見出し画像

『豊かさ』を手に入れる人の共通点

『“豊かさ”を手に入れたい』という方はたくさんいます。そして、ちょっとしたコツを掴んで望む豊かさを手に入れていく方、なかなか手に入れることができない方、人それぞれです。

たくさんのセッションを行ってきた中で『“豊かさ”を手に入れていく方』の共通点は『与える人』だと最近、つくづく感じています。

逆になかなか“豊かさ”を手に入れることができない場合は、もしかしたら『与える』ことが、うまくできていないからかもしれないと思うようにもなりました。


いやいや、そんなことはない。
他人にプレゼントするのは好きだし、お礼や感謝の言葉もきちんと言ってるし。



…そう思っても、現実が“豊かさ”と離れていると感じるのであれば、それは『与える』がうまくできていないサイン。

たとえ『与える』ということを意識していたとしても、自己犠牲を払って必要以上の『与える』を行っていたら、それは『与える』がうまくできていないことになるので“豊かさ”とは乖離してしまいます。

また、どんなに『与える』ことを意識していても、人との約束を守らなかったりすると、やはり“豊かさ”から乖離してしまう。

自己犠牲を払う『与える』は、どうしても無理がでてくるから続けられなくなり、結果として『与える』ことができなくなるし、『人との約束を守らない』ということは、どんなに他で与えていても、約束を守らないことで『人の時間を奪う』ことをしてしまっているので、やはり『与える』ことができてない。

この『与える人』という考え方は、心理学者のアダム・グラント氏が提唱するもので、数年前から、事あるごとに私の目に入るようになった『ギバー・テイカー・マッチャー』というワードは、知れば知るほど真理だなと感じています。

でも、私の体感としてはこの3分類についてはもっと複雑で、ギバー寄りのテイカーとか、テイカー寄りのギバーとか1人の人格の中でギバー・テイカー・マッチャーが混在している場合も多いように思います。

『ギバー・テイカー・マッチャー』を知った数年前のあの頃は、あの人はギバーだな、あいつはテイカーだな、とラベリングすることに意識が向いていましたが(←ひどいやつ)、今はそれはとてもどうでもいいことで、自分の中の『ギバー・テイカー・マッチャー』のバランスを調えることが重要だと気づいてからは、なんとなくいい感じです。

◼️ご参考
アダム・グラント: 「与える人」と「奪う人」—あなたはどっち? | TED Talk
https://www.ted.com/talks/adam_grant_are_you_a_giver_or_a_taker?language=ja


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?