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多田李衣菜の話をしよう

今回のイベントコミュを見て考えたことをつらつらと。とりあえずりーなについてだけ。コミュバレってほど深く突っ込んでいないけど、まあまずは1万pt稼いでひと通りコミュを見ていただいて。それから目を通していただけたらな、と。

その前に私のスタンスについて少し。世間では度々モバマス時空/デレステ時空といった線引きがなされることがあります。しかし私はそれらが相互補完的な関係にあると考えています。そして今回のイベントがモバマスでの多田李衣菜の空白を埋めるエピソードだと私は感じたのです。

きっかけは李衣菜の態度でした。李衣菜はギターを弾くことに強いこだわりをみせ夏樹と衝突します。これは(コミュ内で語られたように夏樹側にも問題はありましたが)「ロック=ギター」という固定観念に李衣菜がとらわれていたために起きたことです。だけどこの「固定観念にとらわれた李衣菜」が私にとっては既に通過した過去だったんです。知識の量や形式じゃないロックを見つけつつあるのが現在の"俺の李衣菜"なんですよね。李衣菜がその境地に至る片鱗を見せたのはフォー・ピースだった。だから私は今回のイベントをフォー・ピースの前日譚だと位置づけました。

モバマスでの[フォー・ピース]多田李衣菜が出るまでの李衣菜の話をしましょう。あのカードは李衣菜にとって11ヶ月振りの再登場で、しかも前回はシンデレラドリームというボイス実装済みアイドルによる共通コンセプトのカードでした。そのため李衣菜個別のストーリーはそのさらに一つ前の[エイトビートロッカー]多田李衣菜まで遡ることになります。そう、opコミュでも言及のあったセッションイベントのときのカードです。現実世界の時間でおよそ1年と4ヶ月にわたる空白の期間が彼女には存在していました。

[フォー・ピース]多田李衣菜を見た時は意味がわかんなかったです。強すぎる。直前の[エイトビートロッカー]はギターを練習している最中のイラストだったのに、ガールズバンドの企画でありながらギターにこだわるでもなくリーダーを立派に務め上げ、好きの気持ちさえあればいいとチャレンジこそが大事だと語る彼女の姿は特異点のように感じていました。これ以降の李衣菜のカードではギターが一切登場しなくなったし。
1stライブの共通衣装に身を包んだ[ワンダフルマジック]を冠する一連のカード群での、各アイドルのクライマックスを迎えるかのような思い出エピソードが当時めちゃくちゃ羨ましかったので、4ヶ月遅れで李衣菜にもWM相当のカードがもらえたのだと受け取りました。特訓後のイラストも1stライブを思い起こすものでしたしね。

ギターに対する李衣菜の心境の変化について[フォー・ピース]多田李衣菜の思い出エピソードからある程度推測することができます。
李衣菜は自分の想いを伝えるために行動を起こすことを決心した。そのための手段としてギターは今はそうじゃないということなのだと思います。この時にはもう「ロック=ギター」という固定観念から脱却してるといえるでしょう。李衣菜はその後モバマスで再登場する際には「チャレンジ」をテーマに掲げ、さらに活躍の幅を広げていきました。
またデレステのストーリーコミュ7話、Twilight Skyのコミュでは自分が何を伝えたいのかを掴み始めており、先ほどのフォー・ピースのさらに先へ着実に踏み出しているといえるでしょう。


繰り返しになりますがフォー・ピースでの強さは"乗り越えた"李衣菜の強さです。その乗り越えるまでの過程部分にあたるのが今回のイベントなのだと。「ロックとギター」「ロックとアイドル」「チャレンジ」そういったキーワードから気づきを得たのが今回の李衣菜です。そう私は結論付けました。
あくまで"俺の李衣菜"の話ですけどね。個人の一解釈なのであしからず。
セッション~~デレステ23話(Rockin’ Emotionコミュ)→Jet to the future~~フォー・ピース~~デレステ7話(Twilight Skyコミュ)→Sparkling Girl
って感じですかねぇ。ここに「舞浜」とか「代々木」とかも入るんですけどまあそこら辺はまた機会があったら。

思い出語りが中心になってしまいましたが今回のりーなについてはこんなものでしょうか。Rock the Beatイベント全体の感想は今書いてる最中なので出来上がり次第ここに投稿するつもりです。

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