5.女性ふたりで過ごすためのラブホ選び

前回に引き続き、新規のお客様が「デート60分」+「ビアン90分」コースを利用されるときのお話です。

はじめてのご利用だと、心が閉じた状態のお客様もいます。そうした方は、まずあまりお話をしてくれません。だからこちらから会話を投げかけたり、自分のことをたくさん話します。

デート60分には、ホテルへの移動時間をも含まれますから、ゆっくり過ごす時間は意外と少ないです。すぐ終わってしまいます。この時間だけでお客様の心をつかみ取るのはなかなか至難の技です。

まずは、自分を知ってもらうこと。そうして安心してもらわないと、なかなか心に触れられません。そのうえで手を握ったり肩を触れ合ったりして、少しずつ距離を縮めていきます。

そして何よりも、抱きしめること。そういうことができる場面や場所なら、包み込んであげるのが一番です。あなたはひとりじゃない、と暗示しながら。

デート段階では友だち感覚で接して何がしたいかを聞き出したあと、特に意思表示がない場合は、私の好きな場所にお連れすることが多いです。自分の楽しい場所は、気を遣わず自由に一緒にいられるからです。テリトリーのようなものですから(笑)。

お客様にとっても私にとっても、無理なく一緒に楽しめるのが一番ですね。

*   *   *

60分間が過ぎるころ、私とお客様はホテルの前にいます。

はじめてご利用される方だと、ホテルへのご案内は「ゆうさんのお任せで」といわれることが多いです。

大阪ミナミエリアのホテルは、ラブホテルを含め、女性同士で入って断られることはありません。最近では「女子会プラン」などを設けているホテルも増え、数年前に比べ女性同士でも比較的入りやすくなっています。

私は馴染みのホテルのメンバーカードを持っているので、できるだけ慣れたホテルを案内します。メンバーカードの利点は、少し割引になったりウェルカムドリンクなどの特典が付いたりすることです。ウェルカムドリンクがつけば、ふたりで乾杯できますね。

あとは部屋の清潔感や広さ、お風呂の機能や広さ。ジェットバスがあるかどうか、照明が調整できるか……いろんな視点からみて万能なホテルを選びます。過ごしやすい雰囲気、部屋のカラーなどにも配慮できればと思っています。

いよいよホテルの部屋の扉を開けます。ここからがビアンコースのスタートです。お客様の緊張が一気に上昇します。

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