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【フォー・ピース】多田李衣菜という特異点【焼肉定食】-その2

先日投稿したノートの後半戦になります。内容はそれぞれ独立したものとなっておりますが、あわせてお読みいただけたらと思います。
【フォー・ピース】多田李衣菜という特異点【焼肉定食】-その1 https://note.mu/tidusk_eika/n/n3a0e9c779a2d

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ここからは「李衣菜のカッコよさ」から少し離れて、多田李衣菜がシンデレラガールズのアイドルの中でも少々特異な立ち位置にいるという話をしようと思う。

さてさて再び[フォー・ピース]多田李衣菜、こちらは特訓前のイラスト。新たなチャレンジとして作詞に挑戦している。注目すべきはその内容である。この時李衣菜がTwilight Skyを作詞しているととれる台詞があることだ。

この「焼肉定食」また何言ってんだこいつはとお思いのことだろう。しかしこれにはちゃんと元ネタがある。

それは舞浜での1st LIVEの二日目昼公演、ライブMCで飛び出した。多田李衣菜役の青木瑠璃子さんが三村かな子役の大坪由佳さんとともに「焼肉定食だけじゃない」とサビのメロディーで口ずさんだ。言ってしまえば中の人ネタである。[フォー・ピース]の特訓後イラストが1st LIVEのステージから逆輸入されたもの(エアギター・瑠璃とオレンジのサイリウム)であるため台詞に同様の要素があってもさほどおかしくはないだろう。

焼肉定食についてざっくりと理解してもらえただろうか。ではこれが何を意味するのか。
この台詞は李衣菜が作詞している内容に具体性を与えた。初めに述べたように、この台詞の存在によって[フォー・ピース]で李衣菜はTwilight Skyを作詞していると解釈することが可能になってしまったのである。

CINDERELLA MASTERの楽曲とはどれもが特注品。アイドルの1曲目であると同時にそのアイドルの絶対的な根幹となる曲だ。ゆえにCINDERELLA MASTERとはアイドルに与えられるものであり、アイドルに寄り添いながらともに歩んでいくものである。

しかし多田李衣菜は違う。李衣菜だけはCINDERELLA MASTERを与えられるのではなく、自らの力でたどり着く可能性を持っているのだ。

これが多田李衣菜がシンデレラガールズのアイドルの中でも特異的存在であるとした理由である。無論あくまで一解釈、そこに至る過程や文脈はぶっ飛ばして結論だけ書いているようなものだ。
だけど、少し李衣菜を見る目が変わったんじゃないでしょうか。リーナのロック、カッコよさってパッと見で伝わりにくい部分があると思う。だから少しでも皆様が知らない一面を届けられたなら幸いである。

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