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【アドバンス】ドラサイ5Cの小話

初めましての方は初めまして、そうでない方はお久しぶりです。ちくわです。
今回は自分が6/20のvault大会で優勝したドラサイ5Cについて書いていきます。
若干テンプレとは外れた、現環境に合わせた構築となっております。回しやすく、勝率も高いので是非ご参考にしてください。



書きやすさの都合から以下常態で書かせてもらいます。


以下本文

まず初めに現環境でのドラサイ5Cの強みを上げるとしたら、赤単やJO等の高速ビートデッキの攻撃を十分に受けられるだけの受け性能を持ち、それでいて受け一辺倒のデッキとは異なり妨害や最終モルトによる攻撃性能もある点と言えよう。
また、全色採用している為、無限に等しい採用候補の中から環境に合わせて構築を自由に変化させられるのも強みと言って差支え無いだろう。

早速リストから

主にガイアッシュ覇道、JO退化、5Cミラーを想定したリストとなっている。もちろん、デッキパワーが高い為その他の対面ともしっかりと戦うことが出来る。
リストの解説をと行きたい所だが、今更天災デドダムやザーディクリカの採用理由等を書く必要も無いはずなので1部カードにのみ触れていく。

滅印連結ヴァルハルザーク

ここ最近評価されだしている火光闇の3文明ディスペクタードラゴン。
相手のクリーチャーが破壊される度に盾を追加する効果を持っている為、JO退化対面では出すことで除去されるか山札が尽きるまで相手の攻撃を受けることが出来る。
また、登場時に相手クリーチャーを1体タップさせられるので、ガイアッシュ覇道対面のラフルルラブやミラーの最終モルトを取りに行くことが出来る。盾を置く効果とパワー増加は強制な為、寝かせてしまうと山を削られうるのでミラー等でLOを狙い合う展開になった際は注意する必要がある。


天命龍装ホーリーエンド/ナウオアネバー

ドラゴンズサインの5、6枚目としての役割が大きい。対抗馬としてドレミ団の光塊GOやサイバーアイチョイスが上げられるが、手札にドラゴンズサインが無くても機能する点と、手打ちも十分に狙える点を評価してこちらを採用した。先述したヴァルハルザークをJO対面で盾から着地させる手段もネバーで十分に担えるのも評価点である。


終末王秘伝オリジナルフィナーレ

主にミラーやガイアッシュ覇道を重く見ての採用となる。似たような役割を持つカードとしてドンドン火噴くなうが主に採用される事が多いが、パワーマイナスによる除去の為相手のザーディクリカをエクストライフごと破壊出来ることや最終モルトの除去耐性を貫通して破壊出来ることを評価して採用した。ミラーではそれら2枚によるリソースの伸ばし合いになりやすいので、1枚でそれらを破壊することによって大幅に有利にゲームを進めることが出来る。
また、ガイアッシュ覇道対面でも捨てる札を問わず相手のガイアッシュカイザーやインフェル星樹を破壊できる点が優秀である。
1枚で2マナ伸ばすことが出来るため、次ターン7コストのカードを使用する際に多色埋めが許される事や、返しにロストソウルを打たれてもデッキトップの7コストをそのまま使用出来ることも非常に優秀である。

しかし良い所のみを列挙したが、当然火噴くと比べて劣っている点もある。トリガーの有無は1枚で大幅に変わる場面が少ない為割愛するが、墓地にカードを送れない点と、4枠取っていた火噴くが抜けることにより火文明が大幅に減ることが特に挙げられる。
前者は火噴くにあったザーディクリカによる使用や最終モルトによる墓地回収とのシナジーが失われると言うのはやや辛いがまだ長所と比較して目を瞑ることが出来る。
しかし後者の赤不足は長所と比較しても目を瞑りきれない要素である。
このデッキの火文明カードはどれもドラゴンズサインやナウオアネバーから踏み倒すが出来る為赤マナの不足が気になりづらく、素出しする頃には1枚は確保出来ているはずなので気になることが少ないように思えるが、フェアリーミラクルの2ブーストの再現性や最終モルトを出した際のドラグハートの選択肢等、早期からマナに赤が無いことによる弊害を被りやすくなっている。
そのためその問題点を解消するために採用したのがこちらのカードである。

新世界王の思想

マナゾーンにアンタップインする多色カードは色基盤として強力で様々なデッキに各パーツが採用されているが、バラモルドとしてリンクさせることが出来ないデッキタイプではどうしてもマナに埋める専用のカードとなってしまい、コンボでは無くカード1枚1枚のパワーで戦う場面が多い5Cでは邪魔になってしまう場面も少なくない。
その為自分も長らく敬遠していたが、不足している赤とデドダムの召喚に必要な水を同時に補うことにより動きやすさが格段に上がり出だしの不安定さを軽減することが出来た。
同じく火水を確保できるキングセルとしては新世界王の創造も候補として挙げられるが、緑マナを確保することにより初動の為に本来確保したい他の緑マナを埋めるということを無くせるのを評価してこちらを採用した。


以上で解説を終えます。不採用カードや採用候補はあまりにも量が膨大な為今回は省略致します。現環境に非常に合った5Cコントロール、是非お試しください。
また、気に入ったら拡散などして頂けると幸いです。


なにか質問等がございましたらTwitterのDMに送ってくだされば可能な限りお答えします。
最後まで読んでくださりありがとうございました。


ちくわ。(@tikuwa0214)

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