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こんにちは、みほです

画像は今日のnoteにまーったく関係のない。東海道新幹線の車窓からの風景

富士山。いいよね。

登ったことはないのですが、いつか必ずこの地へ戻っていくんだろうなあ。みたいな感覚はある。

脱線した。

そうそう。今日までの三連休

数ヶ月ぶりになんの予定もない休日で、観たかった映画を観ようか?本を読もうか?やりたかった勉強をしようか?

色々考えは巡らせていたのだけれど、どうしてもやりたいことがあって。


なにかというと


『アルバムを見返すこと』

ここ数日の間、なぜかずーっと幼い日の思い出や嫌だったこと・嬉しかったこと

色々織り交ぜては消えていく

みたいな日が続いていたのです

なにかブロックがあり、わたしの意識外で幼少期の思い出が封印されているのか。

はたまた、わたしのひよこ並みの脳みそのお陰で、昔の思い出は上書き保存で薄れているのか。

そのどちらか。

はまたま、その両方か。

理由と原因はわからないけれど、過去の思い出が薄い。

高校時代も下手したら比較的最近の大学時代思い出すら、白い靄がかって滲んでいる。


その点、写真は明確だ。

過去のある時点、ある時間のその場の空気や人間、景色を克明に再現してくれるから。

脳みそが忘れてしまっているなら、目で思い出させてしまえばいい。

とにかくここ数日のわたしは「アルバム」を見返したくてしょうがなかったのです。


ざっと数十冊はあるであろうアルバムの中から、わたしに関わりのある中で1番古そうなものを手にする。


産まれたてのわたしがしわくちゃになって、そこにいた。

丁寧に、いまと変わらぬ母の字で、出産の時のこと。

退院時の話が綴られている。

今は亡き、祖父と祖母も初孫の誕生に涙腺を弛ませていた。


「愛されてるな」

と純粋に思った。


この世に悲しいことも辛いことも一切ないかのように、その日の我が家は穏やかだった。

ただ、ひとり。

この世界のこと、まだなーんにも知らないわたしだけ、しわくちゃのお猿さんみたいな渋い顔をしていたけれど。


アルバムを見返していると、新しい発見もいくつかあって、泣きそうだけど泣けなくて、でも泣きたくて。

なんだかとっても辛かった。


しわくちゃのお猿さん、これからもほんとうの意味ではわたしだけが。

ただひとり、わたしだけが。

あなたをもっと幸せにすると誓います。


この人生、わたしの手で彩っていきましょうね。


たのしいよ、きっと。


11月15日午前1:11
みほ


#日記 #エッセイ #アルバム #思い出 #アイデンティティ #回顧 #写真 #誕生日

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