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TORAドラ振り返り

はじめまして。とらぶるです。
ドラフト会議前に、阪神陣営限定仮想ドラフトを振り返り、noteデビューしてみようと思います。
本当は色々と書きたかったのですが、なかなか捗らなかったので、軽めにしておきます。

1.指名結果

1位 山田龍聖  投手  JR東日本 ×
   達孝太   投手  天理高
2位 松川虎生  捕手  市立和歌山高
3位 森翔平   投手  三菱重工West
4位 逢澤崚介  外野手 トヨタ自動車
5位 福永裕基  内野手 日本新薬
6位 翁田大勢  投手  関西国際大
育成
1位 清水武蔵  内野手 国士舘高
2位 金井慎之介 投手  横浜高
3位 秋山俊   外野手 仙台育英高

2.指名選手紹介

例 選手名 投/打 身長/体重 遠投/50m走
      出身 出身校 その他

・山田龍聖 左/左 182/80 Max153km
      富山 高岡商業 高卒社会人
 即戦力性と将来性を併せ持つ左腕
 ストレートとチェンジアップを武器とする
 持ち球にはカーブやスライダー、フォークも
 伊藤将司とはチームメイトだった
 リリーフ→先発の流れになるのか

・達孝太  右/右 193/85 Max149km
      大阪 3.24生まれでほぼ高2
 とてつもない可能性を秘めた長身右腕
 持ち球はスライダー・カーブ・カット・フォーク
 向上心がとてつもなく、ケアなどの知識も豊富
 家庭でラプソードを保有している

・松川虎生 右/右 178/98 110m/6.9秒
      大阪 高校通算43発
 広角に飛ばせる大型捕手で三塁手の経験もあり
 俊敏性を度外視できるほど打撃が秀でている
 打撃のポテンシャルと強肩は間違いない
 名前は阪神優勝年度に誕生したことが由来
 入団後は3Bで打席を確保しつつ、捕手で育成か

・森翔平  左/左 177/80 Max150km
      鳥取 鳥取商業高 関西大
 経験十分な即戦力左腕
 元日生まれで実質大卒1年目と同年代
 持ち球はスライダー・カット・カーブ・チェンジ
 岩田稔の大学の後輩である
 鳴尾浜軍を制圧し、平田監督を唸らせた

・逢澤崚介 左/左 175/81 110m/5.8秒
      岡山 関西高 明治大 大卒3年目
 走攻守三拍子揃った中堅手
 信頼できる中堅手として非常に貴重な存在
 高校時代Max144kmの投手だった
 大学時代に指名漏れを経験
 近本獲得年度に谷本氏がコメント

・福永裕基 右/右 180/83 110m/6.2秒
      滋賀 天理高 専修大 大卒3年目
 右打ちの大型二塁手
 逆方向への打撃や脚力も目立つ
 現在はチーム事情で三塁を守っている
 阪神は解禁年の昨年視察

・翁田大勢 右/右 181/90  Max157km
      兵庫 西脇工業高 110m/6.3秒
 馬力のあるストレートを持ち味とする右腕
 スライダー・カーブ・シンカー・スプリット
 スリークウォーターとサイドの間
 高校時代もスカウトがマーク

・清水武蔵 右/右 178/76 110m/6.3秒
      鹿児島 高校通算22発
 捕手・三塁・外野もこなす万能遊撃手
 とにかくポテンシャルが高い

・金井慎之介 左/左 183/78 Max148km
       神奈川 ベイスターズJr.
 打者としての評価が高い二刀流
 状態が上がらず今夏はほとんど登板なし
 実績は少ないが投手としてのプロ入りを希望
 ポテンシャルは十分なので鳴尾浜で開花なるか
 及川の後輩にあたる

・秋山俊   右/左 180/80 100m/6.1秒
       北海道 日ハムJr. 日ハムファン
 上林二世と評されるハイスペック高校生
 今年の市場との絡みもあり、貴重な存在
 好きな選手は糸井嘉男

3.指名方針
イベントをやるにあたって、「王道を外しつつ、ありそうな指名をする」というテーマを事前に設けました。具体的には、阪神が獲得濃厚とされている選手、他球団が先に獲得するであろう選手は意図的に指名候補から除外したということです。既定路線から外れつつも現実的である指名にするため、上記のような「縛り」に加え、補強ポイントをいくつか挙げ、リストを作成しました。

補強ポイント
・即戦力左腕  計算できる投手を増やす
・即戦力中堅手 近本のバックアップ
・大型二塁手  糸原の対抗馬
・打撃型捕手  第三捕手
・高卒右腕   西純矢のライバル
・高卒左腕   次世代の軸となる選手
・高卒中堅手  近本の後釜
・変則投手   青柳二世
・高卒遊撃手  ポテンシャルお化け

・即戦力左腕
 今季躍動している伊藤将司、及川は1軍で過ごす初めてのシーズンで来季どうなるかはわからない。高橋遥人とチェンも故障に悩まされている。島本も復帰時期は未定で、岩貞も不安定。間違いなく最重要補強ポイントである。レベルに差はあれ、候補はたくさんいるので、特に名前を挙げたりはしないでおく。

・即戦力中堅手
 レギュラーの中で抜けた際に1番痛手なのは近本だろう。バックアップとして考えられる島田は守備に難があり、それを考えると打撃も物足りない。小野寺もまだ突き抜けた何かはない。髙山は論外で、江越も守備がやや怪しくなっている。よってとにかく即効性のある補強が必要となる。絶対的な守備を武器とする選手または両翼のバックアップも兼ねることのできる打力のあるセンターがいいのではないか。前者なら、渡部(慶應大)、丸山(明治大)、後者なら向山(NTT東日本)、中村(トヨタ自動車)などが挙げられる。

・大型二塁手
 ファン目線からするとここが最も気になるところである。糸原が必要戦力であることは間違いないが、不調期や相性が悪い相手にも固定するのは非常に問題だ。数試合単位で見れば他の選手を使った方がいいと思うこともあったので、補強したところでその選手が使われないのではないかという懸念もあるが、それならばそもそも獲得しないのではないかという仮定が生まれる。そこまで想定していてはキリがないので、控え選手の層の薄さが問題であると捉えることにする。控えとしては、左なら小幡・木浪右なら北條・山本がおり、守備や小技などを武器とするが、打撃が特別良いわけではなく、使うほどのインパクトが無いのだろう。打撃型捕手のところでも話すが、捕手が打てないことでセカンドに皺寄せが行っている可能性もある。いずれにせよ、右打者で長打力を武器とする二塁手は現有戦力と差別化を図ることもでき、スタメンでなくとも戦力になる可能性が高い。他球団との駆け引きや順位縛り、既に解禁済などいろいろな要素はあると思うが、池田(国士舘大)・向山(NTT東日本)などが候補になる。

・打撃型捕手
 まず前提として、「捕手」自体が少ない。代打専の原口と捕手としての出場がほとんどない片山を除けば、梅野・坂本・長坂・榮枝・藤田のみとなる。数年後に大卒の選手を獲得する可能性もあるが、次世代を見据えた捕手獲得は必要だと考えられる。なぜ打撃型なのかについてはいくつか理由があると思う。例えば、現状1軍では原口が第3捕手となっているが、終盤にマスクを被ることなどなく、実質2枚体制となっており、アクシデントがあった場合終盤捕手に代打を出すことができない。捕手が可能だった中谷を放出した影響もあるだろう。続いてはスタメンについてだが、捕手が打てないとなると、オーダーを組む際に守備を軽視し打力を重視するポジションが生まれかねない。実際のところどうだかわからないが、糸原絶不調時に梅野が絶好調であれば、小幡を試す選択肢もあったのではないか。イメージとしては坂本育成時の阿部である。このように、戦略面で幅を広げる上でも打力のある捕手は重要である。これは守備を軽視しているように思えるかもしれないが、打力と肩があれば、捕手技術はどうにかできると考えているのではないか。俊敏性を重視する傾向に反する部分は、打撃でプラスを叩き出せれば良いと捉えている。具体的には安田(愛知大)・松川(市立和歌山高)・村山(幕張総合高)・味谷(花咲徳栄高)などが挙げられる。

・高卒右腕
 獲得必須というわけではないだろうが、25歳以下の先発右腕にフォーカスを当ててみると、順調と言えるのは村上・西純矢くらいである。小川はリリーフの可能性が高く、牧はまだ支配下ではない。また才木も復帰後どうなるかわからない。よって、西純矢とお互いを高め合える次世代エース候補がいても良いのではないかと考えた。小園・森木・達あたりを筆頭に何人か候補はいるだろう。

・高卒左腕
左腕育成が上手くいっていること、川原が投げられていないこと、経験豊富なチェンウェインが在籍することなどを考慮し、今獲得して育てるのも良いのではないかと考えた。好みとしては高出力制球に難ありタイプの高ポテンシャル投手なので、羽田(八王子学園八王子高)・松浦(大阪桐蔭高)・金井(横浜高)あたりに注目したい。

・高卒中堅手
 鳴尾浜の外野事情も考えて、近本の後釜になりうる高校生を育成するのが良いのではないかと考えた。野間(大阪桐蔭高)・宮坂(智辯和歌山高)・福本(明石商業高)などが進学・社会人行きを決める中、秋山(仙台育英)や笹原(上田西)に注目したい。

・変則投手
 青柳がドラフト下位から侍ジャパン、2桁勝利まで上り詰めたことで、変則評価路線もアリなのではないかと思う。アンダーハンドの下山(西日本工業大)やサイド気味の深沢(専大松戸高)、左キラーとして長谷川(金沢学院大)などが面白いと思う。

・高卒遊撃手
 視察状況などからして、今年は指名なしな気がしているが、今後色々な可能性がある高卒遊撃手は魅力的である。既にユーティリティの清水(国士舘高)や力感のないスイングから球を遠くに飛ばす川口(高梁日新)、夏の大会で大暴れした小森(宇部工業高)などが気になるところ。

※高卒スラッガー
 競合レベルの選手が出てきた年に上位を割けばいいと判断し、補強ポイントには挙げなかった。

4.指名の流れ
大本命山田龍星に入札するも3陣営競合の結果外れ、通常なら左腕に拘るところだが、他の左腕に行くより達に行った方が全体のバランスが良くなると判断し達を選択。再び3陣営競合となるも見事獲得。ここで、問題となるのが大社左腕をどのタイミングで獲得するか。自陣営より後ろの4陣営のうち3陣営が1位で獲得していたため、3位でもリスト上の選手を獲得できると判断し、残っていた松川を獲得。続いて3位で森翔平を獲得した。縛りを考え、4位で逢澤・5位で福永を獲得したが、6位で当初指名予定の左腕が残らず、翁田を獲得。育成では獲られる可能性が高そうな順に清水、金井、秋山を指名した。

【指名一覧】
https://docs.google.com/spreadsheets/d/16O9ISLLV7aRT7GstG-u3YfENFFZtW4OXtPp7n0SkyLI/edit?usp=sharing

 全体を振り返ると、変則投手が即戦力投手になりましたが、補強ポイントを埋めつつ、将来性にも目を向けられて自分的には満足いく指名ができました。10.11楽しみですね。最後までお読みいただきありがとうございました。またよろしくお願いします。

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