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血管腫:初診予約(生後2ヶ月)

里帰り先の主治医によると、早く治療を始めた方がいいとのことで紹介状を書いていただいた国立成育医療研究センターへ電話。

電話ではあらかたの個人情報と紹介状の有無まで伝える。紹介状の宛名が整形外科になっていたがレーザ治療の受診科は正確には皮膚科とのこと。

早くて初診は半月後。いち早く初診を受けたいので最短日で予約。年単位の長期計画であることは目に見えていたちょうど生後2ヶ月の日に当たるよう希望。


まず郵送で先にID等が届き、予約日まで問診をWEBからという形式。基本の症状、経過から家族の持病の有無なども入力した。

さすが大病院だけあってシステムもスマートだが、その分流れ作業で治療が進まないか若干不安になる。ちゃんと治療は進んだとしても、寄り添ってくれるのか。


脱線するが、昨年実の父を末期ガンで亡くしている。

終末期には県内で一番の大病院のICUに入り、その後はやや遠くの総合病院、近所の総合病院と転院を繰り返し、自宅に帰れたと思うと救急車でICUへ入院という生活だった。自分自身は健康優良で大病院に縁がなかったが、病院に関わることが増えた。治療方針の説明は受けるが、担当医がいない時があったり、落ち着かないことにストレスがあった。結局最期は緩和ケア病棟に入り看取った。

そのためか若干の病院にうんざりしていたのかもしれない。こりごりというか。

この半月は暇さえあれば、なんなら授乳しながらスマホ片手に検索していた。里帰り先の小児科の先生に調べるのはほどほどにと言われていたのだが如何せん不安。どの程度治るのか、治療例はないか、この病院でいいのか、それより本当に単純血管腫なのか、本当にこの病院でいいのか、他にいい病院があるんじゃないか。

結局答えなど出ずただただ不安な日々を過ごしたのだった。

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