2018/6/16 14時 コポスタ宮城　〇２－１（楽天）

息詰まる投手戦のような貧打戦。とはいえ、「エースキラー」岩貞投手のピッティングは素晴らしいものでした。昨日の藤浪投手復活とともに、夏に向けて投手王国の匂いプンプンです。

さて、「どこで試合が動くかなー」と思いながら見てました。こういう試合のポイントになるのは、「一発」と「エラー」の他に、「小さなプレー」が持論です。

楽天の小さなプレーの１つは、9回先頭打者の伊藤隼太選手への四球。さすがの則本投手も勝利を意識したか。先頭打者を取っていたらすんなり楽天の試合だったでしょう。先頭へのストレートの四球はいけません。

もう１つは、中谷選手への配球。実は「変化球に強い中谷」。このデータはパ・リーグ楽天には伝わっていなかったか。中谷選手の長打ののほとんどはスライダー系の球で生まれています。１・２球目と同じく、内角速球勝負で来られたら、たぶんやられてました。

我がタイガースの小さなプレーは、8回裏の鳥谷選手の挟殺プレー。セカンド側で追い込んでアウトにしていれば（できた）、一死一塁だったところが一死二塁に。「あー、嫌な感じ、この1つの進塁許しが勝負をわけそう」と思っていたら、案の定。

しかし、ここで1点入ったことで、則本投手に変化が生まれて試合が動き出したことも事実。野球は難しいですね。でも、1つの小さなプレーは大切にしないといけません。進塁許しがなければ岩貞投手は8回投げ切れていたと思います。

明日も勝って5割復帰で甲子園で雨中止の2試合だ！　と思っていたら、楽天・梨田監督辞任の報。あらー、明日はデータ的には楽天の勝ちです（監督代行の初戦はなぜか殆ど勝利します）。タイガースの選手は空気読みそうやし。

だいちゃん