離婚してからの私の生活と言えば、もう奔放というか、無鉄砲というか。

私は実家に帰りました。
実母は相変わらず厳しいことを言っていましたが、私はほとんど家に帰ることはありませんでした。

スロットに通い詰め、飲み歩き、友達とナンパに出かけたり、県外までナンパ遠征に行ったり。
借金を自転車操業しながら、遊び尽くしていました。

朝3時などに帰ってきて、駐車場に母が待ち構えていることも少なくありませんでした。

実家のご飯は少なすぎるし、どうせ作るのは私なので、実家でご飯を食べることはほぼありませんでした。

それでも、家にいる僅かな時間に「お茶をいれろ」と言われたり、いる間中ずーーーーーっとお説教されたりしていましたが、基本無視していました。

私の中で、小さい頃から反抗はしていたものの、母という存在は逆らえない存在でした。

しかし、離婚後、そのお小言があまりにうるさかったので、暴れたりしたことが何回もあります。
敵わないと思っていた腕力も、今では母と互角でした。
あまりに暴れるので、救急車で精神科に運ばれてホリゾンを打たれたりすることも増えました。

そんな生活を半年くらい送っていたとき、たまたま、好きな人

と同じチャットで遊んでいた大学生と会うことになりました。

県外の大学生で、もともとの印象から、おとなしめの男の子。
地元は私と一緒ですが、県外で一人暮らしでした。

私はかなり強引にアパートに押しかけ、そしてそのまま居座ることにしました。

彼は大学で使うのでパソコンを持っていて……
私はそんな折にmixiに忘れらんねぇ好きな人がいると噂を聞いて、ほぼその好きな人を探すパソコン環境のためだけに大学生の彼を恋人にしました。

この頃は休みがちではあったけれどまだ仕事に行っていて、久留米-熊本間を毎朝毎晩、高速を使ったり、下道だったりで通いました。

大学生の彼はおとなしいけれど芯がある子で、演劇をしていました。

続く