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【特殊ルール】げんえいへんげドラフトの遊び方


概要

げんえいへんげドラフトは、特性「げんえいへんげ」を持つ《ゾロアーク(S6a)》をフィーチャーした4-6人用(6人推奨)のキューブドラフトです。
旧裏面から最新弾までの幅広いカードプールで構成され、配布カードを除き、すべてのカードが1枚ずつしか採用されていません。
カードプールに含まれるポケモンは「1進化ポケモン」またはその進化前の「たねポケモン」だけのため、特性「げんえいへんげ」を駆使して様々なポケモンを使い分けて戦いましょう!

キューブドラフトは、あらかじめ用意されたカードの束(キューブ)を使って、擬似的にパックを開封して当たったカードを参加者たちで順繰りに分け合い、その場で構築したデッキで対戦するポケモンカードゲームの特殊な遊び方です。

げんえいへんげ
自分の番に1回使える。自分のトラッシュから1進化ポケモン(「ゾロアーク」をのぞく)を1枚選ぶ。その後、このポケモンと、ついているすべてのカードを、トラッシュし、このポケモンがいた場所に、選んだポケモンを出す。

出典:ポケモンカードゲーム公式ホームページ「トレーナーズウェブサイト」

カードプール (2024.3.22更新)

配布カード (13枚×プレイ人数)

* 4 ゾロアーク(S6a)
* 1 ゾロア(S6a)
* 1 ゾロア(SH)
* 1 ゾロア(SM3+)
* 1 ゾロア(BW4)
* 1 メタモン♢(SM7a)
* 2 ハイパーボール
* 1 TVレポーター
* 1 ボスの指令

ドラフト用カード (420枚)

  • メインポケモン (96枚)

    • ポケモンex(イーエックス)・GXを1枚含む3-2ライン×17種

    • 《イーブイ》から進化するポケモンGXを2枚含む6-4ライン×1種

    • 《ゾロアークGX(SM3+)》×1枚

  • サブポケモン (132枚)

    • 1進化ポケモンを含む1-1ライン×66種

    • 《マルマインex(PCG1)》を除き、ポケモンex・GXは含まれません

  • トレーナーズ (172枚)

    • グッズ (68枚)

    • ポケモンのどうぐ (20枚)

    • サポート (68枚)

    • スタジアム (16枚)

  • 特殊エネルギー (20枚)

基本的なルール

60枚デッキ・サイド6枚による対戦を行います。
その他のルール・カードの内容は、2024年2月時点の最新のルール・カードの記述に従います。

特性「げんえいへんげ」に関するルール・裁定は、ポケモンカードゲーム公式ホームページ「トレーナーズウェブサイト」のQ&Aをご参照ください。

げんえいへんげドラフトの流れ

  1. 各プレイヤーに配布カードを配ります。

  2. ドラフト用カードをよくシャッフルし、等分してプレイ人数分の山札をつくります。

  3. 4/5/6人プレイの場合、各プレイヤーは山札から15/12/10枚引いて手札とします。以降、この手札がなくなるまでの手順をラウンドと呼びます。

  4. 各プレイヤーは手札から好きなカードを1枚選び、採用候補カードとしてそのカードを獲得します。

    • (各ラウンドの最初の1枚のみ) プレイヤー全員がカードを選び終わったら、各プレイヤーは獲得した採用候補カードを一斉にオモテにします。

  5. 各プレイヤーは、残りの手札を左隣のプレイヤーに渡します。右隣のプレイヤーから手札を受け取ったら、同じように手札からカードを1枚選び、採用候補カードとして獲得します。

    • 偶数ラウンドでは、残りの手札を右隣のプレイヤーに渡します。

    • 4/5人プレイの場合、採用候補カードを2/5枚獲得するたびに、残りの手札からカードを1枚選び、ウラのままゲームから除外します。

  6. 手札がなくなったら、1ラウンド終了です。各プレイヤーは手札を引き直して、山札がなくなるまでこの手順を繰り返します。

    • 各プレイヤーは、毎ラウンド10枚・計60枚のカードを採用候補カードとして獲得することになります。

  7. 各プレイヤーは、配布カード・採用候補カード・(任意の枚数の)基本エネルギーカードを組み合わせてデッキを作成します。

    • 配布カード・採用候補カードのうち、すべてをデッキに入れる必要はありません。

    • 対戦を複数回行う場合、対戦ごとにデッキの内容を変更することができます。

  8. プレイヤー全員がデッキを作成したら、スイスドロー形式などで対戦を行います。

特別なルール・ルールの明確化

博士の研究・ボスの指令

一つのデッキに《博士の研究》《プラターヌ博士》《アララギ博士》を入れることができます。
一つのデッキに《ボスの指令》《フラダリ》を入れることができます。

オーキド博士

《オーキド博士》は、サポートとして扱います。

マスターボール

《マスターボール》は、ACE SPECカードの《マスターボール》とは別のカードとして扱います。

ポケモンex

ADVシリーズ・PCGシリーズの ポケモンex(エクストラ) と、SVシリーズの ポケモンex(イーエックス) は、同じポケモンexとして扱います。
ただし、ADVシリーズ・PCGシリーズのポケモンex(エクストラ)は、ルールを持つポケモンとして扱いません。

特性・ポケパワー・ポケボディー・特殊能力

特性は、ポケパワー・ポケボディー・特殊能力とは別の能力として扱います。
ポケパワー・ポケボディーは、特殊能力としても扱います。
特殊能力のうち、プレイヤーの意思で使用を宣言するものはポケパワー、それ以外の自動的に効果がはたらくものはポケボディーとしても扱います。
ねむり・マヒ・こんらんのときに使えない特殊能力は、すべての特殊状態(どく・やけどを含む)のとき、使うことができません。

用語の読み替え

● トレーナーズ → トレーナーのカード (DP)、トレーナー (PCG/ADV/e/neo/旧裏面)
● グッズ → トレーナー (DP)、トレーナー(サポーター、スタジアムをのぞく)(PCG/ADV/e/旧裏面)
● サポート → サポーター (Legend/DP/PCG/ADV/e)
● バトルポケモン → 対戦ポケモン (旧裏面)
● ベンチポケモン → 控えポケモン (neo/無印)
● 相手のバトルポケモン → [相手] (PCG/ADV/e/旧裏面)
● このポケモン → [自分] (PCG/ADV/e/旧裏面)

デザイナーズノート

採用カードについて

ポケモンex(イーエックス) は、このキューブドラフトの環境を支配する高いHPと打点を兼ね備えたルールを持つポケモンです。
スタンダードレギュレーションの一線級では少し活躍することが難しい、クセの強いポケモンを中心に採用しています。

ポケモンGX は、ポケモンexに次いで高いHPを持つルールを持つポケモンです。
通常のワザこそ最新弾のルールを持たないポケモンと比べて見劣りするものの、ゲーム中に1回しか使えない GXワザ は、ポケモンexにも勝る性能を誇ります。

トレーナーズや特殊エネルギーでは、ポケモンexがその恩恵を受けられなかったり、ポケモンexが一方的に不利になるカードを積極的に採用しています。
一方で、ポケモンGXが(ポケモンexと比べて)不利になるカード(例えば、《ツインエネルギー》《回収ネット》など)は基本的に採用していません。


本記事中に掲載しているカード一覧画像は、ポケモンカードゲーム公式ホームページ「トレーナーズウェブサイト」様 または 「ポケモンカード 旧シリーズ検索」様 からカード画像を引用し、Limitless TCG「ImgGen」様により作成しています。

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