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仏教とは違う視点で物事を見ることじゃ


お寺の掲示板って
たまにTwitterで出てくるけれど、

ああ、そういったモノの見方があるのか
と気付かされることが多い。

そもそも仏教は釈迦の教えを
説いていたんだけれど

700年ほどして龍樹という天才が
「唯一認識のみがある」という唯識の思想と
「全てのものは移りゆく」空の思想を広げて
日本に伝わる大乗仏教を作った。


だからお寺の掲示板は
「釈迦はこういいました」ではなくて
「こういう視点をもちなさい」
というものが多い。

この点において、
大乗仏教はいわゆる現代人がいう
頂点に君臨する現人神がいる
怪しい「宗教」というよりも、

こういった考え方はどうですか?
という「いろいろな視点の集積」
つまり「客観的思考」であると
捉えた方が良いと思う。

仏教を学ぶことで、
約2000年分のお坊さんたちの
視点を身につけることができる。

80年前に今の日本はないし、
300年前にアメリカはないし、
500年前に株式会社も資本主義もない。

2000年の視点というのは
それくらいのパラダイムを
飛び越えている。

だからこそ磨かれぬいた視点が
そこにあるはずだ。


だからこそ仏教をぜひ学んでみてほしい。
決して信仰まではしなくて良いから。