーカスして生きる」「美しい生き方をする」「今を生きる」を実践する上でも重要なファクターになっているからです。

私が「ああ、この方(または身内の方)は占いをかじっただけの人で終わるんだろうなあ」と感じた方の共通点は「覚悟のなさ」です。

・占い師って占いのやり方を知ってその通りにしたら答えが自動的に出てくるんだよね、楽ちん!
とか
・カード系占いなら難しいスキルは要らなさそうだし最悪適当に言っても分からないだろうから簡単に占い師になれる!
とか、とにかく楽して稼げる手段として占いを捉えていて
・依頼者様に真剣に真摯に向き合いどうにか今悩んでるこの方のお力になってさしあげたい! 笑顔になって今この瞬間からまた歩けるようお役に立ちたい!
というようなお気持ちが薄い方ばかりでした。

私を目の前にして未経験者でありながら「カードなら簡単にできそうだから楽にお金稼ぎできていいですね、私もやりたいです」とはっきり口にした方もいました。
(「そう思うなら今すぐカード買われてされたらいいと思いますよ? それで本当にできるとお思いならどうぞ頑張ってください」と言いましたらものすごくバツが悪そうに帰っていかれました←意地悪)

こういう方々は依頼者側の気持ち、なぜ提供者を頼ってくるのかなどに対して考えが及んでいません。
つまりは「想像力が足りていない」状態で、目に見える自分に都合のいいこと(ちょっと占うだけで数千円もらえる、とか)しか目に入っていません。
そんな状態では良いセッションはできませんし、   求められることもありません。

目の前の依頼者のことをしっかり見ていないからこういう心得違いをするのだと思います。

こういう方々には「何のために占い師になりたいのですか?」とお聞きしていました。
皆さん口では「困っている人の役に立ちたい」と言われるんですけど「本当に? 具体的にどう役に立ちたいの? 目の前の悩んでる人にどうなってほしくて占いを提供するの?」と聞くとだいたい黙ってしまわれます。

覚悟などなくなんとなく思いついただけだから、です。
つまり「本気でやりたいわけじゃない」んです。
覚悟ある方はそこも真剣に真摯に返答してくれます。

動機やきっかけが「お金稼ぎたいから」はありだと思います。
そこは否定しません。
けれど、目の前の悩んでる方からお金を対価としていただくにはその方に真摯に向き合う覚悟が絶対に必要だと考えます。
悩んでる方に何をしてさしあげれば良いのかを真剣に考えられないようならば覚悟がない、本気じゃないと捉えられても仕方ないのではないでしょうか?

次によくあった「覚悟のなさ」は「他者に真摯に向き合えない」です。

身内相手に練習する方に特に多かったのは「途中で勝手にセッションを終わらせてしまう」です。

相手が身内であることに対しての甘え。
対価をいただかない練習だからという甘え。
自分が初心者であることに対する甘え。

そういう甘えから
身内に占い練習したいから何か質問してくれとねだる⇒質問を出す⇒占術のやり方にあてはめる⇒分からない⇒分からないからもういいや、終わりと勝手に終わらせる
という流れが生まれます。

これ、どれだけ失礼で自分勝手なことかわかりますか?
身内だからいい、初心者だから仕方ない、無料(練習)だから仕方ない
そんな姿勢でスキルが上達するわけもありませんし、そもそも付き合ってくれている身内に失礼です。

相手が身内だろうが何だろうが「困り事がある人」に対して「例え占術での解決の仕方がわからなくても、今目の前にいるこの人を笑顔にしたい、何とか悩みを解決、軽減して楽になっていただきたい、そのために自分は今持てる力を全てだしきって向き合う!」という強い気持ちがあれば、絶対に絶対に上述の流れはできません。

つまりはそういう覚悟がないんです。
他者に真摯に向き合う覚悟がないんです。
もっと言うなら自分自身にも真摯に向き合ったことがないんです。

私が以前から「提供者をするなら自己対話や、内観は絶対した方がいいと思う」と言い続けている理由でもあります。

自分自身に真摯に向き合ったことがないのに、何で他者と真摯に向き合えるのでしょうか?

こういう方にはこのようにアドバイスしていました。
「例え占術での解決の仕方がわからなくても、今目の前にいるこの人を笑顔にしたい、何とか悩みを解決、軽減して楽になっていただきたい、そのために自分は今持てる力を全てだしきって向き合う!」という覚悟を持つことから始めてください、その覚悟がないのに軽々しく他者に悩みを打ち明けてなどねだるものではない。ましてや途中で勝手にセッションをやめるなんて無責任なことをするなど言語道断です。その甘えを捨てることから始めてください。

私は厳しいですか?

冒頭で書いた通り私は今は占い師ではなく「心から満足する人生コンサル」として活動しています。

そして「美しい生き方」「今にフォーカスして生きる」「今を生きる」ことをおすすめしています。

このような生き方に憧れながらも未だ立ち止まったままの方々の特徴も「覚悟のなさ」や「想像力のなさ」が共通点としてあります。

ですので是非自分におきかえて考えてみてください。
あなたには自分の人生を満足するものにしてやる!と強い覚悟がありますか?


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