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普段やってるクラブミュージックの探し方、それに伴って見つかった曲

はじめに

こんにちは。トラネコです。
テクノとハウスが好きで都内を中心に度々DJをやらせていただいております。今年ついにレコードの所有枚数が1000枚を超えてしまいました。

某鯖にてアドベントカレンダー企画なるものがスタートし、久々にnoteを書く機会を頂いたので当初は音楽以外のことを書こうと思ったんですが、日常の物事がDJや音楽を除くと、自室から半径5m以内で収まってしまう、健康的で文化的じゃない人間だったので音楽で記事を書くことにしました。

いざ書くとなると、自分が好きなジャンルの話はマニアックすぎるし主観的な史観で間違った事をまとめて書いてしまったら怖いなと思いボツ。
今年のベスト曲集はどうやら他の方もやってくれるそうなので、今回は普段日常的に自分が行っているクラブミュージックの探し方を書きつつ、その過程の中で見つけた曲を軽くご紹介したいと思います。

新しいジャンル、新しいアーティストを探す際の一助になったら嬉しいです。

注意: 筆者は好みがだいぶ偏っています。またここ数年レコードにのめり込んでいるので、デジタル配信よりフィジカルなリリースを伴うものを中心に解説していきます。

方法1: レコードショップで情報を探る

今年レコード屋さんの情報のおかげで見つけた盤の一つ
Klon Dump / Understanding [MKIL003]
Discogs

まず、今ネットでクラブミュージックを探すとなると、大まかにフィジカルリリースを伴うものか否かという部分に分かれます。

前者がレコードショップやCDショップの通販サイト、後者がiTunesのストアやbeatport(クラブミュージック最大手のストア)などの音源を配信するサイトになります。
また近年、好事家を中心にシェアを伸ばしているbandcampは音源配信が中心ですが、アーティストやレーベルによってはCDやレーベルTシャツ、レコードなどを直接やり取りすることができる(=アーティストに直接お金が入る)ためちょうど中間くらいのサイトです。

今回ご紹介したいのは、前者のレコードショップについて。特に日本のレコードショップは素晴らしいお店が沢山あり、また曲のみならずアーティストやレーベルの情報も手に入りやすいです。

例を挙げると、渋谷のテクニークさん、Lighthouse Recordsさん、大阪のNewTone Recordsさんなど書ききれないくらいのお店があります。
またそれぞれのお店が、トレンドを踏まえつつも独自の審美や詳細な解説文で商品を販売しているので、情報の宝の山が詰まっていると思っています(時にこのアーティストが好きなら要チェック!みたいに名指しで導線が生まれることも)

レーベルによってはデジタル配信も行っているので、レコードを使わない人も気になった曲やレーベルはとりあえずコピペして検索すると良いと思います。
……結構ありがちな事だと当初レコードオンリーの販売だったのが、後々デジタル配信をbandcampだけで販売していたりすることがあります。
割とレーベルはそこら辺アバウトなので根気強く探しましょう。

もちろん金銭が許す限りそのお店で購入したり、気になった盤はサイトそれぞれの欲しい物リストに登録しておきます。
また売り切れてしまった盤があった場合、自分はDiscogs(ユーザーで作るディスコグラフィー+レコードの売買が可能なサイト)の欲しい物リストに改めて追加しています(このサイトに関しては後で解説します)

レコードショップで情報収集する際の利点と欠点

レコードショップを使う個人的な一番の利点は、予約受付中の商品欄を見ることによってこれから先にリリースされるレコードの情報をいち早く知る事ができる部分です。
ここで今後出るであろうレーベルやシングルの情報(国や地域、過去にどのアーティストが作品を出したのか)、それとアーティストの情報を手に入れてます。

欠点を挙げるとすれば、
・昨今のレコード文化の再燃によって、リリースの時期が当初より遅れてしまい、結果的に欧州のショップ(大体レコードのプレス工場が欧州にあるため入荷が速い)に優先的に流れるため、日本への入荷が遅い(=リリースに気づくのが遅れる)時がある事
・盤によっては入荷数が少ない(ショートする)ためすぐ売り切れてしまう場合がある事
・試聴リンクが音源の一部なのでフルで聴くことができない場合が多い事
以上の点が挙げられます。


(あとデジタルの音源を買ってた人には最初一枚あたりの値段で驚かれます。特にイギリスの盤は新譜だと2000円超える事が増えてきました。EU離脱の影響で関税がデカくなってるのかもしれないけど詳細不明なので分かる人教えて下さい)

これは昨年の年末には発売予定だったはずなのに気づいたら2021年の上半期に発売が遅れた上に、大幅に日本への入荷数がショートしてしまった盤
New Members / Spirals EP [DR002]
Discogs

方法2: YouTubeで情報を得る

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かなり極端なYouTubeの登録チャンネル動画欄の例

最新の曲の情報は、レコードショップ(やbandcampなど配信サイト)で探しているのは前項でお伝えしたとおりです。

その部分で試聴リンクが音源の一部なのでフルで聴くことができない場合があるという欠点を挙げました。これについて詳しく書くと、

・イントロがビートじゃない場合があるので繋ぐのに気苦労が生じる
・途中で自分が望んでいなかった質感の音やメロディーが入ってくる
・曲時間が極端に短い場合がある

といった部分をわからないまま購入する可能性が出てきます。
また、配信専売の曲をチェックできない点も気になるところです。
その可能性を極力減らすために、自分はYouTubeを試聴用ツールとして活用しています。

ディストリビューターの存在

よく見るケースだと、レーベルやアーティストへのリーチ数を支援するディストリビューター(レコードなどを取り扱う場合は言葉の通り卸売業者ですが、クラブミュージックでよく見かける配信専売のインディーズレーベルだと、ドネーションによって賄っている情報流通者としての意味合いが強い)が、YouTubeにレーベルに代わってフルの試聴リンクをアップしています。
……もちろんフルじゃない場合もあります。

またここでは詳しく紹介しませんが、既にレーベルとしての活動がストップしている昔の盤の情報は、過去現在問わず世界中の収集家がデータバンクとして、YouTubeに動画を投稿しています。中には10年以上前の動画もあります。

再生数に応じて収益を上げるシステムが後年出てきたため、ここで書くにはグレーとみなされる場合もあると思いますので割愛しますが、ジャンルによっては不可欠な存在です。
彼らの存在は草の根で活動するディストリビューター達にも影響を与えていると思います。

話を戻して、ディストリビューターのチャンネルがアップしている以下の動画を基に解説をします。

Kiddmishaはウクライナのアーティスト
流行のミニマルに整えられたエレクトロ系の曲を中心にリリースしている
彼のBandcampのリリースにもいい曲たくさんあります

動画の詳細欄を見ると、ディストリビューターのチャンネルでは総じて以下のようにリンクが取り揃えられています。
上から、この曲の販売リンク、アーティストのSNSページ、このディストリビューターのSNSページとなっています。

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例えばこのチャンネルを中心に流し聴きしておくと、気になった曲があった時にすぐリリースなどの情報を辿れるため曲探しの時短になる、とても便利な存在です。
以下におすすめのディストリビューターチャンネルを幾つか挙げておきます。

おすすめチャンネル1. YY.

フランスはパリにあるレコードショップYoyakuのディストリビューション部門、YYDistributionのチャンネル。彼らの息がかかっているレコードは大体ここでフルで試聴できる。音としてはミニマルなテックハウスに強く、独特の浮遊感やミステリアスな音像がとても好き。ちなみに日本語の予約を屋号に選んだきっかけはオーナーのVarhatが日本のミニマルな美的感覚が好きだったから。

おすすめチャンネル2. HATE

世界中のレーベルのハードテクノを中心にアップしているディストリビューター。とにかく音が強い曲がひたすら流れてくる。ちゃんとシングル全4曲を全てアップロードしてるところに好感が持てるチャンネル。DJ Mixのポッドキャストもある。

おすすめチャンネル3. Rayzeh

ルーマニアなどのミニマルハウスを中心にアップしているチャンネル。1で挙げたYY.のチャンネルで取り上げられているサウンドに近いが、こちらはよりウワモノのシンセが環境音楽やヒーリングミュージックのような綺麗めのもので、ゆったりとした陶酔感を表してるサウンドが多い。紹介しているものは配信専売のものが多め。

おすすめチャンネル4. CMYK

レーベルオーナー、バルセロナのパーティ〈Kommuna〉のオーガナイザーと様々な顔を持つスペインのアーティスト、CMYKのチャンネル。当初は彼のコレクションをアップしていたけど次第に彼や彼の周りのアーティスト仲間の新譜を世に出すチャンネルになった(こういう横の繋がりが見れるのは、大昔の個人サイト感あって面白い)
メロディアスだけどキャッチーすぎず、明るすぎず、暗すぎない絶妙なテンションの曲が多く、最近の流行りの音をまず最初にチェックできるチャンネルの一つになっている。自分もお世話になってます。

ちなみにYouTubeで試聴する際によくやってることとして、イントロを少し聴いて、最初にキックが入る所から10秒くらい聴き、ブレイク(曲の途中で訪れる、意図的に音を抜いて生まれる空白部分のこと、クラブミュージックだとドラムの音が抜けるところ)に入るところを少し聴いて、後半の部分にある、音が出揃ってそうなパートをちょっと長めに聴いて、気に入ったら改めて大体フルに近い時間で聴くようにして試聴時間の節約をしています。

補足: YouTubeのその他の利点について

またYouTubeの利点は他にもあり、そのうちの一つにアーティストのDJ Mixや配信が多数ある点も挙げられます。
フェスをやる規模までになったBoilerRoom、ちょっとマニアックなものだとイギリスの若手シーンを積極的に取り入れているKeepHushはアンダーグラウンドな映像と興奮に溢れています。DJの手さばきや作業用BGMとして聴くのならベルリンの最前線である、HÖR BERLINもおすすめです。

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BoilerRoomのロゴ
実はオシャレなアパレルもやってます

そういったDJ Mixを(流し聴きでも飛ばし飛ばしでもいいので)聴いていくといくつか自分のDJでも使いたい曲が出てきます。

そうした際にそのDJ Mix動画のコメント欄を見ると、たまに「45分からの曲は何?」みたいな英語の質問コメントタイムスタンプ付きでいくつか出てきます。
それに対し、返信で答えてる方もいて、そこで出た曲のタイトルとアーティストの情報をYouTubeでコピペして検索すると、試聴用のリンクが出てきてバッチリ合っている…といったことがあります。

そういった質問コメントが非常に多いなと思っているのが上の3つのチャンネルで音の好みも相まって自分はチェックしているといった次第です。

また先程同様に数々の収集家達による、過去海外のラジオで放映された録音Mixや、クラブの同時録音などもあり、どのルートで手に入れたのかわからない…ものもあります。他のジャンルで言うと、ロックなどにある、ライブを収録したブートレグ盤のようなものがネットに転がっています……。

そうした過去の録音は、既にトラックリストが有志によって纏められている場合があり、それを調べたい時便利なのがMixesdbというサイトです。最近は過疎気味なのか情報が少ないのですが、過去に人気だったDJのミックスなどを探してみるとトラックリストが埋まっていたりするのでたまに覗くと面白いです。

またTelekom Electronic Beatsというチャンネルで企画されている、著名なアーティストが当時クラブでよくかかってた曲だけ聴いてアーティストとタイトル当てる企画(Blind Test)やお気に入りのB面曲を5曲紹介する企画(Five Favorite B-Sides)も新たな曲を知る切っ掛けになったりします。企画としても面白いのでおすすめ。

方法3: Discogsで情報を纏め、深堀りする

Discogsのおかげで今年買い逃がさなかった盤のうちの一枚
どう買い逃がさなかったのかについては後ほど
UKガラージとミニマルハウスの中間なバランス感が心地よい一枚
Ron Obvious / Builded Mind [NGY05]
Discogs

ここまで情報を得るという部分に着目してきたので、今度はその情報をどう取り纏めるのかについて解説したいと思います。

配信サイトであれば、サイトそれぞれに独自の欲しい物リストやカートが用意されているため、気になった曲をすぐに入れることが可能となっています。特にbeatportはカートを複数作れるため、ジャンルによってカートを分けたりなどがしやすいです。

レコードショップの場合、サイトによってリストの上限が定められており、リストの空き容量を確保するには、売り切れてしまった盤を優先的にリストから削除しなければいけません。
しかし、後々再入荷や中古品で出回るといったこともあり、過去にリストから削除した気になる盤の情報を脳内に記憶しておくのは、日々大量に入荷が行われるレコードショップでは至難の業です。

そこで便利なのが方法1の際にご紹介したDiscogsというサイトです。このサイトはアカウントを登録していない時でも一部機能が使えますが、登録することによってより様々な機能が使えます。あまりに多機能なので自分がよく使っている機能を抜粋すると、

・欲しい物リストが使用可能になる
・購入したものをコレクションとしてリストに纏める事ができる
・海外のレコードショップや個人とDiscogsを通して取引ができる
・詳細に探れる検索機能

4つの機能が挙げられます。

欲しい物リストを活用する

先程書いたとおり、自分はレコードショップで売り切れてしまった盤はこちらの欲しい物リストに記録しています。
理由はDiscogsの検索機能が優秀なのと海外の在庫が一瞬で分かるからです。

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4300枚以上あるらしい、一生0にならなそうな自分の欲しい物リストの一部

上記画像の、左上の検索欄(薄くSearch Wishlistと書かれている方)で欲しい物リスト内に検索をかける事ができます。

リストの検索機能はレコードやCDそれぞれに個別にある、詳細ページに書かれている情報を基に検索するので、レーベルやアーティストだけではなく、国や発売した年、音楽のジャンルやスタイル、マトリックスナンバー(レコードの内側に刻まれている識別番号、部品の型番みたいな表記)などでも調べることができます。

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詳細ページの例
だいたいここに書かれている情報は検索欄に入れられる
Labelの欄の右端に書かれているのがマトリックスナンバー

欲しくなった盤をDiscogs経由で海外から購入する事ができるMarketplaceページに移動することも可能です。

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こちらでもソート機能が実装されてます
出品者の地域や盤の状態などで絞り込める
薄い文字になってるのは日本へは販売していない事を示してる
いわゆるおま国。売ってくれ〜

新譜であれば在庫は圧倒的に海外の方が多かったりします。
決済方法にはPaypalが選べるので便利です。難点は海外は国内より送料が高いので、買うのに勇気が必要になります。まとめ買いの方がお得です。

個人的な使用法だと、欲しい物リストに記録しておくことで、外部記憶ストレージになっている部分もあります。
この項目の一番上でご紹介したRon Obvious / Builded Mindもそのおかげで見つけた一枚。

この盤は元々欲しい物リストに入れた際にプレミア価格が付いており、到底買えるものではなく記憶から薄れていた一枚でした。
ある日、某レコードショップで棚を漁っていると相場の半額以下で売られている所を発見。しかし、自分はパッと思い出せずなんか見覚えあるな…と思い、リストに検索をかけました。

結果、検索がヒット。試聴して、あっこの盤か!と思い出し購入に至った盤です。
レコードショップを覗くと、こういう偶然の再会がたまに起こるのでその出会いを見逃さないようにする、補助としての欲しい物リストの使い方はアリかと思います。
もちろん見逃すこともあります後でめちゃくちゃ後悔します。

コレクション機能と深堀りする検索の仕方について

買った盤はコレクションに登録することもでき、こちらも欲しい物リスト同様、検索欄が実装されています。
また欲しい物リストと違い、ソートを切り替えたり、フォルダーを作れるのも特徴です。自分の場合は、購入した年毎に分けています。

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右上でソートの切り替えやフォルダーの管理を選択できる

またアーティスト、レーベル、ディストリビューター(あんまり使わないけどアルバムジャケットのデザイナー、マスタリング・エンジニアなど〉でそれぞれリスト化されたページがあるので、自分はレコードショップやYouTubeで調べた情報を基に深堀りしています。

数珠つなぎのように、アーティストからまた新しいレーベルを知り、レーベルの過去の作品を調べて、そこでまた違うアーティストを見つけて……といった具合に調べてみると、まだ見ぬ自分の審美と合致する一枚が出てくるので、そこが面白いです。

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アーティストページの例
アルバムやシングルのみ探したい場合は左の欄から指定する
アーティストによってはUnofficialなものもデータとして登録されている
写真のページはここ

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レーベルページの例
大きなレーベルだとParent Labelの欄が物凄い長くなる
写真のページはここ

スクリーンショット 2021-12-05 15.42.01

ディストリビューターページの例
意外なアーティストやレーベル同士の横の繋がりが見えてきたりする
写真のページはここ

Discogsに関しての補足

ちなみにいくつか補足ですが、Discogsは日本語対応してます。ただロード時間が延びるので、慣れてきたら英語版を使用するといいです。Userの一般設定から言語設定を変更できます。

また人によってはコレクションや欲しい物リストを隠しておきたい人もいるかと思います。
実は設定によって、コレクションや欲しい物リストを隠す設定ができます。

プライバシー → 基本のプライバシー設定の
・他の人が私のコレクションを閲覧できるようにする
・他の人が私のほしい物リストを閲覧できるようにする
の部分のチェックを外しましょう。

あと登録した直後、ユーザーネームがメールアドレスを若干省略した形になってたことがあったので登録したら即刻好きなユーザーネームに変えましょう。気づいた時、冷や汗めっちゃ出ました。

終わりの雑記

Instagramで前からチェックしてた人が初めてレコードのコンピレーションに収録された際、連絡を取り合った結果友人になった。そんな経緯がある一枚。
Various – Biscuit One [LNS01]
Discogs

上の見出しまでで7460文字も書いていたそうです。長くなっちゃった。ここまでお読みいただいた方、お疲れ様でした。ありがとうございます。

自分はこういう事を続けた結果、おかげさまで色んな人と繋がれたり、実際にお会いして会話することにもなったりしつつ、楽しい日々を過ごしています。

最近、あるツイートを拝見して、もしかしたら自分も続けてる原動力は近いのかなと思ったことがありました。それがこちらのツイート。

一個人の感性や審美で大きな世界に対し向き合って、時に素晴らしいと思えるものを見つけられる。この楽しみがあるから続けていられるんじゃないかなと(だからアルゴリズムに制御されてる感覚に陥るSpotifyはあまり使ってなかったりします、SoundCloudはもっとうまく使っても良いかもしれない…と最近思い始めました)

そうした音の良さを人と楽しく共有できるよう、今後も色々探していきたいです。

ただ今回のアドベントカレンダーの記事を見たり、某鯖で他の趣味を持つ人と知り合うたび、やっぱり色々趣味増やしたいなと思いました。

どうやらこの趣味への取り組み方は、のめり込み過ぎているらしいとようやく今年気づいた。推敲を重ねてたらアドベントカレンダーの期限も間に合ってないし。

いつかこの趣味の熱が途絶えた時の自分を想像するのが恐ろしいです。永遠に薪を投入して火を注ぎ込んでる感覚をいい加減取り除きたい。

ということで来年の抱負としては、もっと時間の使い方を有効活用して文化的な人間になりたいです。ファッションとか、ビールとかウイスキーを銘柄の違いを感じつつじっくり飲むとか、旅行して美味いもので食い倒れるとか、Switch買うとか、もっとクラブで遊ぶとか、別のジャンルの音楽も聴くとか。

あとここ数年、色々な人から機会を頂いてばかりなので、そろそろ恩返しがしたいと思ったところで筆を置きます。ここまでお読みいただき、ありがとうございました。


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