相方とは、大学生の彼氏のことを彼女と設定しておもしろおかしく書いているブログを通じて知り合いました。

相方が同じ地元に住んでいるとわかった私は、まだ知り合って間もない相方を、「メイド喫茶に連れていってあげる」と、会う約束をしました。

会う直前まで、相方は私のことを男性だと信じて疑っていませんでした。
後に聞くと、「面白いおっさんがいるなぁ」と思ってブログに目を通していたそうです。

会った時、私が女性だということを見ても、相方はさほど驚いた様子を見せませんでした。
相方はものすごく、透明なくらい色が白く、ガリガリで、なんだかあんまり合わないジャケットを無理して羽織っていました。

メイド喫茶に行こうと誘ったのに、その姿と、自分の姿を考えて、（初対面でいきなりメイド喫茶はちょっとハードルが高いか・・・）と考え、カラオケに行くことに変更しました。

後に聞くと、相方はカラオケに行くのはこれが初めてだったそうで。
普通にカラオケの端末もいじれてるし、歌も結構うまい（声量は小さめだったけど）し、普段友達とカラオケ行ってるんだろうなくらいの感覚で過ごし、地元で有名なチェーンのファミレスで食事をして別れました。

印象としては、おとなしい子。

私が9割喋っているのに対し、相方が喋る1割は相づちと返事だけでした。

続く