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1月31日退任発表の意義を作って欲しい

2022/7/2 14時 バンテリンドーム 〇5-2 (中日)

序盤は守備や走塁でバタバタしながらの勝利。相手に付け込む力がなかったので助かったというところでしょうか。仮にヤクルト相手だったら、初回・2回の守りのミスは見逃してくれなかったように思います。しかし、なんにせよ、勝利に持ち込み、連敗をストップできたのは良いこと。伊藤投手の頑張りに敬意です。

一方、ヤクルトにマジックが点灯。タイガースとのゲーム差は17。残り64試合。現実的にリーグ優勝は今年も難しくなったと言わざるを得ないでしょう。ですが、矢野監督ラストイヤー、なんとか2位に入って、甲子園でCSをやって、日本一に向けた挑戦をスワローズに仕掛けるまでは持っていって欲しいとは思います。ヤクルト以外の4チームとの力関係からは十分2位は狙えるでしょう。

また一方で、来年以降の優勝を目指して、チーム作りも進めていかねばなりません。幸いにも、今シーズンの開幕直後の状況(1勝15敗)は別として、戦力的に劣るわけではない。だけど優勝するためには投打とも1枚・2枚足りない。そこを来期に向けて作っていかねばならない。

1月31日に矢野監督が退任発表したことの是非が色々語られてます。ここは1つ、是非はおいといて、発表をしたということを逆に活用して、意義を見出して欲しいと考えます。

具体的には、出来るだけ早めに、次期監督を決めること。そして、次期監督と矢野監督とで連携して、今期の中間総括を行い、来期に向けた選手育成・起用の方針を定め、それに沿って残り試合を戦ってほしい。そうすると、「1月31日に退任を発表したこと」の意味・意義が生まれてくる。発表してよかったじゃないか、そういうことか、となる。そしてCSを狙い、ヤクルトを負かすエネルギー自体も今年だけの話ではなく、来期に向けたものにもなる。

対外的に発表する・しないはいずれでも良いと思います。もちろんファン的には発表いただいて、ワクワクして楽しみたいと思いますが、発表は無しで裏でしっかりと話し合って来期の準備を進めていただくでも良いと思う。

今年は厳しくなったが、とにかく、ファンとしては143試合戦っての「リーグ優勝」が観たい。今年でついに17年間Vから遠ざかることになる。1985年~2003年と同じである。つまり来年優勝しなけければそれを超える。ファンをここまで待たせてはならない。

矢野監督の最後の大仕事として、新監督との連携をお願いしたいし、球団にもその大局観を持って欲しい。

だいちゃん

似顔絵_円形切取


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