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マスキュリンVSフェミニン、あなたはどちらが好み?

1935年を舞台にしたフランソワ・オゾン監督のフランス映画
「Mon crime 」を鑑賞。(現在は日本で未公開)

この作品に出てくる主役のパリジェンヌ二人は親友
であるけれど、服の好みが見事に対極で
一人は弁護士のマスキュリンタイプ、
もう一人は若手女優のフェミニンタイプ。

このタイプが二人の顔のつくりや体型ともピッタリ
はまり、1930年代のレトロ衣装も相まって
得も言われぬ魅力に溢れているのです!

そこでこの両タイプを徹底比較して
レトロなヴィンテージアイテム別に
どんな人が似合うのかを検証してみることに。

自分はどっちタイプが気になり似合うのか?
参考にしていただけたら幸いです。




マスキュリン女性が似合うトップス

① ジレ(ニットタイプからボタン付きまで幅広く◎)
② ボタンダウンシャツ(ストライプ柄やダンガリーも◎)
③ Vネックカーディガン(ボタン大き目がなおいい感じ)


フェミニン女性が似合うトップス

①パフスリーブブラウス(全体的に柔らかなイメージ)
②ボウタイブラウス(レトロな柄モノも◎)
③モヘアやアンゴラ入りニット(淡い色調がより似合う)

*ちなみに今人気のラッフル入りデザインや透け感のある
シャツは、意外にもどちらのタイプも似合います。


マスキュリン女性が似合うボトムス

①トラウザーパンツ
②キュロットパンツ
③フルレングス丈のパンツやスカート
*他にワンピースならシャツ型ワンピース、コンビスーツも◎


フェミニン女性が似合うボトムス

①ハイウエスト切り替えワンピース
②ミモレ丈のプリント柄スカート
③セミワイドのクロップド丈パンツ

*ボックスプリーツスカートやラップ型スカートは
どちらもタイプも◎


マスキュリン女性が似合うアウター

①ケープやポンチョ、マント系アウター
②チェスターコート
③ステンカラーコート

フェミニン女性が似合うアウター

①トレンチコート
②ノーカラーコート
③ツイード地ジャケット

*トレンチコートはメンズイメージもありますが
ベルトをキュッと締めて着るならフェミニン女性の方が似合います。
フード付きのコートはどちらのタイプも◎


マスキュリン女性が似合う革靴

①ローファー、モカシン、スリッポン
②乗馬風ブーツ
③ストラップやデルビー革靴

フェミニン女性が似合う革靴

①バレエシューズ
②ラウンドトゥパンプス
③レースアップブーツ

今回はレトロな時代のアイテムを厳選しているので
スニーカーなどの布靴は省きました。
イメージは1930~50年代に出回っている靴です。


もちろん、マスキュリンとフェミニンタイプを適度に
混ぜるのもまた一つのスタイル!
人はそんなにシンプルにカテゴライズされないので
殆どの人が半々だったり、マスキュリンタイプでも
どこかフェミニンさがあったり、その逆もしかりです。

かくいう私もアイテムとしてはマスキュリンタイプに
好みが多いものの、フェミニンアイテムを身に纏う
人の着こなしを見るのも大好きです。

とにかく魅力的なアイテムが多いフランスの
古き良き時代のファッションアイテムは
いくら見ていても飽きないほど!

何十年経ってもそのアイテムが色褪せず定番化していたり、
ヴィンテージデザインがリバイバルしたり、
オマージュデザインされ続けるのも納得です。



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