多田李衣菜がよくわからない。何考えてんだあいつは

多田李衣菜がよくわからないというお話。個人の意見としては実際よくわからないからそのまま動かしていいと思うって感じなんですけど、私自身あらためて考えてみたら、そうは言っても自分の中に李衣菜の行動パターン的なものが全くないわけでもなかったのでそれを書き起こしてみます。
Twitterのノリの延長というか普段以上にチラ裏感覚で書いてるので何卒なにとぞ。

李衣菜が理屈よりも感覚で動くタイプの人間だっていうのはなんとなくわかってもらえると思います。そして変に勘が働くので直感的に物事の核心を突いてしまうのが李衣菜というイメージです。けれど李衣菜の言動はとても自分本位なんです。私はこう思う、私はこうするっていうだけで、それを相手がどう感じるかまで考えが回らない。その分李衣菜の言動には裏がないので、そのまっすぐな言葉が相手に気づきを与えることもあります。しかし場合によっては地雷を的確に踏みぬく結果につながります。
そんな李衣菜がそこかしこで地雷を爆発させないのには理由があります。それは李衣菜が自分から他人へ積極的に干渉しないからです。私はこれが最も李衣菜が本質的にCo属性であることを示す部分だと思っています。李衣菜は気配りができ頼られ上手な一面がありますが、自分から世話を焼きにいくことはしないんです。おそらくそれは李衣菜の信頼の形です。相手のことを信頼しているからこそ不用意に相手の事情に首を突っ込まない。もし相手が自分を頼るのなら全力で応えるっていう。
李衣菜の行動基準は自身の価値観で、他人に対しても同様に考えている(その人の価値観を尊重する)個人主義的な考えの持ち主なのかもしれません。

続いてはじゃあ李衣菜の価値観って何よって話です。ぶっちゃけ李衣菜はそこがブレブレなんじゃないのっていう。これに関しては最近の李衣菜のアイドル活動の大きなテーマに「チャレンジ」が加わったのでカッコいいロック以外にも何でも手を出す理由付けは全部それでできてしまうんですけどね。ただ李衣菜の内面の話とはズレるのでそれとは別の観点から。

李衣菜の内面を掴むにはTwilight Skyを利用するのが一番の近道です。メタな話李衣菜のキャラが今の方向性に定まったのはあの曲に拠ると思うので。
「Beating my heart それは止められない すべてを輝かすよ」
この歌詞の通り、あれもこれも目に映る全てが輝いているのが李衣菜の見ている世界なんです。全部が等しく輝いて見えるから目移りしちゃってどれが一番なんて決められないんですよね。
「心のコンパス」って言葉があるじゃないですか。李衣菜の場合「心のファインダー」なんです。そうです「諸行無常絶え間なく流れる星のファインダー」です。ここでいう「ファインダー(finder)」とは方向探知機を意味します。コンパスは指針は常に北を指し続けますが、方向探知器が示すのはその時々に受け取った電波の発信源の方角です。
李衣菜の持っていた心のファインダーは漠然としたカッコよくなりたいという想いでした。絶えず変化するアイドルの世界で李衣菜はそのファインダーの示す方へまっすぐ突き進みます。ですが憧れの発信源の位置が変わればファインダーの示す方角もまるきり変わりますから、それが傍目には芯がなかったりブレているように見えるんだろうなと思います。

勢いに任せてみたら結局Twilight Skyかよって感じですが、これでちょっとは李衣菜のことがわかる……のか? たいぶ疑問ではありますがチラ裏ということでご容赦を。それでは。


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